write 1998/08/21
ジャンプ第39号予想
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「週感ジョジョンプ」第123号

PAGE1・どばさんより

Hermit Purple attack JUMP No.39!


 さて、休み明けなのですごーくMAILが溜まっているけど、まず第一弾はどばさんです!

投稿者:どばさん

 夏休み明けは、セッコとブチャラティのどちらが先にコロッセオに着くか、明らかにパワーとスピードでまさるセッコにどう勝つつもりなのか、私には全然わかりませんので、別のことを予想してみました。

 ブチャラティたちを待つあの男が、コロッセオで何をどうやって渡すつもりなのかわかりませんが、今なんとなく第1部から連想したイメージがあります。
 ウィル・A・ツェペリさんが死ぬ間際にジョナサンに波紋法の奥義を授けた時のように、何らかの方法で、たとえば弓と矢を使って「自分の強力なスタンドを、動けなくなった自分の代わりに誰かに譲る」つもりなのではないでしょうか? もちろん「スタンドは一人一体、もしくは一人が同時に一種類の能力」という原則があるわけですが、それをも越え、さらに人から人に移すことが、あの矢を使えば可能とか…ただ、それをやるとあの男自身は死んでしまうかもしれません。
 いずれにしても「一人にしか渡せない」ってのは、そういうことじゃないのかと思うのですが、どうでしょうかね。

 そうか、ついでに(と言ってはあの男に申し訳ないけど)、その矢の影響で命まで移せるとしたら…。これは大方の予想を覆して、受け取るのはジョルノじゃなくてブチャラティなのかもよ。その「遺産」によってスタンドのパワーアップの他に、肉体もよみがえっちゃうってわけです。
 もっとも、今のセッコとの戦いを見てると、普通の肉体に戻るのがいいのか悪いのかわからない面もありますが(笑)、車の中でのジョルノとの会話を見る限りでは、間もなく寿命が尽きるみたいなので。

 うーん。結構第五部って、スタンドの法則が破綻してきた部分があるんですよね。これは改めて言うまでもないことだし、それがジョジョの面白さを大幅に減らしているとも思えません。今、第三部を見直してみて、第四部を読むと(これが重要)その事がよく分かるでしょう。ついでに第四部の必要性というのも見えてきたりして。

 脱線してしまいましたけど、「スタンドを一人二つ持っている」というところもスタープラチナ/承太郎が時の止まった世界に入門した時「ああ、許す!」と思ってしまったところに通じるものがある。実のところ、承太郎はジョジョ研究家によると「新しい能力を手に入れた」とか「DIOの能力を身につけた」とかいう訳でもなんでもないらしいのだけど………。この辺の「許す」という感覚はある程度の味付けになっているジョジョのリアリティー上、葛藤しつつ読むべきところだと思う。果たして目立たなかったジョルノ又は明らかなヒーロー・ブチャラティが二つもスタンドを手に入れていいものか?

 このへんの答えは古典にある。そう、ウルトラマンゾフィーですな(って、リアリティー云々の伏線が全く必要なかった)。もう一つの命をやろう………というウルトラマンの最期の名シーン。この役目がなんとジョルノだというのだから恐れ入る漫画だ。さて、男の真意やいかに?


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