思い出日記 2003年1月分
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1月14日(火)
昨日の荷物運びのお陰で右の腕から肩にかけてが筋肉痛。
朝のホーム案内で腕を上げて合図を送るたびに、顔を歪めているのだから、
傍から見たらかなり変な職員だったことだろう。
お昼の休憩を終えて、仕事に戻ってみると、どうもうちの会社の別の線区が人身事故で止まっていて、
tanaが、その混雑対策の応援要員として指名されてしまったらしい。
仕方ないので、午後の仕事はほっぽり出して、応援へ行く。
とは言っても、応援に行っても、応援に行った先の場所の勝手が分からないから、
表に立ってのご案内などは到底無理。
そこで、ただひたすらお配りする遅延証明書を作るため、
遅延証明書用紙に鋏を入れていた。
tanaの会社の遅延証明書は、いまだに、
改札のハサミ(改札鋏)で遅延証明書用紙の必要事項にハサミをいれるタイプ。
自動改札が導入される前の、ハサミの時代を経験している職員ならば良いが、
tanaが入社したときには、既にすべて自動改札化されていたから、
tanaは改札鋏を実戦で使ったことがない。
そんなわけで、やるだろうなぁとは予想していたのだが、本当にやってしまった。
何をか。
それは血豆。
30枚くらいの遅延証明書用紙を重ねて、力を入れて改札鋏でハサミを入れるときに
改札鋏で人差し指の付け根を、思いっきり挟んでしまったのだ。
その昔、自分が所属する線区が遅れたときも、遅延証明書を切ろうと思って、
同じようにハサミで巨大な血豆を作ってしまったことがあるのだが、
その時など、(列車が遅れていきり立っている)お客さまの面前で
あまりの痛さに奇声を上げて、あろう事か、うっすらと涙までにじんできてしまった。
それほど痛い。
血豆、というのは、それを作ったそのときは、仕事中でもあり、
混雑するお客様の応対に必死で興奮状態なので、一瞬の激痛を感じるだけですむのだが、
日常生活に戻ると、途端に支障が出てくる。
まず、鉛筆が持てない。ちょうど鉛筆の軸が血豆に当たるのだ。
同じ理由でお箸も持てない。
スプーンやフォークも持ち方に気を使う。
お風呂に入っても体を洗うときには、タオルの持ち方を考えてしまう。
そんなわけで、血豆が潰れるまで(或いは、不自由な生活に嫌気さして自分で潰してしまうまで)は、
何かを持つにつけて、人差し指の血豆に気を使う毎日になりそうである。
で、事故応援を終えて、自分の職場に帰ってきてみると、
こっちでも機械のトラブルがあって、ほかの職場から応援者に来てもらっている状態だという。
当然、帰るわけにも行かず、tanaが応援者の人と代わって、トラブル対応に当たる。
はぁ〜、トラブルって、当たるときは本当に良く当たるものである。
明日は遅い泊まり勤務。
なので、また仕事の前に学習センターの寄って行こう。
1月13日(月)
朝のうちの洗濯機を2回まわして、それから秋葉原に向けて出発。
予定より一本後の列車に乗ったら、tanaの乗った列車の1本前の列車が人身事故。
ということは、予定通りの列車に乗ってたら…ああ、よかった。
秋葉原到着の後、すぐさま狙いを定めていた、お店へ直行。
悩むことなく(というか、昨晩までで充分に悩みきっていたのでもう吹っ切れていた)即注文。
購入したパソコンをお店で預かってもらっておきながら、
2時間ばかり久々の秋葉原散策をして、新商品や価格のチェック。
今月の下旬には、Bフレッツ化に伴ってのルーターの購入予定もあるから、
裏通りも含めて主な店をのぞいて回る。
そういえば、昔、T-ZONEがあったところに、ラオックスの新しいホビー関係店舗ができていたが、
エスカレーターしかない店舗なのに、プラモデルの階よりも先(下)に、
少女向け文庫(いわゆるBL系など)の階が出てくるというのは、どんなもんだろう。
