衣類食器カバン等の物資支援および活用法



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@「ミンダナオ子ども図書館」について

 ミンダナオ子ども図書館は、フィリピンのミンダナオ島の中央に位置するキダパワン市の郊外にあり、フィリピンの最高峰アポ山麓の農地に建てられ正式名称はMindanao Children’s Library Foundation, Inc.と呼ばれる現地法人です。
 主活動は、現地における子ども図書館としての機能の他、先住民族やイスラム教徒難民の子どもたち等、貧困や政治的困窮地域への読み聞かせ活動を行っています。活動の中心はスカラシップを支給している学生達で選択は親のない子や片親の子を優先しており、先住民族、イスラム教徒、移民系クリスチャンが3分の一ずつ入れるようにしています。そのうち家庭環境の困難な子60名ほどが図書館で共同生活をしています。

 ミンダナオ子ども図書館は、読み聞かせと平行して、医療活動も行っています。医療活動は、医療から見放された山岳地帯や難民地域で、病気の子を発見した時点から完治を見届けるまで行っています。ちなみに2005年度に治療した子どもたちの数は105名でした。ミンダナオ子ども図書館の特徴は、これらの活動を行っているのが、貧しい環境から来た高校大学の若者たち自身であることです。

A届いた箱の中身(衣類・食器・カバン等)の活用方法、使い道


 ミンダナオ子ども図書館は、アポ山麓800bの高原に位置しており、先住民族の多くは2000b大地にまで散在して夜は涼しくなります。昨年より大阪の施設『子どもの里』などから、数度にわたり衣料、食器、カバン等を送っていただいて、大変重宝しています。活用方法、使い道は以下の通りです。

 其の一:貧困家庭から来た苦学生のため

 キダパワンは高冷地にあり、夜肌寒く、低地から来た子は長袖の衣服を持たず古着屋でも高価です。日本から届いた衣服はまず彼らに手渡します。写真は、読み聞かせに行ったときに着ているジャケット。家庭には兄弟姉妹もたくさんおりそちらにも支給できれば喜ばれるでしょう。長袖の場合、シャツの上に羽織るフリースやナイロンジャケットは役立ちます。羊毛セーターや極寒地用衣服は肌になじみません。温暖地の基本的な衣服、半袖のシャツやブラウス、ティーシャツの需要は最も高いものです。
 ズボンは、女の子でもトレパンやジーンズが好まれ、スカートやワンピースも可能ですが、イスラム教徒も居ることからミニスカートや過激な衣服、またスーツやネクタイ、ドレスなどフォーマルなものは需要がありません。

其の二:病気の子どもたちや付き添いの親のために

 医療活動等で、ミンダナオ子ども図書館や病院に宿泊せざるを得ない親子のために衣服を与えています。彼らも家庭での手持ちの服は少なく、帰るときにはそのまま持たせています。
 
タオルやバスタオルが貴重ですが、とりわけシーツはこちらでは上掛け寝具として非常に役立ちます。薄手の毛布や厚手のシーツも良いようです。

其の三:貧困地域へ

 最も需要の多い分野です。
 読み聞かせに行っている地域の子どもたちは、親も含めて服らしい服が無く、現地に持って行きますと、あっという間に無くなります。様々な地域に読み聞かせに行っているので需要は無限にあり、どれほど多く送られてきても底をつきます。
 子供服がたくさんあればうれしいのですが・・・大人の服も高校大学の若者たちには貴重です。フィリピン人の体型は小柄で、明るく派手な色彩が好まれるようです。

其の四:緊急支援用

 戦闘のあった場合は、地域の難民支援を優先しています。残念なことに、ミンダナオでは、毎年、小さな戦闘が起こり、また3年に一度ぐらいの割合で、大規模な戦闘が起こります。その結果、数千人から、多いときには10万人規模の難民が、難民キャンプ生活を強制されます。
上の写真は、そのときに、ミンダナオ子ども図書館の若者たちが、力を合わせて、米や衣服の緊急支援をしている様子です。
 またダバオの海に張り出したイスラム教徒のスラム地域が消失した際に、焼け出された子どもへの緊急の衣料支援なども行いました。
難民が出た場合は、米とビニールシートが緊急に必要ですが、ラーメンや缶詰などの保存食も喜ばれます。

