20世紀ノスタルヂヤ 2010年03月

03月31日(水) 「ルート48界隈」

 最終日。
 博物館的な所へ行きたいと思ったが、仙台市博物館はリニューアル工事で閉館中、東北歴史博物館は最近何度か行った。あとはあんまりない。宮城にないなら山形に行けばいいじゃない、ということで山形に行くことにしたが、決断する時間が昼前と遅かったので、48号線を西に向かう途中で諦め、その界隈をぶらりと見て回って帰ることに変更。


鎌倉山

 ニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所の近くに「烏不動明王」という案内が出ていたので、烏面のお不動さんとかいるのかもしれないと寄ってみる。細い道を行き切った先にその岩谷山崇光院はあり、一見、きれいな庭園のある普通のお寺だが、由来などを読むと、40年ほど前にお告げを受けた「教祖様」が地に埋もれていた天保時代の仏像を掘り出した、そうで、どうも新宗教の類のようだ。やたらと「教祖様」の文字が出てくる。線香代と庭の入園料を払って中を見物。本堂の奥の山道の先に、件の烏不動明王が山の湧き水に打たれるように置かれていたが、黒い、普通の不動明王だった。庭園などぐるりと見て回って出る。途中の道の端ではふきのとうが顔を出していた。

 
白衣水子観音 / ふきのとう

 48号線を奥に進み、作並温泉郷あたりまで行って引き返す。せっかくだから、ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所を見学しようと立ち寄り、案内の人について施設を見物。


ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所

 
蒸留棟 / 貯蔵庫

 愛子まで戻る。昔から名前だけはよく聞いてはいたが一度も行ったことのなかった諏訪神社に行ってみる。先日行った錦ヶ丘の場違いな感じの結婚式場の裏あたりにある。創建は西暦800年頃と歴史のある神社で、源頼朝が戦勝祈願したらしい。奥の山道を散策して戻る。
 月山池、サイカチ沼をぐるりと回って、錦ヶ丘に出る。先日とは別の場所からだと、蔵王連峰もよく見える。いい場所だ。


蔵王連峰(多分)

 帰宅すると、退院した父が戻っていた。
 明日帰る。

 

03月30日(火) 「キツネとタヌキと錦が丘」

 名取の母を見舞っての帰り、施設を出て間もなく、両脇を水田に挟まれた道路を何かが横切った。犬でもない猫でもないそれは、ダッシュで水田を駆けて行き、林に飛び込む手前で立ち止まってこちらを振り返った。キツネだった。野生のキツネは初めて見た。
 タヌキもとびだしてくるらしい。緑いのが。

 
緑のタヌキ

 286号線を西に進み、秋保温泉郷経由で愛子方面を目指し、蕃山の麓に造成されたいくつかの団地の一つ、錦ヶ丘に出る。以前は市の中心部にあった仙台市天文台が、2008年にこの錦ヶ丘に移転したらしいので見物。展示室とプラネタリウムと巨大望遠鏡がある。展示室で「5億光年」とか「約70億光年」とかいうのを見てて、人間はなんてちっぽけな存在なのだろう、という思いにかられる。

 
仙台市天文台

 錦ヶ丘の中にある、ハウステンボスみたいな一角が気になり、向かってみる。奥の背の高いのは金持ちマンション、手前の背の低いのはアウトレットモールだった。モールに興味を惹くものはなかったが、駐車場からの景色が良く、船形連峰を一望できる。
 錦ヶ丘の入り口付近にもラブホテルと紛うような奇怪な建物があり、何も書いてなかったのでその時は分からなかったが、帰ってから調べると結婚式場らしい。また、錦ヶ丘にはアディダススポーツパークというパークがあり、楽天イーグルスのベースボールスクールが開催されたりしているらしい。ちょうど今日、チラシがポストに入っていた。「コーチは全員、元プロ野球選手」がウリのようで、沖原や鷹野、愛敬ら楽天で戦力外になった選手や他球団の引退選手らの再就職先になっているらしい。

 
錦ヶ丘団地の奇怪な建物


左が後白髪山、三峰山。右が北泉ヶ岳、泉ヶ岳(やっとわかるようになった)

 父は明日にも退院できそうなので、明後日にでも東京に戻るの予定。
 仙台に戻ってから、毎日100km近くバイクで走行している。余計な寄り道をしなければ60kmくらいで済んでそうだが、いろいろ寄ってしまう。



