「週感ジョジョンプ」第216号

　こんばんわ。
　月曜から残業が多いのも何だかなー。
　という訳で、またまた明日に持ち越し？　うーむ、たるんでおりますな………。次はGW明けなので、こんなこともないと思いますが、GW中はいっつも予想こないからなー。ま、なかなかいい「引き」で終わりそうなので今週はちょっと違うかも。

　ありがとうございます、初投稿の方。MASさんです。

投稿者：MASさん 　どうも、初投稿です。MASといいます。 　ジョジョンプは、去年の夏ごろから見させていただいてます。個人のページにもかかわらず、ほぼ毎日、かなりの情熱を持って更新されていて、とても感心しています。 　では、早速予想に行きます。 　いきなりですが、あのドロドロのスタンドの名前は、 マンハッタン・メッセンジャー 　だと思います。なぜかというと、あのDNAの塩基配列の記号と、ジョンガリのスタンド・マンハッタン「トランスファー」から、RNAのことを思い出したからです。 　RNAというのは、細胞内で遺伝子であるDNAの情報を元にたんぱく質を合成するときに必要な物質で、 メッセンジャーRNA トランスファーRNA リボソームRNA 　の３種類があります。メッセンジャーRNAはDNAの情報をコピーし、トランスファーRNAはそのコピーされた情報に合うアミノ酸（たんぱく質の材料）を運んできます。 　リボソームRNAは、運ばれたアミノ酸をメッセンジャーRNAの情報に合わせてつなぎ合わせてたんぱく質を合成する組織「リボソーム」を構成している物質です。 　なんか生物の授業みたいになってしまいましたが、何が言いたいかというと、ジョンガリたちは、承太郎の持つ何かをコピーし、それを利用して何かを作ろうとしているのだろうということです。 　コピーしてディスクに記録されたのは、やはりスタープラチナの能力でしょう。幻覚を見せていたのは、記録のあいだじっとしててもらうということと、幻覚の中でスタープラチナがどのように使われるかを見るためという、２つの目的があったと思います。 　能力がわかっても、使い方がわからなければしょうがないですからね。ジョンガリたちの当初の予定では、記録が終わったら眠ったままの空条親子を撃ち殺すつもりだったのかもしれませんが、途中で目覚めて面会室を出られたのでそれは失敗したのでしょう。 　しかし、ジョンガリたちの最大の目的が承太郎への復讐だとすると、承太郎が目覚めた時点で撃ち殺して置けばよかったはずです。まだその時点では動けなかったんですから。何故それを見逃したのかというと…………やはり、承太郎への復讐以上の目的があったのでしょう。DIOの忠実な部下であった者たちが、承太郎への復讐以上に重要と考えるものとは何かと考えると…………やはり、DIOの復活以外考えられません。 　けれど、DIOは既に日光により消滅してしまっているため、DIOに極めて近い存在を作ろうとしているのではないでしょうか。DIOに極めて近い存在。それにはまず、ザ・ワールドに極めて近いスタンド能力が備わっていなければなりません。そのため、ザ・ワールドにそっくりの能力を持つスタープラチナの情報を、「マンハッタン・メッセンジャー」がメッセンジャーRNAの如くコピーしたのでしょう。 　ところでなぜ、幻覚を見ているあいだに体か溶けかかっていたかというと、メッセンジャーRNAがDNAの情報をコピーするとき、DNAの二重らせん構造がいったん解けることから、 らせんが解ける→形が崩れる→溶ける 　というようなイメージがついたからでしょう。スタンドは能力のイメージなんですから。だから、体が溶けかかっている様子は、スタンド使いである親子であるから見えたわけで、もし仮に一般人がそこにいたとしたら、その人には溶けているようには見えなかったでしょう。面会室を出た後に、溶けた跡が全くなくなっていることが何よりの証拠です。 　それではジョンガリのマンハッタン・トランスファーはどんな役割を果たすかというと、やはりトランスファーRNAの如く、「DIO」の材料となるべきものを運んでくるのでしょう。承太郎から出てきたディスクは、羽のようなものがついていました。それは回転させることにより特殊に気流を作り、マンハッタン・トランスファーがその気流を読み取ると、下にぶら下がっている鍵の形が変化すると思います。また、マンハッタン・トランスファーを通った弾丸が人体にあたると、その弾痕の形が鍵穴になると思います。そして、ぶら下がっている鍵と弾痕の鍵穴が一致した場合、それは「DIO」の材料に適した人体で、何らかの方法でその人から体の一部を取り去っていくと思います（「何らかの方法」って言うのは考えると気持ち悪くなってくるので割愛）。 　ただ、体の一部がなくなっている囚人が何人もいたらどうしても不審に思われてしまうので、死刑囚辺りを狙うと思います。 　ここまで読んで下さった方はもう気付いたと思いますが、そう、私は、ジョンガリには更にもう一人の仲間、つまり、 マンハッタン・リボソーム 　というスタンドを持つものがいると考えています。こいつは、「メッセンジャー」の作ったディスク、「トランスファー」の運んできた人体の一部を用いて、実際に「DIO」を作り上げるスタンドです。ひょっとしたらこいつがすべての指揮をとっているのかもしれません。こいつは何処にいるのかはわかりませんが、そんな大それたことをするくらいですから、誰にも見つからない、目立たないところにいるのは確かでしょう。となると地下深い独房にいる囚人か、あるいは刑務所を管理する側の人物でしょうか？　とにかくかなりヤバい人物だと思います。 　ところで、「なんでジョリーンの名前が出てこないんだ？」と思われるかもしれませんが、それは、私が、恐らくジョリーンは承太郎をおびき寄せるための囮でしかなかったのであろうと思うからです。承太郎が面会にやってきたとき、ジョンガリに対して看守は「情報だよ」といっていました。つまり、ジョンガリたちにとって一番大切なのは、ジョリーンがどうこうということではなく、「スタープラチナの情報」だったというわけです。 　とまあ、こんな感じで、ジョンガリの背景みたいなものを考えて見ました。 　ただ、「マンハッタン・リボソーム」という名前が、あまりジョジョらしくないので気がかりではありますが。 P．S．ほかの２人の名前が、「ジョンガリ・B」、「ジョンガリ・C」とかだったら嫌ですね。

　今月はあのDISKの能力で話題が持ち切りなんですが、この理屈の立て方が今週の中では割と光っていますね。あの謎の「溶ける」というポイントを突いた点。どろどろのスタンドの複数の能力と言われていた「DISK」と「溶かす」という能力を複数犯行説も絡めて出してきたネタがいいんですね。MASさんもおっしゃっているようにちょっとネーミングが………。それにしても、これ以上読者のスキを突いて三人目が出てきたらかなり驚きますけどね。そこまでやるか！っていう。個人的にはグレイトフル・デッドと同じであの撃たれた警官が怪しいと思っておるんですが。

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