噴水効果を狙ったものなのだろうけど、少年少女の健全な育成に悪影響を与えなければ良いな、と思うのであった。
そういえば、秋葉原駅前にも同人誌屋さんができていたし、
中央通沿いのアニメイトの横には虎の穴(共に同人誌や関係商業誌を取り扱うお店)がある。
真空管の街からパソコンの街になって久しい秋葉原であるが、
今やそこからも脱皮して、同人オタクの街へと進化(?)をしているようである。
いまどき大型の部類に入るパソコン本体とパーツ類が入った大きな箱(重量10Kg)を抱えて、
乗換えを2回して家に帰り着いたのは、15:00過ぎ。
帰りは、事故に巻き込まれたわけでもないのに。行きよりも大幅に時間がかかっているのは、
あまりの箱の重さに、途中で何度も往来の真ん中で立ち止まって休憩したためであろう。
帰宅して、本当は、パソコンはそのままにして、買い物に行く予定であったのだが、
『開けて、開けて』と誘惑してくるパソコンの箱にあがなう事も出来ず、
夜までかかって試行錯誤を繰り返しながら設定をする。
明日は早日勤でなので、遅刻しないように早めに寝よう。
1月12日(日)
08:00に起きて、30分ほどボーっとした後、おもむろに動き出して、
昨日に引き続いて学校へ行く準備。
先週は、開所15分前に起きて、大慌てで走っていったので、
今日はちょっと時間にゆとりを持って、途中でお昼ご飯を買いながらセンターに向かう。
最近開設された、真新しいセンターに、09:30の開所と同時に入って、17:30のセンター閉所まで、
一日中、ビデオ教材やラジオ教材を視聴して勉強する。
途中、やや記憶が怪しい時間帯もあったが、おおむね予定通り進んだ。
帰宅してから、以前から狙いをつけていたパソコン店に電話をして、在庫の状況を尋ねる。
まだ4〜5台残っているようなので、明日の開店と同時に行けば入手できることだろう。
1月11日(土)
今日は明け番。
あまりの眠たさに職場で15分ほど仮眠(わずか15分でも効き目があるという)を取った後
その足で、職場の近くの大学の学習センターへ。
一日中缶詰状態で、まだ視聴していない教科の学習を進める。
なんせ、試験まであと2週間を切っているというのに、半分以上の講義を視聴していない。
このままでは、何にも知らないでぶっつけ本番の試験になってしまう。
さすがに15分ほどの仮眠では、眠気のすべてを吹き飛ばす効果はなかったのか、
何度も何度も睡魔の世界にいざなわれてしまって、
効率が良かったとはとてもいえないが、それでも結構進んだ。
この調子で明日も学習を進めよう。
家に帰って、パソコンを本格的に決める。
いわゆるメーカーものというのは、性能やら見てくれやらが気に食わないので、
Net通販をやっているお店のBTO(変更可能受注生産)パソコンに狙いを定める。
送料がちょっと高いので、明日直販店に電話をして、直接行って買えるかどうかを聞いてみよう。
1月10日(金)
今日は早い泊まり勤務。
だから、本来なら遅い泊まり勤務の時の出勤時刻よりも2時間ほど早い09:35に家を出るのだが、
一昨日は遅い泊まり勤務の前に仕事の前に学校に寄った関係で、だいぶ早く家を出ていたので、
今日の感覚としては、結構ゆっくりな感じ。
しかし、考えてみると、去年の6月に今の担当に移る前は、
泊まり勤務の日はいつも今日くらい(08:30位)の時間に家を出ていたのだった。
それが今の担当に移ってからは、遅く家を出るのが当たり前のような気分になっていた。
慣れというのは不思議なものである。
1月9日(木)
明け番で職場の新年会の予定だったのだが、
何せ、学校の授業を突貫工事でやらないといけない切羽詰った状態にまで追い込まれているので、
やんごとなき用事があるといって、早々と抜けてしまった。
相談した庶務責任者はなんか用事の中身を誤解しているようだったけど、