03月29日(月) 「ゲゲゲで始まる朝8時」

 天気は良いが、空気が冷たく風もあって寒い日。
 両親を見舞う。
 近所の大國神社に寄り道して帰宅。
 回転ドア。ただ面白いから回転ドアにしているのだと思っていたが、あれにすることによって常に建物が密閉された状態になるのだと気づく。すごい発明だ。
 「タイムスクープハンター」のセカンドシーズンが放送開始。


崖の上に建つ住宅


船形連峰


蕃山と下愛子地区


木人

 

03月28日(日) 「非実在青少年に対して恋愛感情を抱いた者は、10年以下の懲役または禁錮に処する(あとDS没収)。」

 今日も寒い日。午後から崩れるという天気の予報だったので、午前中のうちに名取と大学病院とを回って、必要最低限の寄り道(買い物)で帰る。
 という予定だったが、実家付近まで戻ったところで、まだ天気崩れてねぇし(寒いけど)と、やっぱり寄り道。団地に入る坂を登らず、そのまま奥地へとバイクを進める。林道 夜盗沢〜奥武士 線を抜けて大倉地区へ。大倉ダムを経て、定義さんへ。参拝したり、三角の油揚げを食べたり。

 
大倉ダム / 定義さん

 
手水舎の龍(凍結防止策?) / 境内に降り積もった雪

 ここも十分奥地なのだが、地図を見るとこの更に奥に「定義温泉」なる施設があるらしい。が、現地に看板などはない。まぁいいかと引き返して帰路に着くが、帰ってから検索してみると、一般客は入れない特殊な温泉であったらしい。
 帰りは県道定義仙台線で赤坂まで戻り、赤坂の団地をぶらり。昔、中学校の裏は林だったのだが今はこの団地になっている。場外ホームランを打った時には林の中にボール(軟式テニスの)をよく探しに行ってたので、今でもテニスコートの最寄の民家の庭には時折ボールが飛び込んでいることだろう。高の原の団地もぶらついて山を降りる。
 西仙台カントリークラブや仙台綜合射撃場の入り口近くまで行ったり、向田団地をぶらついたり。向田団地には出入り口が一箇所しかないので、そこに架かっている橋を落とせば、そこの住民は孤立することになる(背後は権現森)。そして帰宅。
 楽天。マー氏でようやく開幕初勝利。

 
仙台の猫

 
路傍の石塔群



03月27日(土) 「牡鹿半島」

 とりあえず、半分程度の規模を県外に移設して、双方の理解が得られる最善の策だ、とかいうのは今のうちに禁止。
(と日記に書こうとメモしておいたら、本当にそんなこと言い出してた)
 牡鹿半島の先っぽに金華山という島がある。島全体が黄金山神社の神域で、古くから信仰の地として、恐山、出羽三山と並ぶ「奥州三霊場」に数えられている、らしい。前回牡鹿半島に行ったとき、その金華山へは渡らなかったので、今回行ってみることにする。


牡鹿半島の先っぽ

 7時半に出発。寒い。仙台に住んでた頃からずっと気になってた、須賀神社の石碑群を観察。「山神」「馬頭観音」「天照大神」「庚申塔」と刻まれた碑はほとんどの場所で見られる。場所によって「古峯神社」「出羽三山(湯殿山・羽黒山・月山)」「黄金山神社」「蔵王権現」などが見られる。

 
須賀神社の石碑群

 利府から三陸自動車道に乗る。片側一車線の対面通行の道路なので恐い。そして寒い。石巻で降りて牡鹿半島方面に向かう。
 半島の中央を縦断するコバルトラインを南下。金華山に向かう船が出る鮎川港を目指す。

 
牡鹿半島の太平洋側

 鮎川港に到着したのは10時40分頃。寒い。船は10時半に出たばかりで、次の船は12時に出るらしい。島に渡るとなると、行って、見て、戻って、で最低でも2時間くらいかかる。12時に出て、14時に戻ったとして、来た道を戻って3時間と考えると帰りは17時。買い物とかしたのでもっと遅くなる。HYBRID W-ZERO3のデフォルトの待ち受け画面に出てくる天気予報によると、