 其の五:カバン、食器、靴、学用品、絵本、医薬品その他に関して


 カバンは若者たちの通学用として需要が高いものの一つです。ノートなどを入れることの出来る大きさでしっかりした実用的なものが良く、チャックのついた小型バックなども良い。地元の小学生は小型のリュックサックで登校し、ミンダナオ子ども図書館でも支給していますが、日本製に比べて破損しやすく需要が高いものの一つです。一般のリュックサックも、山岳民族などにはとても喜ばれます。
鍋釜皿などの食器類は、下宿している若者に喜ばれます。また山では空き缶を食器にしている家庭も多く、貧しい人々に非常に喜ばれます。フォークとスプーン(テーブルナイフは使いません)、お弁当を詰めるタッパ、コップ類(プラステックでも良い)、包丁や缶切りおたまなども日本の物はすばらしい!こちらの物はすぐに壊れます。

 靴は高価で、通学用としてありがたいものの一つです。山地では靴が買えないので学校に裸足で行っている子が多いのが現状。ハイヒールなどはだめですが、実用的な革靴、運動靴やワーキングシューズは貴重で、サンダルやゴム草履も喜ばれます。 

 学用品や文具類は、定められたものも多く、また多くの子に同じものを公平に渡すためには、中国から入ってきたものを大量に安く購入した方が良さそうです。

 絵本は、英語、タガログ語のものが必要で、現地で購入するものが主体となります。高価なのが問題ですが、毎年ボロボロになっていくので定期的に購入する必要があり、現物よりも寄付金が役に立ちます。

 おもちゃ類はぬいぐるみなどが喜ばれますが、電池を使うものなどは向きません。

 医薬品は、ビタミン剤と皮膚病やでき物のための抗生軟膏(テラマイシン軟膏など)が非常に役立ちます。メンソレータム、傷用の塗り薬、正露丸などは役に立ちます。風邪薬や鎮痛剤などの一般薬品は、奨学生など図書館内の子どもたちを対象とし、外部の場合は現地のものを使うことにしています。

寄付方法
 問題は現地までの送料を当方で負担できない事です。日本事務局でも発送手続きは出来ないので、寄付していただく方々に、発送および経費の負担をお願いしています。届きましたらフィリピンより、お礼の手作り葉書をお届けしています。
 フィリピンへの発送方法は、小さなものですと郵便小包が、量の多い場合はフォレックスなどフィリピン専門の宅配便が便利なようです。フォレックスの場合は、専門の段ボール箱を携えてお宅まで取りに来てもらえると同時に、小さな物からかなり大きな荷物まで重量に関係なく箱の大きさ単位で比較的安く運んでくれるようです。
 必ず箱に住所氏名をお書きください。荷札だけですと、到着までにすり切れて宛先や氏名が消えてしまい、お礼の手紙が出せないことがあります。



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 郵送も可能ですが
トランステックをお薦めします

フォレックスとトランステックは合併された同会社です。
ただし、トランステックの場合は、一人の名前で二箱が限度です!
しかし、名前を変えて送れば、
一つの名前で二箱づつ、何箱でも送ることが出来るようです!

トランステック(TRANS TECH)
英語で電話に出ますが、日本語で話されれば、
すぐに日本語に切り替えて対応します。
箱の種類と送料
スーパーバリュウ=大 (73×55×62cm) ¥12,500
キューブ=中 (62×55×36cm) ¥11,500
プレミアム (55×37×63cm) ¥10,000
コンパクト=小 (55×35×35cm) ¥8,500
以上が基本料金体系となっております。
通関料などは全て込みの料金です。
佐川急便が箱を届け、詰め終わったら再び来て回収し
船着き場まで運んでくれます。
ただし佐川急便の場合は、一箱50sまでが上限です。
それ以上で発送したい場合は、トランスティクに電話で相談してみてください。
他の回収業者を紹介するそうです。
トランスティク会社情報
会社情報サイト
http://www.e-transtech.com/index.html

物資送付(Balikbayanbox,Japan)サイト
http://balikbayanbox.jp/sp/jp/services/balikbayanbox.html
電話でのお問い合わせ
フリーダイアル:0120-988-890

TEL.03-3522-8108
Fax:03-3522-8113
E-mail:info@e-transtech.com


[TOKYO OFFICE]
〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-3-14 東京文具工業健保会館6F


ただし、トランステックの場合は、一人の名前で二箱が限度です!
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一つの名前で二箱づつ、何箱でも送ることが出来るようです!



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ミンダナオ子ども図書館の現地宛先住所
Mindanao Children's Library Foundation, Inc.
Brgy. Manongol Kidapawan City
North Cotabato 9400
Philippines
Noemi Pacete(Administrative Officer)
cell: 090305964517
 
 連絡、スカラシップや支援方法の問い合わせ、訪問希望
 講演会、公演、家庭集会の希望、支援に関する質問は、こちらへ。
現地日本人スタッフ宮木 梓
:
mclmindanao@gmail.com
(以前のアドレスも有効です)