write 1999/01/30
ジャンプ第09号583話『「矢」を持つ資格!』
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「週感ジョジョンプ」第164号!


 こんばんわ。皆様、本当にご心配をおかけいたしました。心配って事でもないでしょうけど。さて、ちょっと変わった事といえば………仕事は相変わらずです。ただちょっぴりショックな事と言えば、ドラクエモンスターズのデータが吹っ飛んだ事でしょうか。パソコンと一日格闘しているとよくある事のように思えますが、これには参りましたよ。他の手段でバックアップが取れるのならいいのですが、それは「別な手段」が必要な訳でしょう。スタートしたら、いきなり「さいしょからはじめる」の画面しか出てこない。まさに天災。天災っていうのは事故のようなものですから、プログラミング上の事故は人災と言うべきでしょうか?(それともマニュアルを読み忘れたか?)

 人災と言えば、今日、たまたま友人ともんじゃ焼きを食べる事になったんですよ。なんせ名古屋人ですからね。もんじゃ焼きなんてよく解っていない。手順の最後、テーブル脇にある説明書?にはこう書いてある。「最後に汁をドーナツ状に並べた具の中央に、二回に分けて注ぎます」。私は学校はなんとか卒業しましたが、とにかくこういう読解力に欠ける。胸に手を当てて考えました。「CON$よ、これはもんじゃ焼きの作法だ。キャベツの隙間に汁が入り込む、という事を言いたいのだ」………私は考えました。そして二回注ぐ。カンのいい方ならおわかりでしょうが、汁は土手の外の無限大に延々と流れる羽目に。「汁が少々蒸発してから二回目を注ぐ」という事だと思うのですが。これは読解力のなせる業、しかるに人災であると人は言う。そうですかね?

●不安なし?

気にするなジョルノ………

そうなるべきだったところに………

戻るだけなんだ………

元に戻るだけ………

ただ元に………

 こんな曜日なので紹介って事もないのですが、ブチャラティが本格的に召されてしまいました。
 よく考えると、「死んでいるはずなのに死んでいなかった」という所から溯って、麻薬をブッつぶすというもののポルポのような小物の下で様子を伺っていた時など、「本来の自分ではないような運命を強いられる」というのがブチャラティでした。もっと言うと、父親が死んだときから「ぬきさしならない」状況であった訳だし。

 それに対し、思うままであった自分の運命に対して今やあるはずの無い状況になってきたボス、ディアボロ。「あの『矢』がこの手の中にないッ! よくもッ! こんなッ!」なんて、あんた、だだっ子じゃないんですから。
 もう、「ウィンウィン」の時のカーズではなく、ヴァニラ・アイスに近くなってきたような感じがあります。

 そして、ついに「矢」が使われてしまいました。それも意外や意外、正統派としてブっ刺す方法。その後のディアボロの「帝王」としてのこだわりと苦悩。ここでも娘に逆ギレとか(もうやめなさいって)と支持率を下げる事を………「ボス応援のPAGE」なんてあったら今週はひどいと思いますぜ。ジョルノの胸ぶち抜きの後もトリッシュに感謝、「しつこいが本当に逃げなくてよかったよ………」などこの辺はもうボスの芸風なのか?と思えるまでに昇華しつつあります。

 そして、ぎりぎりで間に合ったと言うべきか、ジョルノのスタンド変化。伝言板でもちょっと書きましたが、どんな名前になるんでしょうか。もう一度レクイエムが復活する訳じゃあるまいし………。楽しみ楽しみ。

●すみませんです。

 最後になりましたが、先週掲載できなかったt-hさんの投稿をここに掲載させて頂きます。二週間も遅れて申し訳ありません。ローマ字からのおこしが手間取ってしまいましたが、今回難関だったのは「すっトロい」でした(笑)。まぁこれもすぐ解りましたけどね。

