write 1997/12/12
ジャンプ第02・03号 ジョジョ第532話「飛行機で行こう!」
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「週感ジョジョンプ」第62号!


 本年度のJJN(ジョジョネット)歳末世論調査によると、「ファンに一番人気のファミレス」は三年連続でジョナサンが栄光を勝ち取ったようです(むろんウソ)。さて、そのジョナサンに「シーザーサラダ」というものがある事をご存知でしょうか。ジョナサン特有のメニューという訳ではなく、いっぱしのレストランへ行けばいつでも食べられる代物。しかし洒落のきいたその名前がGIOGIOファンを惹きつけます。

 このネーミングがずっと気になっていたのですが、なんとイタリアとは全く関係の無い事を先日知りました。禁酒法時代のメキシコで、ありあわせの野菜にありあわせのスパイスとドレッシングを混ぜて作った怪我の功名的サラダだ、との事。そのサラダが産み出されたレストランバーの経営者の名前がシーザーだとのこと。残念ながら、女たらしだったかどうかは不明です………。

 それでは、暮もいよいよ押し迫ってまいりましたがジャンプ第02・03号 ジョジョ第532話「飛行機で行こう!」、いってみましょう。

●おめーだけだ!

 今号、いつもながら静かなたたずまいの中でも暴力を宿すブチャラティの登場ぶりにも笑わせてもらいましたが、「おめーだけだ」というアバッキオの突っ込みが可笑しいです(ナランチャが仲間の事を「あんたら」と言っている事にも注目)。

 今回、誰も予想していなかったと思うけど何といきなり飛行機を泥棒して「ムーディー・ブルース」で飛ばそうという試み。アバッキオの身に何かが起こる(死ぬかどうかはともかく)のは確定されたようなものなのです。

 今回の元ネタは………という事が気になるのですが、何と言ってもギアッチョ戦で見せたカーチェイスに続きジェット機死の攻防というのはアクション、スリラーものではつきもの。おまけに今年は宇宙侵略ものを引きずるような形でエア・サスペンスの映画がいろいろと作られたものでもう何が何だか。ま、もちろんそんなことを気にしなくとも一行がこれで………列車の時とは比較にならないほどの………酷い目に会う事も確実。ブチャラティが言う所の高度一万メートル・時速800キロ(おいおい、外に出たら気温は何度だ?)の恐怖を味わえそうです。

 今回はまたまた血の出ないブチャラティの傷の話が出ていましたし、今回でなにかに絡んでくる事のようです。それともあれがボスの弱点と関係あるのか?

●何だコイツは!

 ジョジョ第5部にもいろいろと変なキャラクターが出てきましたが、不気味さという意味で言えば間違いなくランキング入りノミネートされそうなヤツの登場。この奇妙さはメローネ登場のシーン、グレイトフルデッド・スタンド能力発覚のシーンに匹敵するのでは? 何と言っても天野吉孝がやけに細い線で書いてしまったかのような奴、名前も出てこなければスタンド名も不明。ただスタンドは出し、真っ直ぐ突っ込んできてミスタに撃たれるだけの奴。

 「このままではすまない」訳ですが、次が一体どうなるか、予想のしがいのある奴です。まず、死んだのか? スタンドは動けるのか? なぜわざと撃たせたのか? 息をしなくてもいいのか?(だとしたら機内では脅威ですわな) とにかく、次に奴が何をやるのか、これが一番のとっかかりと言えましょう。

 私が予想するところによると、こいつはスタンド寄生系のスタンド遣いではないか?と思う訳です。まず、はっきりとした人間型ながらスタンドを出した事。必ずエアロ・スミスなりセックス・ピストルズなりが遠距離から攻撃を仕掛ける事が解っていた事。これらを考えると、相手のスタンドに取り付くヤツなのでは? 当然、ジョルノのゴールド・エクスペリエンスの生物サーチ能力やエアロスミスのレーダーにも引っ掛かりません。

 もう一つ予想されるのは、奴はリゾットで、仲間になりに来たんではないのか?という事。顔つきがどっからどう見ても敵役の面構えの系譜ですが、自分の力をギャングに全員に知らしめる為には、実力行使あるのみ、と。問題のスタンド能力ですがずばり「気圧」を操れる奴じゃないでしょうか。飛行機の舞台にしては出来すぎのやつなんですが、そこはまぁ大目に見ましょう。それでは、皆さんの予想もお待ちしています。締め切りは土曜日です(ゲーメスト大賞の為)。


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