急変に注意

 らしいので、あんまり遅くまで出歩いてたくない。そして寒い。金華山は諦めて、もっと暖かく、日が長くなってから、もっと早い時間に来ることにして、今回は帰ることにする。
 半島の西岸沿いに戻る。途中、「月ノ浦」の看板があったので寄り道。伊達政宗の命を受け、支倉常長がサン・フアン・バウティスタ号でローマに向けて出帆した地だ。牡鹿半島は牡蠣の養殖が盛んで、月ノ浦港には牡蠣の加工所があった。これまで牡鹿半島の牡鹿は「牡の鹿」の意味(鹿は半島にも金華山にもいっぱいいるらしい)だと思っていたが、「牡蠣と鹿」の意味なのではないかという気がしてきた。

 
支倉常長像と月ノ浦

 石巻から三陸道に乗り、無料区間の終了手前で降り、45号線を帰る。


「西行戻しの松」から見た松島湾

 生協で買い物して帰宅。
 その寒い仙台で、楽天のホーム開幕戦。開幕4連敗。野村元監督は大笑いしているに違いない。
 明日は「日曜日は家で過ごすのがオススメ 日曜日は天気下り坂。午後は雪が降り出し、強まったり、雷が鳴る可能性があります。春らしい温もりも全くなく、お出かけするにはあいにくの天気です。」らしい。曇後雪の、最高3度、最低−2度らしい。
 HYBRID W-ZERO3の「インターネット共有」機能が使えるようになり、HYBRID W-ZERO3を通してノートPCで通信ができるようになった。PHSで40Kbpsほど、3G回線では400Kbpsほど出た。PHSでのデータ通信が1,450円定額になったので、安心して使える。



03月26日(金) 「地底の森」

 「3月25日」といういう日付での思い出しワード。「日比谷ラジオシティ」「フリードリンク&フリーフード」「ジャッジメント」。
 「毛」という字は釣りに使う毛針に似ているので、「毛」だけで「けばり」を読ませるようにしたい。
 名取の母を見舞った後、長町にある「世界中でここだけ −2万年前の氷河期の世界がよみがえる−」という「地底の森ミュージアム 仙台市富沢遺跡保存館」に寄ってみる。地下の空間に、2万年前の地層から出てきた人間の生活跡と森林跡を保存・展示している。


地底の森ミュージアム

 大学病院の父を見舞った後、国道45号線を東へ。七ヶ浜に向かう。海ではサーファーたちが冷たい海に浸かりながら波を待っていた。海に面した山の上に建つ鼻節神社は「今から2,400年ほど前に建立されたといわれる」説があるがあり得るのか?

 
大代横穴墓群(多賀城市) / 波を待つサーファーたち


鼻節神社

 帰路。ダイソーで売ってた傘カバー。刀を背中に背負ってるみたいで僕好みなのだが、実際街中でそうしてたら絶対変な目で見られると思う。持つ部分が刀の柄状になってる傘だとなお良し。
 文京区の六義園のシダレザクラが見頃らしい。ニュースウォッチ9でやってた。

 
傘カバー / 猫

03月25日(木) 「私のこの友愛心溢れる提案に賛同しないとは、お前たちには友愛の心が欠けている!」

 地方と都会とでは「団地」の概念が異なるように思う。仙台にいた頃は「山を切り開いて、土地を小分けして売って、一戸建てをずらりと建て並べた」のを団地というのだと思っていたが、東京に出てみると「高層の集合住宅をズラリと建て並べた」のを団地といってるっぽい。
 起きると雪。一日雪の予報。
 雪の降る中、チャンピオンと鼻にやさしいティッシュを買いに団地内の商店に歩いて出かけたが、取り扱っていなかった。団地から出ないと雑誌は買えないようだ。一時期団地内にコンビニがあった時期もあったが、店長が駆け落ちしただか夜逃げしただかでなくなってしまった。団地の入り口にコンビニがあった時期もあったが、これも今はない。最寄のコンビニは3km以上離れているので、バイクでのろのろと買いに出かける。愛子の生協が無料送迎バスを走らせてくれているが、車を持たない住民には大変ありがたいに違いない。

