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雑記帳/2010-2-4

少しずつ進めていた『FALLOUT3』だが、一段落したので書き綴ってみる。ゲーム内容は、既に色々なところで触れられているので、それ以外の部分を主に。
因みに、タイトルには「死の灰」の意味も有る。

海外のコンピュータRPGは、『Wizardry』や『Ultima』の時代から「テーブルトークRPGをコンピュータで再現する」という事をを念頭に置いて作られたものが多く、これもその一つ。
AppleIIの時代よりマシンスペックも飛躍的に向上し、その範囲で出来る限りの自由度を詰め込み(例えば、多くのクエストは解決方法が幾つも用意されており、経過如何で結末も変わる)、それでいて破綻も少ない。一部の誤訳から来るちぐはぐな問答は有るのだが、これはまた別問題。

一応、メインシナリオは有るが、それを放置して『マッドマックス』や『北斗の拳』を気取って自由気ままに悪人を狩るのも良し、逆に世紀末覇者を目指すも良し、全てを遊び尽くしてもまた良し。プレイヤーの数だけ、遊び方が有ると言っていい。
好奇心旺盛な人や探索好きには大いに勧めるが、真性の面倒臭がりや攻略本に依存する様な人には勧められない。
出来れば、日本のゲーム製作に携わっている全ての人間に触れて貰いたい。「これを真似しろ」という事でなく、このゲームから何等かのヒントや新たな表現を見出してくれれば良い。

日本のRPGも『ファイナルファンタジー13』の様なものがあれだけ売れてしまうというのが歯痒い。しかし、最近発売された『エンド・オブ・エタニティ』が色々と挑戦している様で、まだまだ捨てたものでは無いか。


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