今週の第1ページ目"ロマンサー"Y.Bです。陰の波紋戦士とポルナレフの過去の因縁………。
投稿者:"ロマンサー"Y.Bさん ガバッ! 「それがどーしたっ!ブチャラティィィィィィッ!鼓膜が破れたぐらいのコトォォォッ!」
地中でブチャラティーを抱きすくめるセッコ。グチャグチャに溶解するブチャラティー! 「あばよおおおッ! 勝利者は俺だ! ブチャラティーおめえの負けだああッ!」 ドス! バス! バス! 勝利宣言のセッコの頭部をを銃弾が撃ち抜いた。 「どうした? 駆けつける足音が聞こえなかったのか? 銃声に気づかなかったのか?・・・俺は負けてもいい・・・だが、湘北は負けんぞ」 亀を手にジョルノとミスタが駆けつけていたのだ!セッコ完全敗北!
「ゴリ!・・・いやブチャラティー! その傷ッ・・・い、いや、その身体・・・!」 ブチャラティーを気にしつつもコロッセロの暗がりへと消えるジョルノ達。 「頼んだぞ」 ブチャラティー白くなる。煙となって雲に昇る。迎えに現れるかのように上空ではアバッキオとフーゴが微笑んで待つ。 「18年前、ディオという男は俺に言った。『君は悩みを抱えている・・・苦しみを抱いている・・・わたしにも悩みがあって日光の下に出れないからだなのだ』と。」 ポルナレフはジョルノとディオの因縁を知ってか知らずか語り始めた。
赤石のこと弓と矢の事・・・そして叛逆の波紋戦士、石仮面の狩人ドレッグズのこと。 「『幽波紋』を引き出す『弓と矢』・・・しかし、選ばれた魂でなければ死んでしまう。ならば・・・死なない身体の者がこの矢をつかえばどうかな?」 待ち構えていたドレッグズは石仮面をかぶって吸血鬼となってから弓と矢を使い、スタンド能力を身につけていた。そのスタンド『ザ・ギロチン(断頭台)』との死闘の末、ポルナレフはボロボロになりながらも勝利した。しかし! 「俺様が何のためにお前を呼んだかわかるか? 俺はな・・・無垢なものや、誇り高い人間が堕ちていく姿を見るのが好きなのさ、息子J・ガイルのように堕ちろ! エンヤのように堕ちろ! 堕ちて永遠に慙愧するがいい! 俺の血でな!」 狂人ドレッグズは最後の力を振り絞って、半死状態のポルナレフに石仮面をかぶせた! 「やっやめろオォォォォォォォォォォッ!」
以来、ポルナレフは闇の住人となり生きる事になった。
ドレッグズの残したリストを使って、弓と矢を追いヨーロッパの夜を巡り歩き、ついに残す名前は最後の一人となった。その名はディアボロ。 そして現在!! 「俺の魂ではだめなのだ。孤独と渇きに病み衰えた俺の精神ではディアボロにはうちかてないッ!お前たちの黄金の精神こそがヤツの『キング・クリムゾン』を打ち砕けるのだ!」
夜明けの時、ついに来たる。
「んも〜。せっかくこれからパリに行こうってのに、承太郎さんったら突然ローマで落ち合おうだなんて・・・」 ローマ空港の国際線ゲートに向かう歩道に広瀬康一の姿があった。
「えっと日本発、日本発・・・、ああっ! もう着いてる時間じゃないか! 急がなくっちゃ! もう人が出てきてるよォ〜!・・・・・・あっ承太郎さ〜ん! こっち! こっちですよ〜! ・・・エエッ!」
驚いたひょうしに康一は後ろを通りかかった青年にぶつかった! 「いっいえ、僕のほうこそボーッとしていて・・・僕よくボーっとしちゃうんです」 青年はとても礼儀正しく康一に言った。 「さっきも電話をしていて・・・あれ? なんて内容だったっけ?え〜と、どっかへ行かなきゃ行けないんだった。どこだったかな・・・」
(・・・なんか変な人だな、でも恐い人じゃなくて良かった)
「どうしたんですか?みんな!」
「そうだ!コロッセオだ!コロッセオに行くんだった!」
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第三部承太郎、第四部キャラクター登場とポルナレフの壮絶な過去。闇に生きていたのはそういったことが………。それにしても「石仮面」が破壊されていなかったというところがジョジョの因縁深いところか。その上相変わらずのドッピオ。個人的には由花子&康一が何の脈略もなく出てくるというところを希望だけど、クールなイタリア人一行とはテンポが会わないんだろうなぁ………。とりあえず、次号以降はポルナレフが目的を追えた後、どうするのかが注目。
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