 
むすび丸 / 外

 東京では桜が咲き始めたらしいが、仙台はまだ。東京に戻る頃には東京の花は散り、仙台の桜はまだ咲いていなさそう。今年は帰り道に桜前線とすれ違う以外は桜を見れなさそうだ。
 一日かけて、HYBRID W-ZERO3をじっくりといじくる。GPS内蔵なので、Google Mapと組み合わせるととても便利。
 カーリング。せっかく、他に比べて競技者の顔のアップが映るシーンが多いのだから、競技者はもっと表情豊かに競技を行えば面白くなると思う。
 楽天イーグルスのホームでもビジターでもない、東北地方で試合をする時用の第3のユニフォームが発表された。胸に「TOHOKU」が大きく入った東北人の待望のデザインなのだが、フォントが思い切りやっつけでかっこ悪い。東京愚連隊の初期のTシャツを見た時も同じことを思った。

 
猫 / 東北用

03月24日(水) 七ツ森

 名取の母を見舞った後、仙台駅方面へ。向山の愛宕神社を参拝し、駅裏のヨドバシで用を済ませて大学病院の父を見舞う。

 
愛宕神社の稲荷社のキツネたち / 境内から市中心部を望む

 大学病院の窓から見える遠くのボコボコ。7つの小山がありその総称を七ツ森というらしいが、なんだか気になるのでそっち方面に向かう。大和町のクマ注意の看板が恐いけど可愛くてかっこいい。

 
ボコボコ / クマ注意

 七ツ森湖に到着。西側には泉ヶ岳、北から東にかけて、件の七ツ森が連なる。


七ツ森湖と泉ヶ岳

 地図的にはこのまま奥に進んでいくと、山道を経つつ、実家方面に抜けられそうなので進む。やがて砂利道となる。こういうときだけ、オフロードバイクがいいなぁと思う。しばらく砂利を踏みしめ進むと前方から車がやってくる。車一台がかろうじて通れる道幅なので脇に寄って待っていると、すれ違いざまに運転手が「この先は雪で進めないから戻るところだ」と教えてくれたので諦めて引き返す。ちょっと山でも雪なんだなぁ。ぐるっと引き返して帰宅。

 
7つの山の総称が七ツ森

 帰宅。機種変更したHYBRID W-ZERO3はまだほとんどいじってない。なんか最近新しいものを覚えてるのが面倒になっている。明日は雨か雪の予報で見舞いも休む日なので家でじっくりといじろう。



03月23日(火) 太白山

 狛犬ならぬ狛兎がいたり、手水舎で水を吐いているのもウサギだったり、ウサギが飼われていたりと、ウサギ尽くしで有名な埼玉の調(つき)神社。ウサギ耳やウサギ尾など、巫女さんの衣装にもウサギの要素を取り入れたりしたら、いろいろと効果絶大なのではないかと考える。

 
猫 / 愛子大仏

 サンマを焼いたり漬物を詰めたりして出発。名取の病院にいる母を見舞う。
 その後、太白山登山。その印象的な山容から、昔、太白星(金星)が落ちて出来たとか、巨人が住んでいたとか、一夜でウドの大木が生長したとか、様々な伝説が残る山。昨日確認した登山口から登り開始。登山口のところに杖ボックスがあったので一本借りて登る。


太白山

 ゆるやかな登り坂をしばらく登ると、生出森八幡神社がある。1189年に源頼朝が建立したのだとか。そこを過ぎると山の形通りの、ルートのほぼ全域がクサリ場という急な登り坂が続く。登りはまだいいが、下りが恐そうだ。

 
神楽堂と巨石 / 急坂が続く登山道

 急坂続きではあるが、320.7mという低山なので、登山口から20分ほどで山頂に到着。大きな岩がごろごろする中、貴船神社の小さなお社が中央に建つ。ごろごろと転がる無数の岩は、大昔の建物跡だと考えられているのだとか。景色は良く、西側の奥羽山脈や東側の市街地が見渡せる。


山頂の貴船神社


山頂の西側の眺望

 
どの山が何山かまだよく分かってない / 東側の市街地

 下山。八幡町へ行き、大学病院の父の見舞う。
 帰りに書店で山と渓谷社の「新・分県別登山ガイド[改訂版]3 宮城県の山」を購入。大崎八幡神社に寄り道。神社拝殿の彫刻の中に「眠り猫」ならぬ、「睨み猫」がいるらしいのだが、外側からは見れず。摂末社?の一つに僕の好きな仏様トップ3の大元帥明王が祭られている大元社があるので参拝。毎年8月1日のみ、大元帥明王像を拝観できるらしい。
 夜。TOKYOではJRが止まって大変らしい。