まあ、結果オーライということにしておこう
で、学校へ行って、丸一日、授業を受けて(というか視聴して)、
疲れた体を引き摺りながら、家に帰る。
1月8日(水)
遅い泊まり勤務なので、本当なら11:30頃家を出ればいいのだが、
今日は、仕事の前に学校によって授業を2コマ受けてから職場に向かうので、
その分早めに家を出る。
10:00のセンター開所と同時に入って、無事2コマ受けて、
それから、バスの時間まで余裕があったので、
センターの学生用パソコンで、Netに繋いで、新しく買う予定のパソコンの市況調査をする。
自宅は、まだ完全重量料金制のアナログ回線なので、家でNetに繋ぐ時間を最小限にするために、
開所時間中なら自由に使える、センターの学生用パソコンを最大限使おうというわけだ。
で、バスに乗って、職場の最寄り駅へ。
それから電車に乗って職場到着。
普段ならこれから仕事、という気概(というか、諦め感?)が漂うのだが、
今日はもう既に一仕事終えてきているようなものなので、なんか感じが違う。
さあ、仕事をしよう。
明日は仕事が開けたら新年会がある予定なのだが、
何とかして抜けたいなぁ。
1月7日(火)
新年最初の早日勤である。
既に企業の仕事は始まっているとはいえ、
まだ学校なんかは明日辺りが始業式、というところも多いため、
電車にもだいぶゆとりがある。
普段なら座れない、朝の通勤の電車も、今日は結構ゆったりと座れたし。
この調子が続けば良いなぁ……というのは甘い考えだろうか。
明日は遅い泊まり勤務。
1月6日(月)
昨日の反省を生きたのか、今日は目覚まし時計が鳴る直前に目が覚める。
そのまま再び寝に落ちたいところをグッとこらえて、起床。
とりあえず、お風呂の残り水を使って溜まったワイシャツを洗濯機で洗おうと、
洗濯機の設定をしていると、どうも、水が流れ出さない。
おかしいな、と思って給水ホースを触ってみると、ガチゴチ。
完璧に凍結していた。
いままで、外にある洗濯機をつかった事がなかったので、
『水抜きをしておく』という認識がなかったわけだ。
で、しょうがないので浴槽から手桶でバケツに水を移して、
その水をホースにかけて、ホースの氷を溶かそうと
洗濯機へと持っていこうと、水満載のバケツを持ち上げようとしたその瞬間、
『ウッ』
背中の右側の筋を延ばしてしまったらしい。
しばらく痛くて痛くて、のたうち回ってしまった。
洗濯機は無事、回り始めたものの、
立ち上がるのにも、体をひねるのにも、もっと言えば朝食のパンを焼く事すらにも、
背中が痛くてしかたない。
本当は、今日は洗濯の後、掃除をしようと思っていたのだが、
これではそれどころではない。
そんな調子で、うーうー言いながら、朝食を食べてしばらくしていると、
掃除機を修理に持っていった帰りの母上が車に乗ってやってきた。時間は13:00過ぎ。
昼食がまだだというので、郵便局に寄って住所変更や振込をしてから、
一緒に近くのパン食べ放題のお店へ行く事に。
昼食を食べ終わると、洗濯物をしまうという母上だけを実家に落として、買い物に回る。
tanaの家の玄関の靴箱が無くて不便をしていたので、カラーボックスを買う。
途中、ついでに、動きが悪くなっていたPCのマウスも買う。
車を返して、家に帰ってきたのが19:30頃。
コナンスペシャルを見ながら、実家から貰ってきたウナギの蒲焼きを食べる。
朝方痛めた背中の筋もだいぶ痛みが減ってきたので、
きっと明日には良くなっている……といいな。
明日は、年始最初の日勤。
朝が早いから早く寝る事にしよう。
1月5日(日)
放送大学の今学期の単位認定試験が月末にある。
しかし、tanaの今現在の進行状況は全体の半分もいっていない。
そこで、今日は、07:00頃に起きて、09:30の開所と同時に入って、
一日中そこに居続けて、勉強を進める予定だった。
