write 1998/09/12
ジャンプ第42号予想
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「週感ジョジョンプ」第129号

PAGE2・こおらさんより

Hermit Purple attack JUMP No.42!


 初投稿のこおらさんです。どうもありがとう。
 前回、危機的状況に陥ったブチャラティでありますが、次回、死に様をさらしてしまうのか、気になるところ。それにしても死にそうで死なない人物が出てくるのは少年漫画の王道ですが、「命がけで突っ立っている死体」というのを見る事ができるのはジョジョぐらいのものだろう。

投稿者:こおらさん

「この冷たさは…」

 ドッピオはブチャラティに肩を貸している。この男は、息を吐いているように見えるが、本当の息なのか?

「ここでいい」ブチャラティが言う。そう言いつつ、階段に手をつく。
「はぁ、でもですねぇ・・・・」
「ありがとう。君がいなかったら、道路さえも渡れなかった。もう、行ってくれ・・・」
「・・・・・」

 その場で崩れるブチャラティ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

「ブチャラティはどこに?」
 ジョルノが建物の上からあたりを見渡している。ミスタとナランチャもいる。
「コロッセオに行くぜ、ジョルノ」
 三人は走り出す。

 ブチャラティの心臓は動いていなかった。しかし、彼も彼のスタンドも、確かに存在している。
 ……ということは、彼はまだここにいるのだ!この現実に!!!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 階段での押し問答は続いている。

「もういいといっているんだ」
「その身体じゃ二階まで行けるかどうか・・・」
「大丈夫だ・・・ ・・・多分」
「そう言えば、ここって有名な場所ですよねぇ。観光に来る人がたくさんいますよね。・・・人。あっ、もしかして人と待ち合わせているんじゃないですか?」
「お前さんには関係ない、だろう」

 ブチャラティーは、その場に突っ伏して動かなくなる。

「あの、・・・ど、どうしたんです?」

 ドッピオは、ブチャラティの肩をつかんで揺さぶる。動く気配が無い。
 観光客の団体が階段を降りてくる。

「どうしたんだい?」
「何だ?倒れているぞ」
「なんか変だぞ」
「この人・・・冷たい」
「し、死体だぁぁぁぁ」
 観光客が騒ぎ出す。

「し、しまった。何ていうことだ」
 ドッピオはその場を逃げ出した。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〈ジョルノ、おれだ〉
「ブチャラティ!? どこですっ!」

 振りかえるジョルノ。しかし、ブチャラティの姿は見つからない。

〈おれはここにいる・・・さあ、矢の男に会いに行こう〉

 ピーポーピーポー………救急車の音が聞こえてくる。

 幽霊ブチャが私の予想です。ブチャラティのような、自虐的な人は長生きできないですね。そこがいいと思うのですが、現実は、もっと厳しい・・・
 幽霊ブチャが成仏する(思いを遂げる)まで、彼の存在は消えることはないと思いますが、それはそんなに遠くないでしょう・・・あな、かなし・・・

 ドッピオ、一時退場………? しかししつこく追ってくる訳だしなぁ………。次回から幽霊として一行の成り行きを見守るリーダー。幹部になってからたったの数日にてその生涯を終えるとは恐ろしく、哀しい………。ただ、畳で死ぬわけにもいかん職業だしな。


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