write 2000/11/28
ジャンプ第52号予想
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「週感ジョジョンプ」第274号

PAGE9・ラバーソウルさんより

Hermit Purple attack JUMP 2000 No.52!


 こんばんわ。
 「C -魔界行- 」の続き。
 名古屋駅、メディア・ワン前でPM5:30に待ち合わせ………5分前に行くともう皆さん集合していました。待ち合わせで最後に来たのって久し振りかも。
 さて、「魔界行」とある事から………もうどんな方にお会いしたのかはJJN歴長い皆様ならおわかりですね? 名古屋の皆様です。なので書きませんが今回は何故かKTRさんまで参加。ありがとうございました。本当はジャンプフェスタまで待つかと思ったのですが、名古屋でケジメをつけるか、と思いまして。
 名古屋駅前のイカす飲み屋を全然覚えていない事にふと気がつきました。学生時代、飲んでいた所は名古屋とは対極の場所にある藤ヶ丘あたりだったのでしょうがないと思いねぇ、とローカルな話題もそこそこに適当に入って飲む事にしました。

 早売りジャンプを堪能し、しばし談笑。
 頃合いを見て、一週間考えた結論を。

「えー、皆様、『週感ジョジョンプ』の件なんですが、年末をもちまして更新停止とさせていただきます………」

 一同、シーンとなったかどうか覚えていないのですが、私なりにいろいろと考えて引退したい旨をお伝えしたんですが………あんまりたいしたことは言わなかったような気も………いや、このへん詳しく覚えていないです。酒を飲みすぎたって訳でもないんですけど。皆さん「あーやっぱり」みたいな反応でしたね。

 今回は体力的に限界で、という事の他にいろいろと考えた上での事情があったりしますが、それはまた追い追い話していくという事で。
 で、更新停止なので投稿募集の打ち切りをしなければと思っているのですが、いちおう12/15(金)締め切り分までにしようかなとぼんやり考えております。
 今後の復活の予定とかはまだ全然、考えていないです。
 まぁ「今後の抱負」とかこないだ言っていた割には突然だな、と思うんですが、ここ数週間で今後の事をいろいろ考えまして(こればっかしだな)、ハイ。
 あと数号になってしまいますが皆様、宜しくお願いいたします。

 さて投稿はラバーソウルさん。もう毎度毎度、火曜日の掲載で本当に申し訳ないです。最後ぐらいは日曜あたりに載せたいなぁなんて思っているのですが………。

投稿者:ラバーソウルさん

 ズドドドドドドドドドドドドド・・・・・・・・・シパッ・・・シパシパン、シパンシパシパーン!

 へへへ、、いよいよ神父のご登場か。ジョリーン達にどうからんでくるのか、こいつァ見ものだ。
 この神父は、目的のためには犠牲をいとわない冷徹な人間のようだが、表向きには善良な神父として行動するだろう。あからさまに攻撃をくわえるようなまねはしないはずだ。なんといっても、ジョリーンが神父を知らないのに対し、神父はジョリーンを知っているんだからな。この有利な立場をキープしつつ、ディスクを回収するのが、神父にとってのベストな展開だ。同時に、相手が本当に敬虔な神父かもしれないと思わざるを得ないジョリーンも、神父同様あからさまな攻撃には出れないだろう。

