write 2000/12/04
ジャンプ2001年第1号予想
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「週感ジョジョンプ」第276号

PAGE9・軟骨がうめえんださんより

Hermit Purple attack JUMP 2001 No.1!


 こんばんわ。
 さて、月曜ですが最後あたりぐらい作り込まねばなぁ………と思っているのでしょうか? 自分は本当に?
 今回もQ & Aの続きです。

Q. 恐らくジョジョンプ最大の謎の存在と思うのですが、「フライング・デッドマンズ」というのは、一体どういう方々なのでしょうか?
 どういう人たちにより構成されているのでしょうか?
 どのようのCON$さんやジョジョンプに関わっているのでしょうか?
 掲示板に現れないのはなぜなのでしょうか?

 ………。
 とうとうこれについて書かねばならない事になってしまったのでしょうか?
 まず、「フライング・デッドマンズ」というのはおかしいなと思われた方も多いでしょうが、正しくは「フライング・デッドマンズ・カーブ」です。めんどくさいので最後の「カーブ」を取ったのです(それでも英語的におかしい)。前身は「ブレーンコンドル」でした。ジョジョンプ 2ndから現在の「フライング・デッドマンズ」になったのです。
 実はCON$ & フライング・デッドマンズとは学生の頃にやっていたバンドの名前で………え? ウソ書くなって? ハイ、すみません。
 オフ会などでずーーーーっと「実在しない」と言われていたフライング・デッドマンズですが、CON$の草の根ネット(パソコン通信)時代の知り合いだと思ってやってください。ただ、別にジョジョファンって事でもないので、表に出てこないのです。というか、表に出てくる事を非常に嫌っています。あと、ジョジョンプには実はほとんど現在、関わっていません。タグ付けをやっていた時期もありますが………あと、XXX号手伝いとか、いろいろ。予想についての結果の意見とかもヒアリングします。これはいわゆる予想審議委員会ですね。理屈っぽいので、こういう事は大好きなのです。
 現在、某掲示板で「習慣碁碁ンプ」を書いている「フライング・デッドマンズ」はCON$本人です(ある理由があって、CON$名義では書けないのです)。そういえばなんでこんな名前になったんだっけな? [デッドマンズ・Q]の吉良に影響を受けたような気がします。前編のラストがいいんですよね、あれ。あれを見て。

 さて、投稿です。軟骨がうめえんださんです。ありがとうございます。

投稿者:軟骨がうめえんださん

 いやしかし、正味の話、今回ばかしはお手上げであります。まったく来週の展開が読めません。例えるなら、1年がかりでやっとこさオートマ限定免許とったとこだというのに(実話)、何故かフォーミュラ1のレースに参戦することになってたってぇくらいお手上げであります。
 そんなわけで、今回は「神父の生い立ち編」をお送りします。

 彼が少年時代をすごしたのは、アメリカの片隅の、時が止まったように平穏な、小さな町だった。彼の友人たちは、みなニューヨークのような大都会にあこがれていた。町に一軒だけある薄汚れたバーには夜ごと若者が集い、壊れかけのジュークボックスが歌うビートルズをBGMに、都会への夢を語り合っていた。
 彼はしかし、この町を愛していた。将来の夢というほどのものもなかったが、自分は一生この町で暮らすことになるのだろうと、漠然と感じていた。
 彼は幼いころに母親を亡くし、父親と二人で静かに生活していた。父親は町一番の大工で敬虔なキリスト教徒だった。「どこにいても、神がお前の頭上にいることを忘れるな」ことあるごとに父親は彼にそう言った。彼はそんな父親を、少しばかり気恥ずかしく思いながらも、尊敬し、自慢に思っていた。決して裕福とはいえない生活ではあったが、彼は自分の人生に満足し、神に感謝していた。
 しかし彼が16歳のとき、彼の人生は一変する。
 その日、彼はささいな理由で級友と言い争いをした。興奮した級友は、彼に向かって叫んだ。

「てめえの親爺は薄汚ねえ犬野郎だ! 犬の息子がうるさく吠え立てんじゃあねえ!」
「なんだとっ!? 貴様、僕だけでなく僕の父親をも侮辱するのか! 今すぐ謝罪しろ!」
「けっ! 事実を言って何が悪い? てめえの父親は自分の妹とファックする犬野郎だ! 俺のお袋がうわさしてんのを聞いたんだよ!」
「貴様、許さんっ!!」

 気が付いたときには、彼の級友は血まみれで地面に這いつくばり、必死に許しを請うていた。彼は一ヶ月の停学を受けた。
 父親から何故このようなことになったのか問いただされ、彼は正直にすべてを話した。

「暴力に訴えたのは間違っていた。しかし、彼は父さんをこの上ないほど侮辱した」

 このとき、奇妙なことが起きた。黙って彼の話を聞いていた父親の顔が、蝋細工の人形のように硬直したかと思うと、頭部から「記憶」が形をもって、するすると抜け出したのである。父親の記憶は、級友の言葉が真実であることを物語っていた。非常に奇妙な出来事ではあったが、彼は目の前の光景が疑いもなく現実であることを直感していた。

 翌朝、彼の父親は風呂場で溺死体となって発見された。警察は壮齢の屈強な男がこのような死に方をしたことに不審を感じたが、結局のところ、すべては事故として処理された。
 その日から、彼は神父を目指すと言って、聖書に関する文献を読みあさるようになった。周囲の人々は、過酷な運命にくじけずに、目標をもって努力する彼の姿を見て、なんと強い子かと囁きあった。
 しかし彼が神父を目指したのは、決して信心からではなかった。自分という呪われた存在を生み出した、父親の魂と神に対して、復讐をとげるためであった。
 ディオと名乗るエジプトから来た男に彼が出会うのは、このころである。

 ・・・うーん、我ながら陳腐な話ですが、ま、こんなとこで。 

 おおお、思わず読みふけってしまいましたよ。こーゆー予想は久し振りですねぇ。神父ってバックボーンがいろいろと想像できて楽しいですよね。前々からキング作品の影響か、このバックボーンって考えに凝っていましてね。それこそ投稿される方のバックボーンとか………たまにどうしてこういう事を考えるのかな?という方がいらっしゃるじゃあないですか。軟骨さんもある点でそうですけど(笑)。そういうのがジョジョは割としっかり出てきたりして、いいんですよね。ちなみにシーザーのバックボーンを説明する回、かなりお気に入りだったりします。


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