「週感ジョジョンプ」第26号！

　今日は。CON$です。またまたジョジョ以外の漫画の話ですみませんが、『仏ゾーン』にとうとうスタンド使いが登場してしまいましたねぇ。しかもどこかで見覚えが………というのはまぁ冗談として、キャラの組み立て方がディ・モールトうまい。こんないい出来のキャラは「うしおととら」のキリオ以来。

　まぁジョジョとはどれも絵柄の全然違う漫画ではありますが、抜群にジョジョの絵が上手いかというとそうでもない………というのはずっとまえから思っていたんですけど、人物のデッサンを崩して迫力とかその他の効果を優先させている（と思う）ので、絵的にもジョジョはとっても奇妙です。つまり、絵が「上手」という訳では無いと思っています。それでもジョジョに沢山の魅力があるのは御存知の通りだと思います。「仏ゾーン」を読んで「手とかちゃんと書け」という人があまりいないのと同様でしょう（私は最初ちょっと思っていたんですけど、最近味がわかったというか、まぁ大人になったというか）。さてさてジャンプ第24号　ジョジョ506話『★シンプルで行こう！』であります。

　ふっと気がつくとGIOGIO、後ろから三番目！　これはまずい。ジョジョンプ始まって以来のピンチか？　最近、心なしか後ろに来ているようで。後ろから四番目だとそんなに後ろとは思わないんだけど。

　ものの話によると順位は5週前の結果だそうで。5週前というと、メローネが登場したあたりか。うーむ、あの描写がやっぱりまずかったんだろうか？　とりあえずこのままだと、ディ・モールトまずいので皆様、ジャンプ綴じ込みのアンケートでベリッシモ一票、よろしくお願いいたします。

　何とまだまだ続くかと言われていた対メローネ戦ですが、いきなり終わり。驚きましたねぇ。GIOGIO生死のピンチがあったのでひょっとして早く終わるんではと思ったのですが、スピーディーでちょっと意外というか。やはり列車編の反響が影響したんでしょうか？　真実は全て闇の中ですが、ジョジョでどのくらいの長さの話が適当かというのはかなり難しいもんでしょう。コミックスの都合もあり、緊迫感の都合もあり、ピンチと見せ場もあり………そんな中で、今回のメローネ戦はどうだったでしょうか。皆様、予告のメールを送るついでに長さについての感想などお聞かせ下さいまし。

　今回の見せ場はやはりここか。体内にバイクをぶち込んで爆発させるなどというのはジョジョならではの醍醐味。第三部のレッド・ホット・チリペッパー 対 億康も荒野の中のバイクを軸にした戦いだったのですが、今回は爆発です。しかもお約束どおり体積全く無視。

　ここで、気になるのが

「ジョルノは自分のスタンドの新しい使い方を発見したのか、新しい能力が発生したのか」

　ということ。目にみえてスタンドの形状が変わった、等の表現があれば良いのですが、今回はそれも無し。「G・エクスペリエンスをお前の頭部にぶち込む」とジョルノが言っているので自分のスタンドを切り離し物体に生命を与えるという能力が出てきたと見る方が妥当なようではあります。

　それにしてもクソの伏線は生きてくるわ、登場方法から見せつけてくれるキャラだわ、いろいろと話題を呼んだベィビィフェイス編でした。やっつける方法まで当てた人はさすがにおらず、今回もほぼハズレという結果になってしまいました。「教育」なんてアイデアは個人的には面白かったと思うんですけど………。

　ジョルノの機転で振り切ったはずの追跡も遠隔スタンドには勝てず？　次回、「ギァッチョ」と「リゾット」という奴が出てくるらしい。単独で向かうのか、二人で一組なのか、どんな能力の奴なのか、是非とも予想して欲しい。リゾットってよく食べますけどねぇ。ではまた週末まで………arrivederci（アッリヴェデルチ）！

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