「週感ジョジョンプ」第153号

　"ロマンサー"Y.Bさんでございますよ。久し振りでございます。一体いつ考えるのか？という濃いひねり具合が今回も大爆発！

投稿者："ロマンサー"Y.Bさん 　これが暴走した「レクイエム」の目的だッ！ 　・・・精神を別の肉体と入れ替える能力とはつまりッ！ 　この世の生き物が「別のモノ」に入れ替わって行く能力なんだッ！ 『前奏曲は終わり、本編が開始したから私を殺すのをやめた 』 　・・・んじゃねーぜ！ 　ゲームが出荷される前にポルナレフさんを殺すと、カプコンの広報さんが困るからだ！ 　うらみはらさでおくべきか！　噛みちぎってやるぜメーン！（亀だから痛そうだ） 　というのもウソ。 　実の所、ポルナレフの強烈な願望を受けて発現・暴走中のレクイエムはただ単純に向こうにカワイイ観光客のお姉さんを見つけただけだったのだ！ 　プラスチックな風貌の顔面にワイルドに風穴。よろけながらもクールに歩み寄るレクイエム。 　２００１年抱かれたい男Ｎo.1はアンタだチクショー！ 「キレーナ脚シテルカラ全身ヲ入レヨウネ」 　手にはどこから出したか「写るんです」。 「ヤ、ヤロ〜・・・本体の俺様がこのザマだというのに、おのれッ！」 　歯ぎしりして悔しがる亀。 「ハッ！ま・・・待てよ。じゃあ、新たに生えてきたこの首は・・・そして周りのこの状況は・・・『レクイエムとは関係ない』ということか？・・・まさか！」 　その刹那、レクイエムに写真を撮ってもらっていた女の子の瞳に三角が入った！ 　ディアボロはピチピチ・ギャルのボディーに潜んでいたのだ！ 　あっさり、矢を献上するレクイエム。抱かれたい男の座から一気に失脚だ。 「やはりお前は足ひっかけられて、スッ転んでいるのがお似合いだぞ！クク、ハハハハ！」 「ディ・・・ディアボロ！」 　あまりにも全てが予想外の展開に、いちいち真面目にリアクションしてるのが、いいかげん馬鹿馬鹿しくなってきたブチャラティたちは全員無言でフテクサれています。 　ディアボロと矢は放っておくとして、新たに現れたおぞましい『別のモノ』どもは一体何なのか？ 　それは・・・ 　２Ｄ格闘より、次に来るのは横スクロール多人数アクションの３Ｄ化！ 　カプコンさんがポスト・スパイク・アウトで「エイリアンＶＳプレデター」(*編注1)の２を企画する時には、ジョジョでどうです？と先手を打っておく為のモノなのだ！　俺ってエライね〜。 （全然エラくない） 　てなわけで、カプコンからのジョジョゲー第２弾が出る時は『エイリアンＶＳジョジョの奇妙な冒険３Ｄ』で決まり！ 　ちょっと先物買いすぎる感もありますが、弱含みの景気回復傾向に一石を投じるためにも、ここに予想しておきます。 　あっ『天地を食らうＶＳジョジョの奇妙な冒険３Ｄ』(*編注2)かもしれないなあ。火虎出してね！

編集部解説 　*編注1：「エイリアンＶＳプレデター」………1994年発売/カプコン 　つい最近のゲームだと思っていたらもう4年も前のゲームなの？　ファイナルファイトから続くカプコンのお家芸とも言えるベルト型横スクロールアクションゲーム。プレイヤーは、人間(宇宙海兵隊)かプレデターを操ってエイリアンを倒していく。「キシュァァ」というエイリアンのやられ声ととにかくテンポが良かったのが印象に残ったゲームで個人的にはかなり名作だと思う。当時、ゲーセンで「カリノ　ジカン　ダ」と言いながらメシ前でも多人数プレイに旅立つプレイヤーが続出したらしい(ウソ)。はっきり言って基板欲しい。渋谷センター街のゲーセン、渋谷会館で今でもできるはず。 *編注2：「天地を喰らう」………1989年発売/カプコン 　週刊ジャンプとカプコンのつながりはなにもジョジョがはじめてではなく、この本宮ひろ志原作のゲームもゲームセンターで結構やったもんです。ベルト型横スクロールアクションゲームなんですが、なぜか溜め撃ちがありました。これより1993年発売の「天地を喰らう2」の方が有名かも。これも今でも遊べるゲームです。熱すぎ。 　参考文献：「ザ・ベストゲーム2」(民明書房もとい新声社)←在庫あるんでよろしく！(笑)

　という訳で、いやースパイク・アウト、面白いですね(実は全然やっていない)。クールなポルナレフの再登場ぶりに下半身の違いをみせつけて欲しい今日このごろ。ただもうカメですからね、カメ(笑)。J.ガイル『吊られた男』戦で見せたカッコよさ(親指を立てながら砂を蹴り上げるのがカッコイイ)は過去のものとなってしまいましたがこりゃ第二部のスピードワゴンじいさんみたいなものでしょう。あの後、ポルナレフも一体どうなってしまうんだか？　意識のあるうちに何とか大事な役割を………って、それじゃまたジョルノが浮かばれないって！

　それにしても、次のジョジョゲーは是非NAOMI基板で作ってドリームキャストとアーケードでできる様にして欲しいですね。もちろん第五部希望！

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