03月22日(振) 泉ヶ岳、磐司岩

 昨晩に雪が降ったようで起きて外を見ると、庭には薄っすらと雪が積もっていた。土の上や車の上には積もっていたが、アスファルトの上には積もらず溶けたようで何より。
 「今度帰仙した時にやろうと考えてたシリーズ」その3。「泉ヶ岳登山」。8時過ぎに出発。バイクで、スキーあたりまで行ってみるが、思ってたより雪が多い。昨晩分で増えたのだろうか。アイゼンや杖などの冬山装備は東京に置いてきており、手元にはハイキング程度の装備しかないので、登山は諦める。その奥のスプリングバレーまで行って行き止まり。下りに登山口を確認して下山。帰宅。

 
泉ヶ岳 / 個性的な農協系の建物

 
スキー場

 まだ10時なので再外出。「今度帰仙した時に〜」その4。「磐司岩見物」。秋保の更に奥地、山形県との境付近にある二口渓谷で見られる国指定の名勝で、切り立った岩壁が高さ150m、長さ3kmにも連なる。ここも磐司・磐三郎兄弟に縁のある土地。何年か前に二口渓谷を通った時には見れなかったか見なかったかしていた。全体を見渡せる場所がもっと奥にあるらしいのだが、砂利道の上に雪が積もっていたので進めず。


磐司岩

 復路、秋保大滝を見物。

 
秋保大滝 / めがね橋

 慈眼寺というお寺が気になり寄ってみると、僕の好きな仏様トップ3の蔵王権現を祭る修験道のお寺だった。本堂に蔵王権現像があったが写真撮影は出来ず。社務所でお守り等を購入。帰宅してから調べてみると、この慈眼寺の住職の塩沼亮潤阿闍梨は、奈良の吉野山金峯山寺1300年の歴史で2人目となる「一千日回峰行」(山の中を毎日50kmほど駆け回る)を満行したという方らしい。そういえばそのことを書いた本が、以前、日本橋の丸善の壁で大きく紹介されていたっけ。
 秋保温泉郷の入り口の土産物屋でどぶろくを購入。
 仙台に戻ってから気になってい太白山の登山道入り口を確認。今度登ろう。
 PHS。現在月4,000円くらいでデータ通信を25時間使えるプランを契約しているのだが、HYBRID W-ZERO3専用のプランだと割賦金込みでもそれよりも安く、使い放題できることに気づき、仙台駅前のヨドバシカメラに行って機種変更を行った。
 夜。ジョギング装備を持ってきているので、ジョギングに出かける。灯りは電柱1本おきにしかなく、住宅地を出るとそれ以外の光が一切なくなる。大國神社までを往復で40分くらい。

 
猫 / W-ZERO3(WS004SH)からHYBRID W-ZERO3(WS027SH)に機種変更

03月21日(祝) 春分の日

 携帯電話はどうやら大丈夫っぽい。このまま秋までこの機種と、バンクーと付き合おう。
 雨風っぽい予報の天気だったが、それほど酷くはならなかったので外出。両親それぞれの元へ届け物と回収物。風は時々強く、横風に流されかける。名取の母のところへ行った帰り、その途中に建っていて気になってた看板「世界遺産・紀伊山地の霊場 伊勢熊野の分霊社 熊野那智神社」の指し示す方向に向かってみる。やたらと標高の高い那智が丘団地のその奥に神社が建っていたが、世界遺産まで謳った看板に対してなんとも名前負けした感のある寂れ感。名取市街を一望できる展望台も、危険なので立ち入れないという有様。

 

 仙台駅前に出てぶらついた後、大学病院の父の元へ届け物。日が傾いて風が冷たくなってきたので早々に帰る。
 昨日今日と遠くの景色が見づらかったのは黄砂のせいだったのか?
 福盛と小山があんなだと、今年も厳しそうだ。


あと6日

 

