北海道って…
(郷土資料室)
簡単に北海道のおさらい。
北海道は、本州に次ぐ、全土の22%の大きさを持つ、日本で2番目に大きい島であり、
北海道本島のほか、奥尻島、利尻島、礼文島や、北方領土である択捉島や国後島、色丹島などの島々から構成されている。
人口は100万人を超える政令指定都市である札幌市を筆頭に全道で570万人余。その総生産額は20兆円を越える。
行政区分的には、その全域が北海道という道であり、その中に石狩、後志、胆振、渡島、網走など14の支庁に分かれている。
また、唯一北方領土地域のみが、ロシアによって施政されている。
歴史を見てみると、江戸時代までは、アイヌと呼ばれる、東北からサハリン、千島列島にかけて先住していた人々が、その生活の拠点としていたが、15世紀中頃以降、本土からの移住民が増えてくるに従って、次第に迫害され、1869年、明治政府がそれまで蝦夷地と呼ばれていたのを『北海道』と一方的に改称し、北海道開拓史を設置して本土からの移住を奨励して以来、政府によって政策的に虐げられ、土地や言葉、さらに彼らの文化さえも奪われてきたのである。そのアイヌの人々の文化は、子孫の方々によって残されているほかは、地名などで見かけることが出来るに過ぎない。
tanaと北海道との関わり。
実はtanaの父親が北海道生まれなのである。父方の親戚の多くも北海道に住んでいる。
ただ、tanaの祖先がアイヌで移住民に迫害されていたのか、というとそういうことではなく、
何代か前の先祖が栃木県から移住したらしい(だから、どちらかといえば、アイヌの人々を迫害する側)。
その為に、tanaが小さい頃は、毎年フェリーで北海道に帰省していたものである。
しかし、幼かった為よく覚えていないし、まさに『帰省』であった為、特に観光や見物はしなかった。
時は流れて、tanaが高校を卒業する年。
大学受験で必死になっている友達より一足早く就職が内定していたtanaは、卒業旅行に行きたいと思うようになった。
時はあたかも2月のアタマ。
『そうだ、今まで話に聞くだけで、一度も見たことがなかった、さっぽろ雪まつりを見に行こう。
それに今の季節なら、流氷も見れる!』
そんなこんなで初めて一人での本格的な北海道旅行。
行程は
仙台〜苫小牧〜札幌〜小樽〜網走〜釧路〜苫小牧〜静内〜函館〜東北地方(平泉〜秋田〜新潟〜長野)
の計10泊11日(うち道内6泊)という長丁場の旅だった。
それ以来、独身貴族(笑)の強みを生かして、年に2回のペースで渡道している。
このページの参考サイト
北海道ウタリ協会(http://www.ainu-assn.or.jp/)
さっぽろ雪まつり実行委員会(http://www.snowfes.com/)
Yahoo! 地域情報 - 北海道 -(http://dir.yahoo.co.jp/Regional/Japanese_Regions/Hokkaido/)
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