投稿者:よーやん
兄貴ィィィィッ!!
・・・と思ったらホルマジオ、イルーゾォ、メローネにギアッチョじゃあねーか。なんだプロシュート兄貴は居ねえのか。
まあそれはそれでイイか・・・あーあ、こんな日本くんだりまで来ても、見るモノがテメーらのシケたツラじゃあバカバカっしいよな〜あ。
しかしナンだな、オメーら今までさんざんオレのコト、バカだのマンモーニだのバカにしやがって、ソレが結局全滅だってえ?
ザマアねえや。ハハ、そりゃあボスに見限られるわ、仕事干されるわな。
まー今度の戦いでオレが認識したのは、な、バカは何人居たってハンパな仕事しか出来ないってコトだ。
え? 態度がデカい? いつものオメーじゃあねえ?
フン、オレはなあ、あの地獄のような戦いの中で成長したのよ。
なんせオレとプロシュート兄貴は、たった2人であいつら全員と闘ったんだからな〜あ。
え? オメーらの中で全員相手に闘ったヤツが居たかあ?
ホルマジオ、オメーはナランチャ1人だ。イルーゾオ、オメーはアバッキオ達3人だろう?
メローネだってギアッチョだって、闘う相手は1人か2人・・・そんなモンだろ?
オレっちはあの特急に乗り込んだとき、相手はブチャラティチームの全員だったんだぜえ?
聞くか? オレの武勇伝を。よしよし聞いてくれ。
まずよお・・・列車に乗り込んだときヤツらはうまいこと隠れてやがったが、ソコを抜群の観察力とカンで見つけたのはこのオレさ。
まあ、あとはプロシュート兄貴に任せてまずは全員を老化させてやったがよお、
中にはしぶてえ野郎も居て、プロシュート兄貴は「冷却に弱い」って弱点を知られちまったんだ。
だがここで活躍するのがオレ様よお。冷房スイッチにワナを仕掛け、まんまとミスタを釣ってやった。
まあ始末は兄貴にやらせたけどな・・・オレは自分の手を汚さないんだぜ。
けどここでまた一人残って居やがったんだよなあ〜、ブチャラティのヤツが。そしてブチャラティと兄貴の一騎打ち!
ブチャラティのヤツもろとも電車から転がり落ちるところを間一髪助けたのがまたしてもオレ。
マッタクよお、オレってなんて頼もしい相棒なんだろう。
いくらプロシュート兄貴と言えど、オレのサポート無しじゃあ実力は満足に発揮できねえみてえだよな〜あ。
そしてオレは無事に兄貴を釣り上げた・・・ハズだった。
しかしあのズル賢いブチャラティの野郎が兄貴をけ落として自分だけ助かりやがったんだ。オレは怒ったね。
そして今までの「兄貴を盛り立てる弟分」の仮面を捨て去り、
オレ本来の「幾多の修羅場をかいくぐった、『覚悟』の出来ている男」モードになったのよ。
幾ら幹部になったとはいえブチャラティ・・・アイツはビビッてたね。許しを請おうとヤツは頭を下げたんだ。オレだって鬼じゃあない。
元は同じパッショーネの釜の飯を食った仲だ・・・少し仏心が出たモンさ。
しかしソコをアイツは狙ってきやがった。卑怯な野郎だぜ。
降参したフリをしながらオレのスキを付いて「スティッキィ・フィンガーズ」を叩き込みやがった・・・悔しかったね。
まあそういうワケだ。
まあもうちょっとプロシュート兄貴が頼もしくて、ブチャラティの野郎が卑怯でなかったらオレ達であいつらを全滅させられたのによ〜お。
え? 何? 振り向いてみろ? ハハ・・・え!? あ!! ブチャラティッ! いつからソコにいィッ!?
な・・・なんだ聞いてたの? 冗談よ冗談。
いえ、アンタは卑怯じゃなかった。オレたちの勝負は正々堂々としてたよね〜え。
ただちょっと・・・オレが非情になりきれずに、亀の中のヤツらを殺れなかったのが敗因でね。
いやあ、いつも殺しはプロシュート兄貴に任せてるんで・・・ オレって向いてないのかなあ、この家業。ハハハハッ!
え? 予想? そりゃまたイキナリなに?
はあ、オレたちを呼び出した新ボスに、ナメられちゃあいけないから実力を見せてやるって?
