write 2000/04/19
ジャンプ第21号予想
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「週感ジョジョンプ」第216号

PAGE1・まいむさんより

Hermit Purple attack JUMP 2000 No.21!


 こんばんわ。
 1PAGE目はまいむさん。ぎりぎり先週締め切り内に入らなかったのですが、内容的に時期ネタでもないので、今週に掲載です。

投稿者:まいむさん

6部では読者に対してスタンドを自明のものとして出さない!

 そんなことを先週改めて気づかされました。今までストーンフリーなんかも本当のところスタンドかどうかというのは結構な間わからなかったわけでして、グェスのグーグードールズもスタンドがすぐには出てきませんでした。スタンド体をすぐに出さないのは何もよく言われるところの新規読者へのわかりやすい説明をするため、というだけでもないでしょう。ジョリーンの成長を描くため最初をスタンドに未習熟な状態から始める、というのもあると思いますが、それ以外にも演出上のメリットがあります。

「どんな奇妙な状態もスタンドだから当然ありうるさ」

 読者がそんなふうにおやくそくに慣れてしまってはせっかく奇妙きてれつシーンを考えても台無しです。
 奇妙な状態出現→ 敵が出てくる→ 能力を見せる→ 主人公が機転を使って倒す。そんなくり返しの中でわれわれは謎について当然すぐに解かれるべきもの、賞味期限一週間だと慣れきってしまうかもしれません。奇妙なシーンよりバトル、バトルの一辺倒ではジョジョをジョジョでないものとして読んでるのかもしれません。
 そこで読者に原点に帰って奇妙なシーンを味わってもらうためにスタンドをすぐに出さないのかな、と思います。 

 閑話休題。そこで、というわけでもないのですが6部の中長期的な予想を考えてみようと思います。

6部はついに怪奇小説に!!(世界観・雰囲気予想)

 先週のラストシーン、岸壁の闇に現るモンスター!ってかんじでいい感じですね。そう6部ではオカルティズムがついに現実のものになる!!

フランケンシュタイン IS THERE!(ボス予想)

 怪物といえば、3大怪物なんて言われる吸血鬼、狼男、フランケンシュタインですがちょっとこいつらについて見ていきましょう。
 吸血鬼――セックスを伴わない繁殖、他人の肉体を変化させ、肉体の呪縛とカリスマの2つをもちいて相手の精神をコントロールする。類例ゾンビ。
 狼男――二面性、人でありかつ同時に人でない、狡猾、猜疑心の強さと依存心の強さの両立、とてつもない破壊衝動、基本的に他人とは没交渉。どうです。どことなく歴代ボスをほうふつとさせませんか。
 そしてフランケンシュタイン――人から作られた人でないもの、これが6部のボスと予想します。その実体はロボットか? アンドロイドか? サイボーグか? クローンか? はたまたバイオテクノロジーによって作られたミュータントか?『ある種の事柄は死ぬより恐ろしい‥』(BAOH)。『死ぬより恐ろしいことが起きる‥』(JOJO6)。

 あとボスは女であるような気がしますね。根拠ないけど。というわけでボス予想はフランケン+女性。ビジンダーやデビルマンレディー、そんな系譜に位置づけられるような‥。ホント?

 ついにロマンホラーから本格的モダンホラー(まぁ今までもそうといえばそうなんだけど)へ………。いいですねぇ。第一部、第二部の吸血鬼やそれに類する生物たちは「王道を行っていながら、どこか違う」という強敵を見せつけてくれました。今度は一般のホラーと違い、無力な人々を軸にはしていないけれども、それでもその恐ろしさが解る敵が次々と現れるっていうのがいい。そしたら舞台はどこでもいいかなー、と。ただ演出が試されるところですよね。擬音も大爆発で続けてほしいです。


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