write 2000/12/02
ジャンプ2001年第1号予想
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「週感ジョジョンプ」第276号

PAGE1・さくしーどさんより

Hermit Purple attack JUMP 2001 No.1!


 こんばんわ。
 おっとと、『妖星ゴラス』の話ばっかりして肝心の上映会の事を書いてなかったですね。一週間も前の事なんですけど………。実は当初、土曜日に上映会をするという事で、そちらも実際にやったんですよね。『怪奇大作戦』(笑)ほか一本(←これ観たかった)。その時は名古屋にいたのですが、間黒男さんが気をきかせてくれて日曜日は日曜日で別なものを観るので来て下さい、とお誘いがあった訳ですね。その後、QTQ師匠と神余みーやさんも合流したんですが二人が来るまでに間さんと観ていたのが一番最初の白黒の『ゴジラ』。いやー、今観ても演出とか、見所があっていいですね。東京タワーのシーンと有名なラストの台詞。オープニング。
 全ての創作物には、必ず源流がありそこから流れがあるというのは当たり前の話ですが、時折、それを忘れたりしませんか? それを忘れても、高校時代の頃とかの事とかを忘れても生活になんら支障はありませんが、たまに見直すと厳粛な気分になります。もちろん、『ゴジラ』も様々な物語の流れを受けている訳ですが、俗に言うオリジナルの物語からは生命の源流にも似たものを感じますね。おかしいかもしれませんけど。

 で、この日は飲んでうっかり終電に乗り遅れ結局タクシーで帰ったんですが………いやー、師匠、あの悪魔の誘いだけは勘弁して下さいよ(笑)。いろいろあって今回はかなり乗りそうでしたよ。

 さて、土曜日になってよーやく1PAGE目を掲載したマターリ感満載の今号。1PAGE目はさくしーどさんです。ポールポジション!

投稿者:さくしーどさん

 今まで予想していたことが全て外れた気がするのは気のせいか・・・?
 ホワイトスネイクとDIOのつながりがあのような感じだったなんて・・・・
 今週はとにかくノートの内容について書きます。

 まず、重要となるのがDIOは悪だということです。
 これはDIO自身が3巻での切り裂きジャックとの会話で十分自分で分かっていることであると思います。
 そのDIOが・・・天国?

 こんな程遠い2つの言葉を結びつけるのは大変です。承太郎がノートを焼き捨てるほど恐れた内容・・・それはきっと自分が救世主になるということだと思います。

 実はこれはそんなに画期的な概念ではないのです。

「救世主は悪である。イエスキリストだって悪人として処刑されたではないか」(マイクル・コーディ『イエスの遺伝子』徳間書店)

 あるいはジャンプコミックスでも

「神が悪であってもいい」というダイの大冒険におけるバーンのセリフ

や、

幽遊白書における「昔の人間が私のように聖光気をまとった人間を天子と呼んだのかもしれない」という仙水の言葉

 もこれに近いです。
(これらの引用は全て内容だけ書いているので実際とは少し違います)

 悪の救世主というのは、人類の永遠不朽の概念であり、人間の憧れなのです。
 このテーマをジョジョという人間賛歌が取り上げないはずはありません。ではその方法とは・・・?
 それは来週のお楽しみ。

see you again next week

 やっぱり「天国」を言葉通りの意味に取っちゃあ駄目ですね。人によって違うし。「ふー、極楽、極楽」っていうのと同じですね。この台詞の後に「昼間っから飲むビールはサイコーだよな」とか続く人もいますしねぇ。
 閑話休題。確かに悪役は頂点を目指し、強大な力を手に入れようとする。スポーツ漫画ではないロジックですが、少年漫画の多くに見受けられる光景ですよね。フツー、モノホンの信者の方などに配慮してあんまし「天国」とストレートには書かないものですが、ジョジョでは違いましたねー。どう見せてくれるか楽しみなのですが、これから謎が小出しになっていくんでしょうか? そのあたり、大変気になりますね。


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