write 1997/08/13
ジャンプ第37・38号 ジョジョ517話『★運命の車輪!』
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「週感ジョジョンプ」第42号!


 会社が夏期特別休暇、いわゆる盆休みに入りました。私はこれを書いたらすぐ、実家の名古屋に帰省する予定です。実は帰省って初めてなので、電車の混み具合とか知らないんすよ。

 しかーし、ジャンプも一週お休みですし(ゲーメストもね)、この時期に予想をばっちり投稿していただければなぁなんて思っております。現在、「ボス予想」に加えて「生きのびるやつら」と題して第5部で生き残るのは誰か、という予想もやっておりますので増刊「週感ジョジョンプEX」もよろしく。

 急展開と思いきや、今号は誰もが忘れていたあれだーッ、ジャンプ第37・38号 ジョジョ517話『★運命の車輪!』です。

●ブローノ・ブチャラティを知ってるかい?

 うむ、ルパンにこんなタイトルの回があったな。残っていたブチャラティ課長の過去が今明らかに! 何という事か、子供時代からあの髪型だったとは。そしてやはりというべきか、身内の不幸。

『運命とは 自分で切り開くものである』とある人はいう………
しかしながら!
自分の意志で正しい道を選択する余地などない『ぬきさしならない状況』というのも人生の過程では存在するッ!

 ある意味「懺悔室」(ジャンプ愛読者杯読みきり作品)に続く台詞なんですが、ほぼ全員がそうといえばそうかも知れず。結局、ブチャラティは『麻薬』を憎むに至った………という訳ですが、その後、ブチャラティの母親は報復を受けたのでしょうか? 気になります。

●ボス登場! しかし………

 今号の次回予告によると、『ボス』と『幹部』の息詰まる攻防が!とあるので、あの男はきっと「ボス」なのでしょう。じゃあリゾットは一体どーしたんだとか考えてしまいますが、塔の上にいるのが「リゾット」?

 さて次回、ブチャラティ課長は一体? 1.下へ降りる 2.塔の上で「誰かと」会ってしまう 3.船で待つジョルノ達一行にボスの魔の手が! などなどでございます。ボスはブチャラティと同じ能力を持つのであんな芸当ができるんじゃないかという噂もありますが………。

●祝『気分はJOJO!』スタート

 なんで『GIOGIO』じゃないんだ、という声も聞こえてきそうですが、とりあえずジャンプ史上初の?ジョジョ企画コーナーが今号から登場! その名も『気分はJOJO!』。PAGEの名前に同じ名前考えていた人、残念でした。

 記念すべき第一回は………性格判断フローチャート。って、もっとマシな企画はなかったのかよ、などといいつつやってしまうジョジョファンが跡を絶たないことだろう。週感ジョジョンプ編集部でもやってみましたが結果は全員「ナランチャ!」 な、なぜー。何度やってもフーゴやアバッキオにはならない。ガックシ。

 しかしながらこれ、ジョジョ第五部の名場面についたキャプションが楽しい(元のシーンを知っていればというファンの楽しさか)。「老後予想図」ってのもいいけど、やっぱりペッシがのっているところの「人をビックリさせるのって楽しいなぁ!」というやつは傑作でした。次回から「質問・疑問」を募集しているっていうから、「ジョジョの奇妙な謎」がジャンプ誌上で解き明かされる、なんてことも期待できる。個人的には「こち亀」に追いつけ! 追い越せ!とあるんだから、ジョジョHOMEPAGE大集合!などという企画をやって欲しい。

●緊急特集:ジョジョは打ち切られるのか?

 それにしても、最近思うのがジョジョは第五部で最後だろうな………ってこと。最近、順位はどんどん落ちつつあるし。KTRさんもoff会で言っていたけどヴィヴィアンより後ろにあるってのは納得いかないよね。

 でも、キャプテン翼も古くからの読者を裏切らない形でいちおう、ちゃんとした終わり方をしていたし、ジョジョが突然の打ちきりという事はないと思う。しかし、今回の企画PAGEは恐らく人気向上のための救済措置で、これで上昇カーブが見られなかったら十週後打ち切りは確実だと思う。

 カーブ上昇の可能性はあるのか? これは言っちゃ悪いがノーだと思う。ファンにはたいへん嬉しくて東担当編集者殿にはたとえファンならずともお礼を言いたい所だ。しかし、焼け石に水といえば水だ。記憶に新しい根拠としてはジャンプ鳥嶋和彦編集長が朝日新聞で「マガジン」に人気を抜かれたと大きく報道されたときに、こうコメントしているのがある。

「作品が面白くないということ。今は長く連載してきた作品が終わり、新しいものが始まる端境期にあたっている。今年はじめた連載九本のうち六本は新人のもので芽は出てきた。育っていくかどうかはこれからの問題」

 「新しいものが始まる」のである。では、ジョジョも一気にリニューアルを図るのか? そんな事はまず考えられない。画風はたびたび変っても、ストーリー展開などは原作者がついたりしない限り、現状と大きく異ならないと思う。

 以上、手短に独断をぶち上げてしまったが、荒木氏は今後、青年誌などで活躍するんではなかろうか、と思う。その時掲載される作品はおそらく………『ジョジョの奇妙な冒険』ではないだろう。


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