★2001/1/25に少し修正!
………と、前編からだいぶ時間が経って書いておりますが、ベン・ウッダーのネタ(スードリ特攻の回ね)をタイトルに持ってくるのもどうかと思いました。
さて、いよいよ時間となりステージ開始!
昨年と同じく、このステージのために特別に作られたビデオクリップが流れました。内容は………ううーんよく覚えていません(笑)。しかしこれ別な所で流れる事はないのでもう見る機会もないんでしょうなぁ。持っている人は持っているんでしょうけど。
ちなみにこの前フリのビデオ、二日目のカプコンステージの前にこの日の荒木飛呂彦が話している所なんかを抜粋したものが流れたとか。ビデオが終わって、そして………。
「みっなさぁ〜〜〜〜〜ん、こんにちわぁ〜〜〜〜〜!」というどう見ても対象年齢を誤っているアシスタントのおねーさんが登場。全体はいざ知らず、ここステージ会場の平均年齢は20代後半なのではないでしょうか。
本日のサイン会についての説明。昨年度は足がグンバツのお姉さんだったのですが今回は二の腕がプリチーなお姉さんでした(本当に余計な所だけ覚えておりますなぁ)。今回は写真撮影禁止なんですが、割とバリバリみんな写していたような………。
しばらくして。
会場、拍手の渦。昨年と同じくバシっとキマっていましたね。見る者を圧倒するオーラが出ていました。オーラ力(ちから)強し。
サイン会の前にちょっと時間があって、おねーさんと荒木先生がステージ上で話をする事に。それにしても荒木先生は昨年も全く同じ事を書きましたが、年とっていないですね。まぁどんな事を話していたのかって事を以下に簡単に。
(以下の内容は実際の言葉とかなり違います。録音とかもできないんで一ヶ月前の記憶を頼りに………すんません。雰囲気だけ分かって下さい。もち質問の順番もバラバラです)
おねーさん「さて、これは皆さんも気になっていると思いますけど、先生の仕事場というのはどんな感じなんですか?」
荒木先生「いや、まぁ普通にいつも有線とかCDとか流れている所ですけど………」
おねーさん「じゃあいつも音楽に囲まれてお仕事をされているんですね。先生はスタンドの名前とかをいろいろなミュージシャンからとっているとの事なんてすが、先生が一番好きなミュージシャンはズバリ、誰ですか?」
荒木先生「え、一人ですか? 一人ってのはちょっと………そうですね、強いて一人っていうんならゼッペリンですかね?」
おねーさん「皆さん、解りましたか? 皆さん帰りがけにCDとか買っていかれるんでしょうね」
ひょっとしたらレッチリの聞き間違いかも(笑)しれませんが、こんな事を言っていました。
(2001/1/25に追記 → これに関しMAILを頂きまして、やはり荒木先生は「ゼッペリン」と言っていたようです)
もうお解りだと思いますが今回のステージアシスタントの人は一時が万事こんな感じでちょっと人を小馬鹿にした様なトークをかますおねーさんだったのです。いろんな人を敵に回していないかとちょい心配。
おねーさん「荒木先生はファッションにご興味がおありの様で、今日もバシっとキマっていらっしゃいますね。先生はファッション誌とかご覧になったりするんですか?」
荒木先生「ええ、フィガロとか、日本版ヴォーグとか」
おねーさん「それでは先生の好きなデザイナーさんとかいらっしゃいますか?」
荒木先生「………これはキャラクターの名前にもしているんですけど………ジョンガリ・Aっていう………ジョン・ガリアーノとか好きですね」
(2001/1/25に追記 → 不明だった雑誌部分に対してMAILでフォローを頂きました。フィガロでした)
おお、ジョン・ガリアーノだ。確か他のデザイナーの名前も挙げられていたと思ったのですが、失念してしまいました。何故、自分はメモをとらなかったんでしょうね。嗚呼。あと、確か質問内容も違いました。
おねーさん「では、先生が今年一番、嬉しかった事は何ですか?」
荒木先生「フェルメールの絵の紹介文を新聞に書いたことですかね」
おねーさん「じゃあもうお仕事より一生懸命に書いた、という事ですかそれは?」
荒木先生「ええ、もう、フェルメール好きなんで………漫画と同じくらい一生懸命にやりましたね」
そんな、プロフェッショナルに徹している漫画家さんに向かって「本業より〜」ってのはないよねぇ、と思ったのですがまぁステージアシスタントなんてそんなものでしょう。