なるほど・・・最初がカンジンだよな〜。
オレもパッショーネ入団試験の時に、年サバ読んで18才なんて言っちゃったのがいけねえんだよな〜。
オレ幾つに見える?26?28?
いやジツは33なんだよな〜あ、リーダーのリゾットと同い年。
昔は新聞の勧誘員とかティッシュ配りとかしてたんだけどよ〜お、
30越していつまでもプーやってるのも大変だってんでこの業界入ったんだよなあ。
でもよお、トシ食ってるといろいろ若いヤツに煙たがられるだろう?
だから高校出たてのピッチピチのニューフェイスってコトで、可愛いがられようと思って・・・ついトシごまかしちまったんだ。
そしたらプロシュート兄貴に気に入られちまって・・・あんましオレのコト「ペッシ」「ペッシ」って面倒みたがるんで、
オレ最初はコイツホモでオレの事狙ってるんじゃあねえかと思ったぜ。
しかしいくらなんでも30過ぎのオレがあんなヤツに「兄貴〜」はねえよなあ・・・え?プロシュートも年ごまかしていた?本当は36!?
いや〜ビックリしたなあ。いや、しょっちゅう老人の格好してるんでしゃべり方がジジ臭いことが有っても違和感なかったんだけどよお、
やっぱしオレより兄貴だったんだ・・・へえ
あ、そうだそうだ、予想ね。う〜ん・・・女囚の話かあ、へえ、アメリカの刑務所ってこうなってるんだ。
この女の看守、オレの母ちゃんにそっくりだぞ!?ああ母ちゃん・・・今頃どうしてるかな・・・親不孝な息子でゴメンよお。
悪い悪い、思わずオフクロ思い出しちまったが・・・そうか、この主人公はオヤジの為にDISCを・・・。
オレはオヤジが小さい頃死んで、オフクロ一人に育てられたんだけど、この主人公もほとんど母子家庭だったようだな。
オレ・・・なんかこの主人公に感情移入しちまうぜ。
けどよお、なんでオヤジは面会に来て、オフクロはまだ来ないんだ?オフクロが面会に来たとき、
DISCをうまく渡せばソレでOKじゃあねえか?
不思議なのはよ〜お、刑務所にモノを持ち込むのが比較的カンタンで、持ち出すのが難しいってコトだよなあ。
ナンか矛盾してねえ?フツー刑務所に拳銃とか脱獄用具なんか持ち込まれたらエライことだろーが。
なのにたとえ刑務所内で何を作ったってよお、ソレを持ち出した先の「塀の外」じゃあそれこそ何だってあるじゃあねえか。
なんで持ち出す方に厳しくなっちゃうのかオレはわからんねえ・・・まあいいか、予想だな。
このキャッチーボールしてる所に現れた女・・・コイツが新しい敵なんだろうけど、まあ名前はデザイナーズブランドだろ。
オレけっこうファッションにはうるさいんだぜ。このロングベスト知ってるか?ジャン・ポール・ゴルチエなんだぜ。
でもこのオンナはゴルチエってカオじゃあ無いし・・・そうだな、香水のブランドで「ニナ・リッチ」と言うのは安易かなあ?
でなきゃ「ヴィヴィアン ウェストウッド」とか。
スタンド名は・・・んー・・・この髪の毛が特徴って言ったらそうだよな〜あ、外見ってのは結構スタンドと関連性があるからな。
この前髪が丸く繋がってるから「キャンディ・オー」ってのは?「カ−ズ」ってバンドの曲にそんなのが出てきたんだよなあ。
まあエシディシ(AC/DC)が出てきたけど「ハイウェイ・トゥ・ヘル」ってのがあるんだからそれもアリなんじゃねえかと・・・
詳しいだろ?オレ実はジョジョずっと読んでんだぜ?なんせ36才だからよ〜お、「バオー」どころか「ビーティー」から読んでらあ。(笑)
まあこれからはオレの事を「兄貴」って呼んで、頼ってきてもいいぜ。
ブチャラティ、オメーもまあ、一時は敵だったけどよ〜お、全て水に流してやるよ。
ん?なんだ?早速何か言いてえのか? 何? 後ろ? そんな、「チョースケ後ろ後ろ!」か?
8時だよ全員集合じゃああるまいし・・・古いかヤッパシ?
後ろを見たら・・・さあ大変。
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