ところが、実際目覚めたのは09:15だった(汗)。
なんか07:00頃に目覚ましが鳴った記憶もあるのだが、
仕事じゃないからいいやと思って、目覚ましを一個しかかけなかった為、
とめて、そのまま寝てしまったらしい。
家から学習センターまでが自転車で飛ばして10分。
着替えているうちに、起きてから5分が経っていた。
既に朝ごはんを食べている余裕はない。
途中でお昼ご飯を買っている余裕も、当然ない。
結局開所3分後にセンターに滑り込んで、
予定よりも、5分ほど遅れて、視聴を開始する事ができた。
はあ、疲れた。
1月2日(木)
今日は正規終業時刻よりも10分ほど早く、退社確認
(電話で労務担当者がいる部署に電話し『勤務終了です。次回は○日×時からです』と報告する事。
原則として、退社時刻以降に行う事になっている。)をしたのだが、
何のお咎めもなかった。
やはり正月だから、大目に見て貰っているのだろうか。
家を通り越して、実家に直行する。
これから、祖父の家に年賀の集いに行くので、車に乗っけて行って貰うのだ。
就職するまでは、お年玉が貰えるから嬉しかった年賀の集いも、
最近では、散財の集いと化している。
なんせ、今年は、妹を含めて6人に合計22000円。
うちの会社の鉄道現業は年末年始の5日間(12/30〜1/3)に出勤すると、
出勤勤務本数×4000円が特別手当として支給されるのだが、
特別手当のすべてが、このお年玉に消えて無くなっていく勘定だ。
ああ、tanaの汗と涙の結晶の福沢さんが……(泣)。
しかし、お年賀に行くと嬉しい事もある。
それは本式のおせち料理が食べられる事。
tanaの母も決して料理をしないわけではないのだが、
好き嫌いの激しい父上のせいで我が家の食卓に並ぶ事のない、様々なお正月料理が
年賀の集いに行くと食べられるのだ。
特に今年は、年末年始が仕事などのせいでろくな食生活をしていないから、
煮物のオンパレードや、精進料理にも似たおいしい料理の数々は、
有り難くて涙が出てきそうな程だ。
ダラダラと食べ続けて、お腹いっぱいになったところで撤収。
なんか、本当に食べにだけ行ったみたいな感じだった。
いったん実家に帰ってきて、祖父の家からおみやげとして貰ってきた、
お年賀の料理の残りを、夕食として食べて、それから帰宅。
3日間留守にしていたから、もっといろいろポストに溜まっているかな、と思っていたが、
年賀状が数枚あるだけだった。きっとまだ旧住所から転送されてきていないのだろう。
でも、届いていた年賀状は、どれもまだ書いていない人からだった。
明日の朝、ちょっと早く起きて書こう。
明日は泊まり勤務。
明ければやっとダブル公休だ。
1月1日(水)
明けまして、おめでとうございます。
2003年の初め、皆さまはいかが迎えられたでしょうか。
tanaは、昨日より二徹勤務に入っていて、
12月31日24時59分55秒に、同泊勤務の先輩と「良いお年を!」を言い合い、
その5秒後に「明けましておめでとうございます」を言い合うという、
とてもとても楽しい新年の迎え方だった。
ちなみに、去年も一昨年も新年は職場で迎えたのだが、
この年末年始跨ぎご挨拶も今年で3回目である。
さて、年末年始というと各行楽地や各交通機関は混雑する、というのが相場なのだろうが、
tanaが勤めている鉄道会社というのは、完全に都心のど真ん中にある私鉄企業なので、
都心から人が少なくなる、年末年始やお盆などは、逆に暇になったりする。
元旦というのもそのいい例で、電車に乗っている人が驚くほど少ない。
きっとみんな、今頃は家でコタツにつかって、ミカンでもぱくつきながら、
お正月番組でも見てるんだろうなぁ、などと想像してしまうと、
今、職場にいて、寒い思いをしながら外を眺めている自分自身が
とてもとても不憫に思えてきてしまうので、考えないようにしよう!(笑)。
今日はこのまま、引き続き泊まり勤務。