おねーさん「私も漫画の方、読ませて頂いたんですけど、とてもアートな感じがしますよね。先生もいろんな美術にご興味がおありだと思うのですが、ぜひ、これは見ておいたほうがいい、とかいうのありますか?」
荒木先生「えー、スペインのxxxx美術館(注:よく聞こえなかった)にあるベラスケスの絵はスゴクいいんですよ。あれは見ておいた方がいいですね」
おねーさん「そうですか、皆さんも機会がありましたら是非………」
その他、いくつかネタがあったのですがちょっと忘れてしまいました、ゴメンナサイ。で、内容に関するご指摘などありましたらお待ちしておりますんで遠慮なくおっしゃって下さい。たぶん、ここなんかより(録音もバッチリしてあるような(笑))詳細なレポートページがあると思うんですけど………。
ここでいよいよサイン会へ。サイン会はどうやるのかと思っていたら、ステージの向かって右の方に抽選で選ばれた100人の列ができていて、そこから一人一人ステージに上がってステージ中央の机に向かって、サインをしてもらって、左手から降りる、という感じでした。サインをしているちょっとした間に先生とお話する事もできたりして。
しかしそのステージ下ではサイン会抽選にハズれた人が怨念と羨望のまなざしで見ている訳ですよ。こりゃーちょっとツラいものがありますね。事実、こんな一幕も。
おねーさん「それではサインを終えた人にちょっとコメントの方、聞いてみましょう(ステージを降りていく小学生ぐらいの少年を捕まえる)。ちょっとそこのボク、ボクは何通くらいハガキを出したのかな〜?」
少年「………(ちょっとおびえつつ)いちまい」
おねーさん「一枚! (ステージを指差して)そこのおねーさんなんかね、10通出しても当たらなかったんだって! 自慢していいよ〜!」
ステージの殺意が一瞬にして集まったのは言うまでもありません(笑)。
サイン中は荒木先生は話せないのでちょっとオシャレな担当編集者の方がおねーさんと話して間を埋めていたのですが、まぁこれは皆さんが今まで聞いたこととか、当たり障りの無い部分をお話していました。実は荒木先生が話している時間よりずっと長かったりして。今後の展開についても特にリップサービスとかはなかった………と思います。予想師の皆さんは安心されたし。
それにしてもサイン会の当たった人達の中には小学生も多かったですね。皆さん、応募の際には年齢を誤魔化して送ったりしたそうですけど、あながち間違っていなかったのかも。
ぼんやりした小学生とかがステージに上がるたびにもう誰とは言いませんけど某氏が「見て下さいよ、ぜんぜん嬉しそうじゃないじゃないですか!」とか、「あんなのに………あんなのに当たるなんて………」とか「あれ絶対ジョジョファンじゃないですよ!」とか怒り狂っていました(笑)。トドメとしておねーさんがある人に「今日は何を見にきたんですか」と質問したら「デジモン」と返事が返ってきたりして………(デジモンのついでにサイン会か!)。あわわわ。
こんな感じでサイン会が終了して、最後におねーさんの手に残された一枚のサイン色紙………もちろん、荒木先生のサイン入り。これをジャンケン大会をして奪い合うという事が判明!
いや、さすがJJNの濃いメンバーというべかきか、立ち上がる時からもうヤル気が違う(笑)。さっきとは別な殺気を発している某氏とか。この場でサイン色紙争奪バトル・ロワイアルが開催されても何名か残るのではという雰囲気。このままジャンケンをしたらビルの上まで飛び上がりそうだ!
荒木先生 対 会場の全員で第一回のジャンケン!
勝った!
さぁーて、次が問題だ。別な手にするか? だとしたら確率は………。
………ざわ………ざわ………。
い、いや、荒木先生だぞ?
こちらをバランス型として手を考えてくるに決まっている! 同じ手だ!
………よし、次も勝った! ガラスのシャワーだ!
………てな感じでですね、私はトーナメント的に言うと準決勝ぐらいまで勝ってステージの前まで行ったのですよ。
いやー最後のあのジャンケン、緊張しました。
あっ、負けた………と思ったら何と参加者全員負けで仕切り直し。
ここでちょっと迷いが生じてしまったんですよね。ツキに見放されて、結局負け。トラックに飛び込んでもサイン色紙はもらえそうにありません。
勝っていたらいいネタになったんですけどね。
こうして、サイン会は終了しましたが、次のステージで荒木先生が再び登場とのこと。
予定表を見ると………次はカプコンのステージ?! と、いうことは………。
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