write 2000/06/18
ジャンプ第29号予想
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「週感ジョジョンプ」第230号

PAGE5・GBFプレコさんより

Hermit Purple attack JUMP 2000 No.29!


 こんばんわ!
 JOGIONLY2000の皆様、おつかれ様でした!
 盛況で何よりでした………このレポートは231号でお伝えしますんで、期待して待っていて下さいね。

 さて、その会場でもちょっと閲覧可にしてみた『BUZZ』7月号のレビューをば。これに荒木飛呂彦のインタビューが載っているという事は耳早い諸氏ならご存知だとは思いますが買って読むほどのものでもなし、というジョジョンプ読者のため、そして「アナタはそれをいくらで買ったのかな〜?♪」と言う某小悪魔的人妻(編注:すすすすいません、ナマ言って!)の有り難きお言葉もあり、ここに記す所存。
 数ページ前に『電気グルーヴのメロン牧場』が載っているあたり、「オイオイ、ロッキンオンJAPANじゃん!」と言われそうですがこの『BUZZ』7月号はそもそもロッキンの増刊であります。しかも今号から新しいスタッフではじめたの? まぁいいやボクちんにはそんなこと関係ないので。さて件の荒木インタビューは2ページ見開きでありまして、『JAPAN』の例のインタビュー(2000年3月号の『rockin'in on JAPAN』のコトね)よりかは出世したなという事です。
 内容はまぁ、ジョジョをずっと追っていた雑誌という訳でもないくらいの内容でありまして、聞いた事もあり聞いた事もなしという話がいろいろと。

「………あと闘う時も、根性とかで勝つのはね、あんまり自分は嫌なんですよ。やっぱりワンランク精神がアップして、それを手に入れて倒すとかね」
「ディオを見せるとね、読者は空条承太郎対ディオの闘いを期待しちゃうわけですよ。その間どうでもいいわけ、その手下は。だからディオをなるべくとにかく出さないっていう」

 ジョジョンプ的にこのあたりの発言を押さえると、という事はホワイトスネイクの本体というのはまだまだずーっと出て来ないというか、あれがラスボスではないのでは?という事を考えてしまいますな。

「でももの悲しい感じは絶対いいですね。音楽もそうですけども。『切ないなぁ』みたいな」

 これは「荒木先生の描くキャラクターってみんな悲しげですよね」と言われた事を受けてのコメント。荒木飛呂彦のロック観を突くみたいな事で………。でも『切ないなぁ』ってJOJO A-GO!GO!の音楽の所でも言っていましたよね。個人的には第四部の終りとか、『切ないなぁ』がいっぱいだと思いますが。そして気になるストーンオーシャンの話ではこんな発言も。

「まあ第1回目のあの辺はちょっと苦労しましたね。読者に可愛い子ちゃん路線で行くんだなって意識をさせないようにっていう。あえて汚い言葉使ったりとか、ちょっと肉体的な表現したりとか」

 ………これで第一回目のアレの謎がなんとなく解けたような。やっぱりそうだったのか、という感じでしょうかね?
 インタビューではその後、ストーンオーシャンの今後の展開をちらり、そして荒木飛呂彦が選ぶヘヴィ・ロックベスト5などの発言が。このあたりはさすがにキモなので各自自分の目で見て確かめてちょーだい。なんだかんだ言っても出版には甘いワタクシですが、まぁいいのだどっこも雑誌なんぞ売れていないので。

 さて、投稿の方であります。GBFプレコさん。コミケ当選おめでとうございます! 行けるかなぁ、私は………。

投稿者:GBFプレコさん

 次号予告、「エルメェスとジョリーン、刑務所内で劇的な再開!?」
 わかった………、信じよう(by承太郎)。
 という訳で、予告を信用して、こんな感じ↓

「掃除人の野郎、確かこの辺の手すりの中に、5000ドル!隠していたはずだよな…。それはもう、あたしの物だ。クク…もうけ

 刑務所病院の外の階段で、金のありかを探すエルメェス。
 そこに忍び寄る影。

「ヤハリ、来タな…。必ズヤッテ来ルト、思ッテイタぞ…」

 壁に張り付きエルメェスを見下ろす、ホワイトスネイク。

「だ、誰だてめーは!」
「マックイイーン君ハ、君の様ナ者ヲ釣リ上ゲル為ノ餌ダッタ。ディスクを食イ逃ゲシタノナラ、次ニ狙ウ餌は、コノ5000ドルだよナ…」
「なるほど…! てめーが、ホワイトスネイクって訳かっ!」
「私ノ名ヲ!知ッテイルトハ…!ヤハリ君モ、始末してオカナクてはナラナイ…」

 間合いを詰めるホワイトスネイク。
 キッスを出し、迎え撃つエルメェス。
 数秒の対峙。そしてホワイトスネイクの後退。

「ココハ…、引コウ…。君のスタンドを、警戒シタからジャア、ナイ…。ドウヤラ…、私ノ他ニモ、釣リヲシテいた者ガ、イタ様ダ…」

 外壁をすべり、消え去るホワイトスネイク。
 それを確認し、戦闘態勢を解いたエルメェス。その足元に絡まる、一本の糸。

「ん?なんだこの糸は…?」

 糸をたぐり寄せるエルメェス。

「長いな…。どんどん増えていくぞ…」

 寄り集まり、やがて形を成してくる糸の束。

「う、うわあぁぁぁっ!」
「ハーイ。久しぶりねエルメェス!」
「ジョ、ジョリーンじゃあねえかぁぁぁ…!」

 糸は固まり、エルメェスの手の中でジョリーンを形成。

「糸にほつれて、懲罰房を出てきたわ。エルメェスに絡み付いていれば、ホワイトスネイクが狙ってくると思っていたけど…、惜しかったわ、すでに逃げた様ね…」
「ホワイトスネイクよりよぉ…、どっちかっつーと、お前の方がスネイクだろ…」

 え、先生、グェスは完全に見放したの?(笑) それはともかく、予想はエルメェスお金GETという事で、ある意味よーやんにちと近いかなという予想。それと例の「糸」の応用。便利すぎてもはや涙が出てくる………という描写は全く無いのですが、バナナとインコをすりかえるぐらいの精密動作オッケーのスタンドなら、懲罰房の鍵をジターリングにすりかえる程度の事なんざ朝飯前でしょうに。………でも鍵使って出ても脱走するわけではないし、またまた懲罰房期間が延びるのがオチ。こーなったら射程距離ぎりぎりまでストフリをベッドに置いといて、朝の点呼で気がつくまでに脱走するとか………でもスタンドじゃあ寝ている人型は作れないかもね。


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