「週感ジョジョンプ」第106号！

　どうもこんばんわ。今週はなかなか忙しい忙しいといいつつやっぱりジョジョンプ火曜日深夜更新かよ、おいおいなんて思われつつ映画はしっかり観ましたね。まぁちょい前にここで書いた『ブルース・ブラザース2000』でしょ。その次に観たのが『スターシップ・トゥルーパーズ』を観ようと思って時間を間違えて観た『中国の鳥人』。これはまぁ………謎解きの部分がなかなか見せますけど、人によっては鼻白むかも。というより、次に観た『ツイン・タウン』！　ジョジョファンはこれっすよ姉御！

　監督はケヴィン・アレンっていう新鋭の監督。製作総指揮にあの、96年（『イル・ポスティーノ』をぶっちぎって)CON$映画ベストワンの『トレイン・スポッティング』のダニー・ボイルですだよ。近々『普通じゃない』も公開されることだし、この映画は押さえておきましょう。ボイルが『普通じゃない』を撮り始めたために、途中から総指揮の第一線から引いてしまったんですけどね。

　まぁそんな事はどうでもよろしくって、『ツイン・タウン』ですよ。実は私、2年前の末にすげー変な、字幕が渦巻き状につながっていく予告編を観た事があるんですけどね。名古屋で。あれから気になっていたらひょっこりやりはじめた。ずーっと前々からやっていたんでしょうなぁ。不覚。
　内容はもうトレスポの上をいく悪ガキ、ジェレミー＆ジュリアンのルイス兄弟がもう徹底的に暴れまくったらスゲー復讐劇に巻き込まれて、犬の首は切られるわ焼かれるわ、女の子はションベンかけられちまうわ、車を盗まれるは、常にヤク吸ってるわ、おまけに田舎町だってのにとつぜんばたばた人が死んじまうしまぁCoolですのよ。どうもトレスポのラストに納得いかなかったっていう人はこの映画のラストでもっともっと納得いかなくなって欲しいです。しかしあのボニー・カートライトの単純美人さがすごく不気味に映るあたりこの街の病みぐあいが頂点に達していると思いません？
　とりあえずマークはしていたけど迷っていた人、『シャロウ・グレイブ』も『トレイン・スポッティング』も、あとモンティパイソンもちょっと好きだなんて人には超おすすめだし、何よりいい出来のパンフレットも買っておきましょう。さて今週はかなりジョジョもやばげな展開なのでこの辺にしといて、いってみましょうか。

　ところで全国1万人のジョジョPAGEユーザーが書いておられるどしょっぱつの誤植なんですが、「セッコ」って発音してみたら「サッコ」になったりは………？しないか。オアシスも本当は「オエィシス」って読むと思うし。

　さて皆様の予想通り？、走れども走れども沈む。こうやって見ると幻覚系ではありえない？　とびうおさん、ほぼ予想的中でございますねぇ。しかし最近の予想は本当に当てにくい。「予告」が食わせ物ですからね。

　セッコをピストルズで撃つミスタ、そこをセッコが口にくわえた石で弾き返し………当たってる！　また自分の弾に当たってるよ、この人！　ピストルズの欠点はピストルズがいるために弾丸が高速回転できないって事じゃないでしょうかね。しかしそれを弾いてくるんだから第五部のスタンドの強さってカーズ並み。もはや近距離パワー型なら弾丸を弾く事は難しくないってより常識のレベルのようで。それにしてもミスタが弾丸でしとめた敵の数ってカルネでしょ、ギアッチョでしょ………ってあまりいない。

　そして今度という今度はやられたと思ったブチャラティ課長、まさか自分が犠牲になるという非情の決断とは。次号どうなってしまうのでありましょうか。

　そうです。今度は列車編で見せたあの台詞はどこへやら。無茶な行動、暴れん暴課長。死兆星が輝いております。現在、少年漫画ってだいたい無茶な展開で窮地を脱するわけでしょ。そこに何らかの意味を持たせたりして試行錯誤する訳でしょうけど、ジョジョを読んでる人はいつでも「おいおい……」という場面に出会える。だって、ただ単に飛び降りるなんて事を予想した人がいますか？　走って、飛び降りる。その間とてつもなく長い台詞まで言っちゃう。おいおいもう落ちているだろって間に敵なぐる。このプロセスがドッギャーンと見せられるといくら見慣れても見慣れないですね。おそるべし。
　おまけに落ちる時の手のポーズ………やっぱりMaster of Cool ブチャラティ。いよいよ本当に死ぬのか、死んでいる事が明らかになってから死ぬのか？　チョコラータはこのまま無傷なのか？　ブチャラティは降りる手段を考えているのか？　そして亀の中の一行は………？　予想師の皆様、腕の見せ所ですぜ。とりあえずアリアリアリアリでよーやんおめでとうございます。

　ところで今回のアリアリはやっぱりトマト食いの犯人に向けられたものなんでしょうなぁ。合掌。来年はよっく実るといいですな。

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