「週感ジョジョンプ」第270号

　こんばんわ。
　いやーすみません、すっかり遅くなっちゃいました！　MAILでいろいろと打ち合わせとかしていたら………。まだ50号の予想やっていまーす。とっとと掲載しなければならんですね。またまたマクラなしで申し訳ないですね。
　軟骨がうめえんださんです。ありがとうございますー。

投稿者：軟骨がうめえんださん 　さてお立会い、ここに登場せしは花もはじらう可憐な乙女、その名も空条徐倫にございます。極寒地獄に焦熱地獄、無間地獄に阿鼻地獄、世に地獄と申すは数あれど、こたび徐倫を襲うは、名を聞くも恐ろしき真空地獄に回転弾地獄にござぁい。あわれ徐倫の命運は、もはや風前の火のごとし！　これより徐倫、一世一代の大魔術、真空よりの脱出劇にいどみまする。みごと脱出とあいなりますれば、皆様、どうぞ拍手ご喝采をば！ 　いやはや、引田天功もびっくりです。 　マジックのタネをしたり顔で解説するのも無粋ですが、そこは予想師のつらいところ、軽く解説してみましょう。 　似たようなことを考えてる方も多いでしょうが、宇宙服の中で徐倫の身体は糸状にほつれています。で、回転弾は素通りしてしまうと。宇宙服に隠れている部分はこれでゴマかせます。 　しかし今週のラスト、徐倫の顔面にも弾が命中していますね。あれは顔の表面の皮だけそのまま残して、脳ミソやらなんやらはすでに糸球に変化させているのです。 　つまり、宇宙服を脱いだ徐倫の姿は、ペラペラの顔の皮から伸びた糸の束が、うぞうぞうぞうぞうぞうぞ蠢いているという絵になるわけです。 　とてもイヤですね。 　それはともかく、徐倫、やられたと見せかけながら吸盤男の背後に忍び寄ります。 ここでオラオラで決着かと思いきや、実は吸盤男、最後にハデな隠し球を用意しているのです・・・。 吸盤「ぬ・・・。徐倫、いつの間に？」 徐倫「勝負あったわね。再起不能にされたくなければ、今すぐ無重力を解除しな！」 吸盤「解除？解除だと？　ほんとに解除してもいいのか？　大変なことになるぞぉ」 徐倫「一体何を・・・。ハッ！　この奇妙な感覚！　さっきまでの無重力とは違う！　何かが、何かが微妙に歪んでいる！」 吸盤「ほれ、そこの窓から外を見てみな。実に見晴らしがいいぜぇ」 徐倫「・・・！　これは!？　そんな・・・。無重力のパワーがこれほどとは・・・。工場が・・・部屋全体が宙に浮いている!!」 吸盤「説明したはずだぜえ、俺の能力は。徐倫、てめえの身体とてめえが触れたものを無重力にするとな。そしてすでに高度はビル10階分を超えている。理解できるよな？　ここで俺を殺したらどんなことになるか・・・」 徐倫「く・・・。油断したわ・・・」 吸盤「いいことを教えてやろう。勝利を確信したとき！　そいつはすでに負けているのさ」 徐倫「そう、あんたの言う通りね。何故ならあんたはすでに負けているから」 吸盤「何をトチ狂ったことを言・・・。ハッ！　バカな！　高度がぐんぐん下がっている!？　てめえ、すでに『糸』を地面に!？」 徐倫「その通り、地面の木に結び付けておいたわ。あとは『糸』をたぐりよせるだけ」 吸盤「くそっ！切断しろ!!ジャンピン・・・」 　バチイィッ！　糸から火花！　のけぞる吸盤男。 ＷＲ「ウェザー・リポート・・・。すでに『糸』は俺の『雷雲』でガードしている・・・」 　あっというまに、建物は地面に着陸。そこは目的地の中庭！ 徐倫「ありがとう。あんたのおかげで中庭に到達できたわ。これはほんのお礼代わりよ。受け取ってくれるかしら？」 吸盤「なっ!？　ま、待て・・・」 徐倫「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラアァッ！！」 　・・・と、敵の「力技」で中庭到着！ 　いやあ、我ながら、非常にムリのある予想ですね。でも、空飛ぶ工場、ちょっと見たくないですか？　ハデな展開のためには、多少の矛盾は無視!!

　"HG正楷書体-PRO"なんて久し振りに使っちまったです。さて、やっぱし派手なシーンは見たいものです。空飛ぶ工場。昔読んだ『ドラえもん』でこんなネタありましたね。ブルートレインのマークを家の前につけると、線路に乗って家が走って行く、というもの。これもスケールがでかくて笑えましたが………いかんいかん、どうも笑える展開を考えてしまう悪いクセが………。ゲヒンな展開とかも………一体誰のせい？

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