読み聞かせ(読み語り)は、「ミンダナオ子ども図書館」の最も中心になる活動です。
週末に読み聞かせに行きますが、数ヶ月後までつねにスケジュールがいっぱいです
同じ村を訪問して、子どもたちの成長を見届けていくのも楽しみです。
活動のほんの一例を紹介しましょう


山岳民族の地・ルモット フィリピンの最高峰アポ山。広大なジャングルをかかえるこの山の麓には、バゴボ族、マノボ族、ブラノン族などの山岳民族が、昔ながらの精霊信仰を持ちながら暮らしています。
「ミンダナオ子ども図書館」活動拠点、キダパワン市は、その山麓にあります。これは、絵本をリュックにつめて、バゴボ族の村ルモットを訪れた時の記録です。
モスリム難民キャンプ・ピキット キダパワン市から1時間あまり。イスラム教徒の多い町ピキット近郊で、政府軍とMILFの戦闘が起こり、5万にあまりの難民がでました。そのほとんどが農民です。彼らは町に近い道路上で生活をしていますが、医薬品もなく食料も乏しく精神的にも追いつめられています。笑顔を失った子どもたちの心のケアのために、私たちは小さな活動を開始しました。