忘れていたものをふいに部屋の隅で見つけた 遠い時間がまるで何もなかったように 流れる風 陽の光さえも 昔の色に染まっていく 一度は閉じた幕も君の声で引き戻され 夢から醒めた夢のよう 目覚めて君に笑いかけた いつか見てた月の光も 昔の色に染まっていく 君と歩く街角 変わらないしぐささえも まるで天の悪戯