03月20日(土) 青葉区ぶらり

 動かなくなってた携帯の電源を入れてみると復活していた。しばらく様子見。メールとかもらっても大丈夫です。
 今日は区内をぶらぶらと回り、「今度帰仙した時にやろうと考えてたシリーズ」の遂行。その1。実家の近隣の山の一つ、蕃山の登山口の一つ、大梅寺口を確認。大梅寺までは入り口からすぐらしいのでお寺までは登ってみる。石板に彫られた仁王像というのは初めて見た。


大梅寺の門番

 境内に続く石段の両脇には、個性的な表情の石像たちが並ぶ。その先のハイキングコースを確認して山を降りる。

 
個性的な石像の皆様方

 大学病院へ行き、頼まれてた荷物を父親に渡す。
 仙台駅前まで出てヤマダ電機を覗いてから、西に向かい東北大学のキャンパスのある川内地区に入る。「今度帰仙した時に〜」その2。伊達家の氏神様であるらしい亀岡八幡宮と、千葉の成田山から分霊を勧請したという成田山国分寺を見物。後者の建立は昭和50年代で、「観光客目当てにいろいろ金かけたものの、流行らなくて(流行らなくなって)廃れかけてる感」が各所に漂う。境内や建物内にやたらと「帰りは仙台武家屋敷も見て行ってね」的な張り紙がしてあって、隣接する施設「仙台武家屋敷」はどうやら同資本(伊達家以前にこの辺りを治めていたらしい国分家?)っぽい。「仙台武家屋敷」には、鎧兜や刀剣の展示の他に「人間社会における犯罪行為や青少年の非行、いじめ、暴力、自殺などをなくしたいという願いから、現世における人間行為や善悪が死後の世界でいかに裁かれるかを、地獄、極楽の場面と映像に解説を加え教育的に造ったものである」という「人間教育館」、「森羅万象の不思議な現象は、科学的に説明できないことが多くあるが当館は人間の脳と目の錯覚から発する不思議な場面を科学的に造ったものである」という「七不思議館」などあるらしく、珍スポット的に興味深かったが、館内撮影禁止なのと、1,000円(入場料)払う価値はなさそうだという直感と、何かどうにも鼻につくものがあったので、中の見物はせず。後でネットで調べて出てきたレビューを見て、なんだか想像どんぴしゃだったと感じる。「この屋敷は、件の国分氏のマイ生い立ち自慢およびマイコレクション見せびらかし屋敷を本質としているのだ」。ところで「七不思議館」の説明を要約すると「森羅万象の不思議な現象は、人間の脳と目の錯覚である」になりそうなのがそれでよろしいのだろうか。
 あと「国宝級、重文級」という言葉はすごく便利だと気づいた。なんらかの理由(実際にはなんの価値もないとか)で公的機関のお墨付きをもらえなかった物品を、簡単にそれらしく見せることが出来るのだ。「国宝以上の世界の秘宝」とか。で、そのお寺の中にあった「仙台武家屋敷」を薦める看板の中に「(展示品が)保険会社の見積もりで50億円以上の価値がある」とかいうのがあって、ここまでくるとなんかいやらし過ぎる。


成田山国分寺の巨大不動明王

 そこから先もずっと西に抜けて行くと、前方に太白山が見えてきた。先日、仙台南ICと仙台宮城ICの間で見たこんもりとした山だ。仙台富士、名取富士とも呼ばれているらしく、太白区の象徴的な山であるらしい。いずれ登ろう。320メートルほどの低山だが、山の形状からして終盤登りがきつそうだ。


太白山

 蕃山に登ってみることにして、栗生入り口から登山を開始。序盤はやや厳しい登りが続くが後は尾根沿いに比較的楽なコース。西風(ならい)蕃山山頂(373m)手前の展望台から愛子地区を一望できる。


蕃山の展望台からの景色


蕃山から見た権現森

 蕃山にはかつて弘法大師がここに霊場を開こうとしたものの山に住む天狗に邪魔をされて諦めて紀州で高野山を開いたのだとか、後に瑞巌寺の雲居禅師がやってきたときも天狗に邪魔をされたが、磐司・磐三郎兄弟という兄弟(猟師とも山賊とも、マタギの祖とも言われる)の力を借りて天狗を撃退し、大梅寺を開いたのだとかという伝説が残る地で、東蕃山の山頂の開山堂には、雲居禅師とその両脇に磐司・磐三郎の像が祭られていた。山の中にもちらほらと石仏が建っていたりする。