投稿者:t-hさん

 ついにブチャラティまでもが天に召されてしまいました。
 後に残されたのは消去法で主人公の座を奪還したジョルノと、ようやくここにきてヒロインとしての気丈さを見せはじめたトリッシュ、そして弾切れトリッシュ。ポルナレフももう生きてはいまい………合掌。よく考えたら「矢」をとりもどすためにはあまりに大きすぎる犠牲………。で、ポイントです。

  1. ジョルノの手には「矢」。ゴールド・エクスペリエンスはこのままではキング・クリムゾンには力不足(不意打ちとはいえキング・クリムゾンはゴールド・エクスペリエンスの腕を切断するパワーを持つ)。
  2. トリッシュのスパイスガールも非力。トリッシュ本体は健在。
  3. ミスタの肉体は負傷しており、なおかつ銃は弾切れ。
  4. キング・クリムゾンはディアボロの肉体にもどった様子は描かれていない。

 という訳で、こういう展開を予想(希望?)します。
 1PAGE目はミスタの傷を治療するジョルノ(擬音:ズキューーーーン!)。「矢」を持った手のアップ。

ミスタ「かなりヤバかったがよぉォォォーーー………これで全て片付くってわけだ………」
ジョルノ「………………」

 2ページ目ではトリッシュが頭に手を当てながら立ち上がる。
 で、アオリ。「もう渡さない! 魂(「ブチャラティ」とルビがふってある)と引き換えにつかんだこの「矢」!」
 背景にはローマの一般人の肉体に魂が戻っていく様子が描かれている。

ジョルノ:「ミスタ、トリッシュ………ボスの肉体から目を離してはいけない………固まるんだ! 奴に攻撃のタイミングを与えてはならない!」
トリッシュ:「ジョルノ、どうしてその「矢」で自分のスタンドを貫かないの? もう二度と「矢」が奪われないためにも!」
ミスタ:「そうだぜ、ジョルノ………おまえのゴールド・エクスペリエンスを早く貫くんだ!」
ジョルノ:「正直言って確信がない………。この「矢」で僕のゴールド・エクスペリエンスを貫くと今度は何が起こるのか! またボスに隠れるチャンスを与えてしまっては無意味だ!」
ミスタ:「ここまで来てめんどくさい事言ってんじゃねェーーーッ!」

 ディアボロの肉体をうかがうトリッシュ。

ピストルズ No.1:「ヤツはまだ目が覚めていない! やるのは今だ!」
ピストルズ No.5:「躊躇している場合じゃねーぜッ!」
ジョルノ:「『矢』はここにある。焦る必要はない。ゆっくりと慎重に近づくんだ………奴の射程は短いが、気を抜いてはいけない」

 ディアボロの肉体のアップ。その顔からは生気が感じられない。

ミスタ:「なにすットロい事やってんだテメェーーー! さっさと………」
ジョルノ:「ミスタ! 静かに!」

 地面に触れるジョルノ。ゴゴゴゴゴゴゴ………。

ジョルノ:「ばかなッ! あの肉体からは生命エネルギーは感じられない! トリッシュ、奴の気配を感じるか?」 トリッシュ:「こ、これは一体? 感じるわ………でもこの感じは?」

 画面は変わってキング・クリムゾンのアップ。背景は闇。

キング・クリムゾン:「『矢』はヤツの手に………。だがまだ何も起こっていない………。貴様にはその『矢』のパワー、断じて渡せん!」

 ………つー台詞で終わり。以下、To be continued。
 隠れるのが得意なディアボロだからまたこそこそ隠れていると思うのですが。マンホールの下の水道管の中のネズミか何かに憑依していて、地中から奇襲をかけるというのは如何でしょう? いまさら「マンホール」と言っているのは私くらいでしょうね。
 本当は「ジョルノが呆気に取られている間にミスタ死亡」とかジョルノに「ブチャラティがみんなによろしくと………」と言わせる予想も考えたのですが、どうにもまとまらずにこういう形になってしまいました。


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