write 1998/09/01
ジャンプ第40号第564話『★勝者となれ!』
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「週感ジョジョンプ」第126号!


 こんばんわ。学生の皆様は新学期ですなぁ。夏はおしまい。
 私の休暇も終わり、地獄の釜に舞い戻る事となりました。どういう訳か、休み明けはスムーズに何もかも進行するはず………だったのですが、トラブル続きで恐ろしいものがあります。まさにメランコリーの噴水。

 この書きものを(ソースごと)煮込んでいる真夜中はすごく静かです。実は今いる会社の寮、両方の部屋の音がけっこう聞こえてしまうんですが、さすがにもう車の音しか聞こえません。誰と交わす言葉もなく、静寂の中にジョジョンプはあります。実際には、CDを聞きながらやったりするんですけど。

 もし今何か口に出して言ったら、たとえ相手が誰だって何時だって、突拍子もない事になってしまうんだろうな………と思いつつ、時々うめき声を挙げざるを得なくなります。何に対してって訳でもないのですが。ちょっと前に読んだ本には、「イタリアの男は夏の天気の夕方、窓を開けて誰ともなく大声を挙げて伸びをする」と書いてありましたが、なんと彼らは人に指摘されるまで自らの奇妙な風習を自覚していないそうな。
 なんとなく、これがよく解る。

 その昔々、神父も毎週毎週よく話考えるもんだなんて事を思いましたが、聖職者連中もまた静けさの中にあって語り続けるのは確かなのでは………。静かな群衆。たまにお話して、そうすると食い違う。神父はまた別な頁をめくる。また話す。ちょっと違う。

 その昔、OS/2の開発が遅れた上に出荷後、予期せぬバグが大量に発見されたとき、IBMのチーフプログラマは「それがプログラムというものだ」と答えたとか(違ったかな?)。こりゃ、ケンシロウがラオウへ贈ったかの有名な台詞に匹敵するね。「それが言葉というものだ」。かくして神父は別の頁に指を伸ばす。この世に何事もなし。
 なんとなく、これもよく解る。全ての言葉に幸いあれ。

●奇跡は何も無し

 ブチャラティはエレガントある上司か? それを考えつつ、ジャンプ第40号第564話『★勝者となれ!』をば………。結局、セッコに対して動かざるを得なかったブチャラティ。
 途中、街灯を切断するスティッキィ・フィンガーズで切断するブチャラティ。このシーンが実に美しい。この切れ方………。読み進んでいてその後が一番恐いところだった。そう、普段ならJ.P.パパンさんの予想じゃないけど、二段がさねのトラップだったと誰もが考えるシーン。
 ところが、そうじゃなかった! ブチャラティがやったのは単に全部を引きずり込むほどの泥化を誘っただけ………。ヤバイよ、こりゃ。ブチャラティファンでなくともそう思ったのでは? そうとうせっぱ詰まっているというか。
 今回でセッコは一応の敗北。地中で耳が聞こえなかったらお互いの位置を把握する訳にもいかず、地上に出るしかない。とはいえ、まだ戦闘能力の残るセッコに、今のブチャラティで勝てるのか? 非常に疑問なところ。

 いよいよ、次回ブチャラティが(恐らく)ポルナレフと謁見。それにしてもポルナレフの痩せ具合が涙を誘う。そうとう前線から離れている待つ男の外観。何年もスタンドの修行をしていたポルナレフがいつまた敵と対峙するか解らないときに、訓練を怠るはずもなく、また車椅子ならもう少し腕の筋肉があってもいいはず。それがないという事は、残念ながらチャリオットは何らかの理由で「消えて」しまったのか? 予想にあった通り、ディアヴォロに立ち向かった訳ではなく、「矢」の暴発があの体ならびに再起不能=スタンドの消失を招いたのか? やはりポルナレフが明かさない謎は先に読者が明かすべき。投稿してくれぃ。

●ジョジョゲーのPAGEについて

 ジョジョゲー、必殺技はこんなんだ予想!とか、ロケテスト見てきました!とか盛り上がるPAGEを作ろうと思ったのですよ。ところがこれがマズいらしい事になってきましてなぁ………。うーん、今回ほど枷がうっとおしいと思った事はないんですが、とりあえず露出は今後いろいろしていくと思いますし、●ーメストと同時に情報の開示も大丈夫な感じなんで、やっていきたいです。何せジョジョゲーの噂が確定したときはホント、神に感謝したしね。次号のメストは買いだぞ諸君!(営業、営業)


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