権現森から見た蕃山

 朝に立ち寄った大梅寺まで山を縦断し、下山。下の道路をしばらく歩いて、バイクを止めた栗生口まで戻る。いろいろ買い物して帰宅する途中、権現森を前にして停車。正月に権現森を歩いたとき、南峰の山頂の松尾神社に寄らなかったっけ、ということで、山の南側にある落合の登山口から登山。すぐ行けるかと思ったけど、30分かかった。松尾神社を参拝して来た道を下山。帰宅。



嫌いな言葉・言い回し: 「スピリチュアル」「パワースポット」「ヒーリング」「○○(美辞)すぎる△△(職業)」「(○○的な意味で)」

03月19日(金) 実家暮らし

 父が伯父の車に乗って大学病院に入院。実家には猫と僕とが残される。外出。よく晴れており、船形・蔵王連峰の山々がきれいに見える。昔はあまり気にしていなかったが、山に登るようになってから、とても良いところであると思うようになってきた。昨日覚えた道順をたどって名取へ向かい、母を見舞う。物を持って行ったり、持ち帰ったり。


病室からの景色。田んぼの中に作られた高架を新幹線が走る

 朝方はまだ電源が入った携帯電話だったが、そのうちどうにもならなくなったのでアドレス帳の回収などは諦める。東京に戻れば1年半前のバックアップがあるはずなので、人間関係のリセットなど含め、帰ってからいろいろしよう。とりあえず、データ通信専門に使っていたPHS、W-ZERO3を通話兼用とする。
 仙台駅前のヨドバシカメラに行き、携帯電話売り場を物色。元々バンクーに転入したのは失敗だった気がしており、今の機種代の支払いが終わったら他所に移ろうと思っていたので、まぁそれが早まったと。支払いはあと半年、2万円弱残っている。最大手のドコモーにするか、古巣アーウーに戻るか検討する。
 大学病院に寄り、今日入院した父を訪ねる。

大学病院から見る市中心部

 
山のほう

 仙台大観音に寄り道。中には入らず、土産物屋だけ見物。



 住吉台のヤマザワで買い物。宝くじ売り場で今回のくじを換金すると、1万円が当たっていた。でも減額(12,000→11,200円)。

 

03月18日(木) いわきから仙台まで

 8時前にホテルを出て出発。6号線をちょっと戻って49号線に入り、いわき三和ICから磐越自動車道に乗り、船引三春ICで降りる。明治の神仏分離期の歪みで、神社なのに大元帥明王を祭っているという田村大元神社に行ってみるが、境内は大修復工事中。


田村大元神社

 郡山東ICから再び磐越自動車道に乗る。進行方向、西の方角に見える磐梯の山々が美しい。郡山で東北自動車に乗り換えて北上。


磐梯の山々

 仙台南ICと仙台宮城ICの間で左手に見えるこんもりとした山が気になりつつ、仙台宮城ICで降りて実家へ向かう。
 実家滞在用に大量にセブンアンドワイで注文した書籍(おもに漫画)の受け取り先を実家最寄(といっても3kmほど離れた場所)の店舗に指定しておいたので、実家に戻る前に受取。
 実家に戻ってから、明日入院する父の車で、名取に入院している母の元へ。道順を覚える。

 
実家の猫 / ストーブ好き

 携帯電話を水没させてしまった。水気を取ったが動きが非常に怪しい、というか駄目そう。
 買った漫画の1冊。「ハルシオン・ランチ」(1)は面白かった。

03月17日(水) 東京からいわきまで

 3月後半に両親の入院時期が重なり、その間、実家が猫一匹だけになってしまう。不幸中の幸いというか、現在は現場に入っておらず会社で研修中の身なので、来月2日まで長期の有給休暇を取り、実家に戻って猫の世話と病院との行き来をすることにしたのはこれまでのお話。
 仙台での足が必要なのでバイクで帰る。明日までに着ければいいので今日は途中で一泊してゆっくり帰るの計画で、山の方を行きたかったがこの時期は冬季閉鎖中の道路が多かろうということで、比較的平地の側を行くことにして、今日はいわき泊の予定。
 三郷から常磐自動車道に乗り、谷和原で降りる。筑波山を前方に見ながら、国道294号線を北上。途中、右手方角に奇妙な形の巨大建造物を見かけ、気になって近づいてみる。と、なんか新宗教っぽい団体の施設だった。儲かってんなぁ。駐車場には守衛がいて、常人が入ってはいけない雰囲気。宗教や宗教っぽいものは好きだが、新宗教っぽいものと国家神道っぽいものはどうも苦手というか○○○なので、さっさとその場を後にする。


