「週感ジョジョンプ」第238号

　こんばんわ。
　日中の暑さの話とか雪印の問題とかウタダVSクラキとかについて書こうと思ったのですが、私にはそういう世間一般のマトモな話題をうまく話にするという才能が欠如しているようなので、別の事を書きましょう。
　皆さん書類とか無くすときってありますか？　帰ってきたテスト用紙とか、自分がその存在を否定したいうちに無くなってしまうものというのも世の中にはあったりしますが、大人になっても絶対必要なものが悪夢のように無くなってしまうという事もあります。

　たまにあるのが手形の紛失ってやつですね。手形の仕組みというものは持った事がないとなかなか解らないと思いますが、なぁに心配する事はありません、私もよく解っていませんから（おいおい）。手形は「約束手形」というものなので、お金のかわりになります。ですので取り扱いは激烈に慎重のはずなのですが、半金半手（注:支払いの際、半分は手形で半分は現金で支払う事）なんかが常識的な業界だと、「さ、経理に行って手形でも取ってくるか」と割と気軽なものだったりして………（出版ではないっすよ）。これが紛失するとさあ大変、締め後に金額の合わない銀行よろしく、全社員の机の中の物とか出して調べろと号令が飛んだりします。
　それでも見つからなかったらどうするか？
　ちゃんとした会社だと、「その手形は無効」という広告を新聞に打つようですね。受け取りがそこまで確認しているかどうか怪しいのですが、とにかくやっておかなくてはならないそうで。私はそんなことやった事がないのですが、ウチの親父は部下がよく無くしたので何回かあるようです。そしてある日、社史編纂室の資料の間からとかありえないところから出てきたりします。

　漫画の原稿なんかも実はよく紛失事件があります。
　バオー文庫本で表紙カラー原稿が無くなった旨がバレてしまいましたが、私の個人的な考えでは無くなっている原稿はあんなものじゃないですね。ジャンプ全体でかなりあるんじゃないでしょうか？　掲載前に致命的な無くし方をすると「十倍返し」という恐ろしいペナルティーが待っています。実際に払っている現場を見た訳ではないのですが、原稿料は十倍にして払う、って奴ですね。

　それで、そういうのは一体どうして無くなるのか？と考え込んでしまいますが、人が持っている事がほとんどでしょうね。故意にせよ無意識にせよ………。週刊漫画というのは大量の原稿を清算するため、事故の頻度も高いと思われます。しかし、一ファンがそういう無くなったブツを持っていたりしたら………。美術品より良心の呵責は少ないのかもしれませんが、数年後あるいは数十年後、ああいう原稿ってひょっこり出てきますね多分。だって木城ゆきとのあの原稿だって………ゲフンゲフン。

　さて、投稿です。"グリーンドルフィン"YEBISUさん。最近掲示板が多かったので、久々ですね。

投稿者："グリーンドルフィン"YEBISUさん 　久しぶりの投稿となります。 　今までの予想は見当違いである可能性が強まってきたようです。 　予想をいちからしなおします。 ●スタンドチーム 　スタンド使いの正体は、看守＋３人の計４人組みです。 　名前は、「モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン（Group LVMH）」。 　自動型と遠隔操作型のスタンドが合体しています。 遠距離行動が可能＋パワースピードを維持は、自動追尾型でなければ不可能。 行動が追尾型にしては、複雑すぎる（エルメェスをわざわざ引きずり回した）。 　つまり、 二つ相反する特徴を持っている ＝コンビで行動している と結論付けます。 最初の二人は、地上で始末された（ムシャムシャ） エルメェスは、水中で襲われた（腕掴み）。水中でのみ活動。 　これは、 異なるタイプの能力 ＝異なる組み合わせがある ＝二人より多いチームである 　可能性が高いといえるでしょう。

　オリエント急行説（犯人は全員？）をさらに捻った予想。あの平凡な看守が陰謀の火付け役だったらかなりビックリしますけどね。女囚とチームを組んでいるとなおさら。また、水陸両用の謎もここで少し明らかにされる予想が。全く新しいタイプの全方位型スタンドなんていうものは出てきそうにないので、かなり意外なカラクリがあるとしか思えません。
　承太郎のディスクを奪うときも執拗に計画していたホワイトスネイクの事なので、失踪者（兄弟）から綿密な「絵」をかいていたという事も考えられます。しかし多勢に無勢となってしまうのはみえみえかも………。

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