「週感ジョジョンプ」第146号！

　こんばんわ。おいおいおい！って言われるかもしれませんが、時間を作ってまたまた映画、観てきました。………「ニルヴァーナ」。やっぱり観たくなってしまったんですよ。1996年イタリア・フランス合作映画、113分。つまり「ベリッシモ！」なんて台詞も出てくるって訳。
　監督はガブリエレ・サルヴァトレス、イタリア人ですね。「ニルヴァーナ」というゲームの主人公がウイルスによって自我を持ちはじめ、キャラクターの切実な願いをかなえるためにゲーム・デザイナーのジミーは孤独な旅に出る。それはまた、自分の前から突然消えてしまった恋人を探し、自らの欠損を求め、そしてゲームの「消失」を求める旅でもあった………という話なんですが、字で読むと筒井康隆の小説のプロットみたいだな。雰囲気的には「サブウェイ」を思い出してしまったのは私だけ？　前半は？？？な展開ですが(これはまぁ、実は主人公はけだるい人間なのだ、という事を思い出さないで観なかったからだと思う)、後半の探求と言うか、「ニルヴァーナ」というネーミングがナイス！と言わざるをえません。
　で、ナイマっていう名前の女性凄腕ハッカーがでてくるんですが、ちょっとばかしトリッシュに似ています。ちょっとネタバレになってしまうんですが、主人公の亡くなった恋人の記憶をチップとして、脳の電極に埋め込むシーンがあるんですね。当然、ナイマには主人公ジミーへの思い出がふつふつと蘇ってきて、想いがあふれる。ここのシーンの残酷さがいいのでここだけでも観て欲しいです。虚無感を感じます。ナイマ役はステファニア・ロッカ(し、知らない！)。濃い眉毛がいい感じです。さて、結構大変な事になっているジョジョ第574話『★あってはならないこと！』、いってみましょう。

　やるとは思っていたとはねぇ、本当にやるとは………。ブチャラティ、さすがというべきか。自分の体にボス、ディアボロが入っていると思ったブチャラティは、トリッシュ(ミスタ)に自分への射殺命令を………。「ブチャラティ………そういうことですよね？」と言ったナランチャ(ジョルノ)の質問に答えないブチャラティ。

　そして、まさかのキング・クリムゾンの攻撃。起き上がって全てを把握したのがブチャラティなら、ヤツもやってきた。しかしこの状況で一番最悪の状況と言えば………。レーダーを持っているヤツですな、やはり。アヴドゥルが一番の要注意人物と言われていたように………。

　多くの予想にあった通り、ジョルノ(ナランチャ)、死亡の危機。あの台詞はやはりヤバ過ぎた。アバッキオの死以来、どことなく影のあったナランチャ、しかも体は借り物なんだって。

　今回は何の説明もいらない回なんですが、やはりボスはどこに？という所が焦点になるんでしょうねぇ。それにしてもJJNリアルタイム掲示板でろぺさんがおっしゃっていましたが、この構図、スピード感、第五部はシリーズ最高傑作かも………。全話投票したら今回はかなりランキング的には高いぞ(アバッキオ死亡の回がやっぱりすごかったが)。これに続くのがプロシュート兄貴、ミスタを射殺？の回かな。これからますます見逃せませんねぇ。という訳で、予想の結果を書く時間が無くて残念だけど、そのうちに。まずは予想スタート！

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