 「神父・イコール・ホワイトスネイク」この情報がジョリーン側に欠如しているってことが、ジョリーンの攻撃を封じ込めているのだ。「策多き者、これよく戦いを制す」へへへ、覚えときな。戦略的原則だぜ!
 とにかく、ジョリーンの情報不足と、神父みずからの立場が、お互いを縛り付けており、両者間に見えない盾となって存在しているのだ。ここで一つ予想しておくぜ。
 ボカスカやりあうタイプの激しい戦いにはならないとな。ここは「駆け引き重視の戦い」になるだろう。
 さあ、「剣」と「盾」は両者ともに備えている。ここから駆け引きに突入するのだ。一見して二人の立場は互角だが、冷静に見れば・・・・・・ジョリーンには「珠」にあたるディスクがあり、伏兵のエンポリオもいる。瀕死だがウェザーリポートもいる。サヴェジガーデンというゴールも間近だ。これに比べて神父は、中庭に看守が一人いるだけだ。しかも、そいつはディスクが一枚しか入っていないように見えるので、スタンド使いではないと判断することもできる。よって、スタンド使いはスタンド使いでなければ倒せないという、この原則に従えば、中庭の看守はほとんど無力だ。存在しないに等しい。つまりこの男も演出と言うわけだ。サッカーでいうなら、ゴール前でキーパーがケガして倒れこんでいる状態で、ジョリーンがシュートを放つ、といったところだな。(ちょっとジョリーン卑怯かも・・・)。

 とにかくオレ様の考えでは、ジョリーンが圧倒的に有利だ。ただ、これくらいのことなら、他の予想師も考えるだろう。オレ様はその上を行くぜ(っておいおい)。
 中庭で響いた銃声は、神父の耳にも届いている。最後のページでずる賢そうな笑みを漏らしているが、次週の冒頭部分では、再び敬虔な神父顔に戻るだろう。「優しくて理解力のある男性」って顔だ。信仰をもちながらも、様々な矛盾に苦悩しているような、かげりと透明感を持つあのキラキラした目だ。荒木先生は表情の変化のつけかたがものすごくうまい!

 とにかく、敬虔な神父としての立場を守るため、「い・・・いまのは!?」とか「「き・・・きみ、大丈夫か!?」とか言って、しらじらしさを感じさせずに中庭へ駆け寄るのが自然な行動だが、同時にウェザーリポートが「なにィィイイイ!!な・・・何が!?」と叫んでしまってもいる。敬虔な神父としては、これを無視するわけにも行かない。つまり、はやく中庭へ戻ってディスクを回収するか、それともウェザーリーポートの方へ歩み寄るか、どちらを優先するのかを選択しなければならないのだ。まあ選択の道はいろいろあるが、ここで一つの決め手となるのが、最後のページの神父のセリフ「看守のやつに中庭を見張らせておいてよかった」だ。神父はニヤリと笑っている。看守がジョリーンをしとめたと思ったのだろう。ならば、ディスクはあとまわしにして看守に任せ、先にドラム缶の影を確認するという選択を下すはずだ。「いま・・・いまそこで声がしたが、だれかいるのかね?き・・・君は!だ・・・大丈夫か!?血まみれじゃないか!」と言いつつ近よって抱きかかえ、こっそりピストル(サイレンサー付き)を抜いて、後頭部を打ち抜く。前々回、衝撃的な予想としてジョリーンが死ぬというのをやったが、ここでもやっておくぜ。

ウェザーリポート死亡!!!

 やはり情報が戦いを制するのだ。

 ここで舞台は中庭に切り替わるが、その前にちょっと触れておきたい問題がある。それは、最後のページで勝ち誇ったような笑みを浮かべる神父だ。「ガァーン」という銃声と、「ドサァァァ」という人がくずおれる音を聞いただけで、自分が勝ったと思い込んでしまう神父・・・・・・。狡猾なやりかたで、数々のディスクを奪ってきたはずのスタンド使いにしては、ずいぶんと浅はかな判断ではなかろうか?常識の範囲でしか判断できないと言うのは、スタンド戦の経験が不足している人間に特有の反応なのだが。「看守のやつに中庭を見張らせておいてよかった」というのもおかしい。

 神父から見てスタンド使いであるかもしれぬジョリーンを倒すのに、スタンド使いでない普通の人間を置いておくものだろうか?なぜか今回は、シナリオ的な矛盾が多いような気がする。どうもこの辺が怪しい。予想師の勘にピーンと来るぜ。まあこの点はとりあえず置いておくとして、舞台を中庭へ移すぜ。

 さて、中庭にあるのは、石段を積みあげた時計台。中庭のオブジェってやつだ。こいつもちィと怪しいが、まあこれには触れないでおこう。他の予想師のために道を残してやるぜ(お・・・おいおい)。

