タイトルをテキトーに入れているのですが二番目から三池崇史監督作品ネタになっているのにお気づきでしょうか? 今回は試遊台で遊んでいたらQTQさんから電話がかかってきたのでこんなタイトルにしてみました。
とまあ、ここまでどうでもいいネタで引っ張っていると殺されかねないので、とっととカプコンブースの詳細をば。
もう説明の必要もないと思いますがジョジョ第五部ゲー『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風』(以下オウカゼ)は3Dアクションゲームであります。写真を見て恐らく皆さんが思った事第一位は
「これってどう動くんだ?」
でしょうね。周知の通りカプコンはいろいろと3Dアクションゲームを出しております。ゲームキューブの流れを変えるんじゃないかという「バイオ」シリーズ。コード・ベロニカは荒木先生も絶賛でした。最近ではPS2初の100万本ソフト『鬼武者』、ハデめアクションゲー『デビル・メイ・クライ』も出しております。鬼武者シリーズも『幻魔 鬼武者』としてX-Boxに参戦するニュースが流れたのは記憶に新しいところです。
あの辺の陰影がちゃんとしたゲーム画面なら容易に想像できるんですが、ジャンプ誌上で見るオウカゼの画面は白い! たとえるならッ!ストリートファイターII XからZEROシリーズへ移行した時の「え? こんなヴァンパイアハンターみたいなアニメ絵になっちゃったの?」という感じに近いものがあります。
ところが技術というものは不思議なもので、陰影(グーローシェーディングって言うんでしたっけ?)がなくってもあんまし気にならないものですね。ひとしきり眺めた後、試遊台でプレイ。
私、現在PSの類は持っておりませんのでボタンのどれがどれかっていうのは忘れてしまいましたが、「攻撃」「特殊行動」「回避」「必殺技」が4つのボタンに当てはめられておりまして、左右のトリガーで「スタンドモード」「スタンドシュート」となっていたと思います。
今回の体験版はジョルノ・ジョバーナがブチャラティと路面電車で出会うあのシーンからスタートとなっております。
最初の感想。おおおーぎこちないけどブチャラティ、歩いているよ! 動きはたぶん皆様のご想像通りです。ジョルノの服についているテントウムシがガンダムの盾に見えるのがちょっと気になるのですが、そんな事より声が∀ガンダムのロラン・セアックなので可笑しいのなんのって! 吹っ飛ばされる時のうめき声なんてまるっきり同じ。お手元に∀ガンダムのDVDがある方は今のうちにマッド映像製作の為の素材集めをしておく事をオススメします。暗殺グループに会う時に「ぼくはムーンレイスなんですよぉ!」なんて声をかぶせたら爆笑モノではないでしょうか。以上、∀観ていない人にはスマヌ話でした。
「涙目のルカを見なかったか?」。ジョルノの手を掴み、尋ねるブチャラティ。ジョルノが知らないと言って握った手を開くとそこにはルカの目玉が!
これまたご想像通りドーーーンと画面に字が出て目玉、アップに。ちょっと目玉がカクカクしていますがちゃんとポリゴンですよ! ………必要ないですか?
そんなシーンの後いよいよ格闘モード?に。ブローノ・ブチャラティ / スティッキィ・フィンガーズとの戦いになります。ジャンプ2002年1号でもちょっと出ていたスタンドシュートは右トリガーの溜め撃ちで出せます(別に溜めなくてもいいらしいんですが)。溜めて放すとゴールド・エクスペリエンスが前にすーっと動いて無駄無駄無駄ッ!と殴りまくるのですが私のやり方が悪かったのか、相手の能力が解るとかそういうアクションはありませんでした。
「攻撃」ボタンで本体がビンタみたいな攻撃をします。「回避」は床をごろごろと転がります。この他がちょっとうろ覚えで申し訳ありませんが「新しい生命よ!」とか言って地面を殴って木を生やす特殊攻撃と、相手にツタ?をからませて身動きを取れなくする攻撃なんかがありました。一方、ブチャラティもこの頃はまだゾンビではないので反撃してきます。床にジッパーを這わせて相手をピヨリ状態に → ブチャが近づいてパンチ、なんて攻撃もありました。
左トリガーで「スタンドモード切り替え」なのですが、これがよく解りませんでした。一回押すごとに「傍らにスタンドが出てスタンド攻撃ができるモード」(三部ゲーのスタンドオンの状態) → 「スタンドが本体から離れて自由に動かせるモード」(三部ゲーの遠隔操作モード)みたいになっていた………ような?
相手の足元から木を生やすと、木で相手を高いところへ持ち上げられる(その後、落とす)ので、組み合わせによっては 木 → 落ちてきた所にアッパー → 無駄無駄!なコンボとかもできる様です。
技の細かいところとかは、ゲーム方面に詳しくレポートしたページがどっかにあると思いますのでそちらをご覧頂くとして、操作性もそんなに悪くはないんじゃないでしょうか。アナログレバーで移動でたまに相手とかみ合わなかったりするぐらいで。
ジョルノはいきなり床を転がったりビンタみたいな攻撃をしないやい!という向きもあるでしょうけど、ゲームとしての爽快感は残してもらいたいので難しい所です。
すみません、タイトルの三池崇史監督作品ネタは早くも品切です。という事でネタバレ大暴走な体験版の続き。ちっとタルくなってきましたがこんな事を書いているバカも少数なので見逃してやって欲しい。
狭い電車内である程度、戦うとブチャラティの「感覚が暴走する」シーンへ。ゆっくりゆっくりゴールド・Eに殴られるブチャラティを画面は"真正面から"刻々と映し続け、ちゃんと歯もふっとばします。その後、ブチャラティは原作通り電車からジッパーを使って外に出る訳ですが、この辺でジョルノのモノローグがやたらと長いために追うまでの時間的な「間」が開いてしまうんですね。
つまり、原作に忠実にやろうとするとジョジョは一つ一つの台詞がムチャクチャ長いので、行動との調整が難しい。アニメにせよゲームにせよストップ・モーションでモノローグを被せる以外に方法はないでしょう。
後は美しい町並みでブチャラティとのおっかけっこ。ブチャラティは当然ジッパーで壁に穴を空けて逃げまくります。凝り性職業人集団カプコンの作ったゲームだけあってやっぱし通行人を殴れるしごみ箱なども破壊できます。ちなみにスタンドで壊すと蛇が産まれるらしい。
ジャリっぽくそのへんのものを壊したりしていればいいものを、早々にジョジョ立ちポーズでたたずむブチャラティを発見した私はブチャラティをボコボコに殴り………体験版終了。うーん、来春には各地のソフトショップ店頭でプレイできる事を希望したい。
続くエピソード3ではステージのVTRがどんなもんだったかを簡単に。そうそう、試遊台で遊んでいたらオウカゼのポストカードをGET。これが後に配られたポストカードと別物なのが謎であります。オウカゼのポストカードは結局、全部で何種類あったのでしょうか?
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