 そんなことより、今回最大の注目点は、時計台の上につっ立ってジョリーンを撃った看守だ。何なんだこの白いマフラーは!風になびいてやがる。なんとなくウルトラ警備隊て感じだが、いやひょっとすると・・・・・・バイクにまたがって「へーんしーん!」ってのもありかも。ジョジョンプの掲示板ネタに近いような気が・・・。こりゃあ、ミジンコショッカーまで出てくるかも知れんぞォ。

 まあ冗談はさておき、とにかくオレ様の考えでは、この看守は派手な格好をさせた演出キャラであって「新キャラ登場」ではないと思う。ここに一票!
 そして、肝心のジョリーンはどうなるのか?布を編んで弾を防ぐとか、糸で何とかするとか、いろいろ考えられるが、この辺は他の予想師たちも押さえてくるだろうから、俺はあえて別の予想をするぜ。同じこと言っててもニアピンにしかならねえからな。さあ!ラバーソウルのキテレツ予想だァ!

 腹を2発打たれて倒れるジョリーン。意識が薄れていった後、ふと目を覚ますと・・・・・・時計台のところで倒れ込んでいる自分の姿が見えている。なのにそれを見ている自分自身は、なぜか上へ上へと昇ってゆく。「こ・・・これはどういうこと!?」さっき、ウェザーリポートのところで衝撃的な予想をしたが、またまたやってしまおう。

ジョリーン死亡!!! 

 空高く昇天していくジョリーン。やがて景色が見えなくなり、あたりは濃い霧に包まれる。ふと気が付くと、ジョリーンは静まり返った石ころだらけの地面に倒れていた。あきらかに刑務所の中庭ではなかった。何の建物もなく、石ころだらけの地面がどこまでも広がっていたのだ。所々には、大きな石の上に小さな石を積み上げた小山が、ひっそりと居を構えている。

 「ここは・・・どこ!?」ジョリーンはヨロヨロと立ち上がると、何かに導かれるように歩き出した。しばらく進むと、前方に大きな川が流れているのが見えた。どうやら船着場らしい。小さな木舟がつなぎとめてあり、そこには死神のような黒布をまとった船頭が、ジっと身動きせずに腰掛けていた。ジョリーンが近づくと、そいつはスッと立ち上がり、無言のまま船に乗れと指図したが、その顔はフードに隠れており、ジョリーンには見えなかった。導かれるようにして船に乗り込むと、そいつは長いさおを川底につきたてて、ゆっくりと船を漕ぎ出した。深い霧のなかを静かに進んでゆく木の船・・・・・・・・・途中、ジョリーンは何度も話し掛けたが、そいつは決して返事をせず、一度とて振り向くこともなく、ただもくもくと舟竿を繰りつづけている。一瞬、深々とかぶっていた黒いフードが、風にあおられてひるがえり、その恐ろしい顔がジョリーンの目に飛び込んできた。

 骸骨だった。モヤモヤした霧が集まってできたような、そんな奇妙な骸骨の面影が、ちらりと見えたのだ。
 この状況をジョリーンはまったく理解できなかったが、気が付くと、いつのまにか船は対岸についていた。
 そのままジョリーンが船を下りようとしたとき、「待つのじゃ・・・・・・」という、しわがれた老婆の声が聞こえてきた。見るとその石ころだらけの川原には、背の小さな老婆が、右手に杖を持ち、ひん曲がった腰を支えながら、ポツン・・・と立っていた。深い霧・・・・・・モヤモヤした骸骨・・・・・・古々しい民族衣装をまとう腰の曲がった老婆・・・・・・、ジョリーンにはまったく見覚えがなかったが、深く年輪の刻まれたしわくちゃの顔を向けて、じっとジョリーンを見つめている。見ようによっては、どことなく優しげな表情でもあった。

老婆「その舟を降りてはいかん・・・・・・来てはいかんのじゃ・・・」

ジョリーン「おばあさん、ここはどこなの?これはどういうこと?この骸骨みたいなものは・・・・・・スタンド?もしかして・・・これが・・・これがサヴェジガーデン!?」

老婆「おぬしはまだ死んではならぬ・・・さあ、もどりなしゃれ、よけいなことは聞かずに・・・・・・」

ジョリーン「お・・・おばあさん・・・そ、その・・・その左手!なぜそんな・・・!?」

老婆「急ぐのじゃ!よけいなことは聞かずに、はようもどれェェェ!」

 気がつくと、老婆の周りには様々な人影が現れていた。白いフワフワした不気味な影が、あたりにたくさん漂っていたのだ。「もどれ〜もどれ〜もどれ〜」というと叫ぶ声が、風のうなるような大合唱となって響いた。中には、、「もどるんだどー」とか、「もどれェビンゴォ」とか、「いい子だねェいい子はもどりなさーい」とか、いろいろと混ざっていた。時には「もどらないと更新が遅れるぅぅぅ・・・ゲフンゲフン」という声も聞こえている。

 ジョリーンの乗った船はそのまま引き返していった。霧が濃くなっていくのとは逆に、意識は薄れながら・・・・・・。

 とまあ、こんな具合だ。いわゆる臨死体験ってやつ?ジョジョだとこんな感じかなあと、そう思ってやってみただけさ。別に熟考したわけじゃないから、予想の判定には入れないでくれヨ(笑)。

 中庭で、ジョリーンは目を覚ますのさ。とにかく息を吹き返すのだ。弾はあたっているが、布を使うわけではなく、糸を使うわけでもなく、たまたま急所を外れていたってことさ。死んだ後、臨死体験したかどうかは別だが、とにかく生き返るのだ。ショックで一時的に仮死状態になっていただけだったってわけよ。

 このあと大ドンデン返しが待っている。ジョリーンが意識を取り戻すと、そこは中庭ではなくて、さっきまでラングラングラーと戦っていた洗濯場の扉の前だ。しかも、床も壁もジョリーン自身も、ドロドロに溶けかかっている。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・

 そう、ホワイトスネイクの夢攻撃はすでに始まっていたのだ。ラングラングラーのカードを見せて扉を開けた瞬間から始まっていたのさ。だっておかしいとおもわねーか?先にあげた矛盾点もそうだが、神父の「行かせるしかない」っていう心理描写。オレ様はそうは思わねえ。むしろ神父なら「行かせるわけにわいかない」と思うはずだ。しかも、夢の中で心理描写まで見せることができるのは、前のジョンガリ戦の時で証明済みだ。誰が何を言おうと、どう思おうと、どう矛盾しようと、まったく問題にならないのだ。(ホワイトスネイクの夢攻撃については、より細かなところまで考えてあるので、いずれ発表する)。

 そもそも神父は冷静で狡猾なやつなんだから、扉が開いてそこにジョリーンが立っていたのを見た時点で、夢攻撃の実行を即断したはずだ。あるいは、ラングラングラーとのあいだには、あらかじめ「合言葉」を決めてあったと考えることもできる。ジョリーンが扉をドンドンとたたいた時点で、神父は全てを悟ったはずだ。ついでにラングラングラーの死体も一緒に溶かして、余計なものは一切合財消し去るつもりだ。ディスクはそのあいだに回収すりゃあいいんだからな。

 次週、ドロドロ状態で意識を取り戻したところでTOBECONTINUED!

 今回は最後の最後でなるほどと思わせる予想でしたね。確かにファン以外からは(いや、一部のファンにも(笑))「軌道修正」などとあり難くない言われ方をされたジョンガリ・A編ですが、今回もまたまたやると意表を突いてくる事になりますね。もう火曜日なので書いてしまいますが相変わらずジョリーンは撃たれたまま。もうどうしようもない状況でさらにホワイトスネイクの術中にハマって………そこから抜け出すっていう所で主人公として立つ事になりますな。こう書いていて思ったんですが、やっぱジョジョのルーツは忍者漫画?


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