筑波山

 道に迷ってつくば市の農村部を彷徨いつつ、筑波山の横を通り抜けて、旧真壁町の桜川市に出る。最勝王寺というかっこいい名前のお寺を見物。「日本三大石材産地」であるらしく、道路沿いには石材屋さんが並ぶ。かっこいい巨大馬頭観音像を置いてる店があったのでよく見たかったのだが、入り口に「素人さんお断り」的な看板があった(業者向け?)ので断念。加波山神社(本宮・親宮)の里宮に寄り道。

 
桜川市は石材加工業が盛ん

 更に北上。15年くらい前(つくばで学生だった頃)から気にはなってはいた雨引観音を参拝。護摩を見物。境内には孔雀が放し飼いにされている(ずっと屋根の上にいた)。

 
雨引観音

 まだまだ北上。国道50号にぶつかって進路を東に変える。出雲大社の御分霊を鎮座させたという常陸国出雲大社なる施設があったので見物。確かに出雲大社っぽい巨大注連縄と大国主像があった。


対戦相手をことごとく再起不能にし、ついた渾名は「墓石横綱」

 「日本三大稲荷」の一つらしい、笠間市の笠間稲荷を見物。


笠間稲荷の猫

 
笠間稲荷の狐たち / お洒落な着こなし

 15時過ぎ。水戸から再び常磐自動車道に乗り北上。縦長の茨城県を抜けて福島県に入った最初のいわき勿来ICで降りる。6号線を経て、いわき駅前のホテルに宿泊。

03月16日(火) 「ネコだいすき。あんなうまいものはない」

 腰痛。激痛はないが、何をするにしてもちょっと痛いなぁという状態が続くので、一度医者に診てもらうことにして近所の整形外科へ。レントゲンを撮って診てもらった結果、骨に大きな異常はないが、椎間板が圧迫されているとかのこと。塗り薬を処方してもらい、姿勢を良くし、腹筋を鍛えろと言われる。
 行きつけの内科も受診して、花粉症のクスリを補充。
 夕方から面接。用賀。

03月15日(月) 「4シャモじゃなくてシシャモ!」

 スーツを着ている時は胸ポケットにネタ帳を忍ばせているので、何か思いついたらその場で書きとめることができる。メモ帳を持たないときは携帯電話のメモ帳機能を使っているが、バイクの運転中だったり、携帯電話を操作しづらいような状況の場合には、後で書きとめようと思いながら、多くは忘れてしまう。先日の滝田栄氏の講演の際も、いろいろ気になるワードを耳にし、後で調べようと思うもメモを取れず、やっぱり忘れてしまっていた。今日になって関係するキーワードをいくつかひねり出し、検索エンジンを駆使してようやく記憶を取り戻すことが出来た。「アガスティアの葉」「銀座診療所」「池田晶子(哲学者)」だ。特に「アガスティアの葉」は興味深くも胡散臭い話だが、滝田氏は実際にインドで体験し、信じている様子だった。KANのコンサートの曲順もメモを取れず、途中までは頑張って覚えていたのだが、最終的には諦めた。
 昨日のI.W.A.JAPANに出場したヴァンダレイ芝こと元新日本の高岩竜一選手。ひょっとしたら松田の相手にちょうどいいかも?とも期待したが、全然向こうの方が上だった。さすが元メジャー。下過ぎず上過ぎずのちょうどいい相手探しは難しい。そう考えると上野さん&三宅さんは本当にちょうどいい相手だった。再登場を願う。
 あと、高岩はこの団体にはなじめなさそうだが、志賀は大丈夫そうな気がする。
 マンモスマンに語りかける影は何者なのだろう。
 4月25日にZepp Tokyoで追加公演があるらしいので行こうかとも思ったが、その日は何かしらあるのだった。
 「世界遺産への招待状」。四月からは土曜朝に移動。なんだその時間帯は。

 ディスプレイ上に現れた蜘蛛が、マウスカーソルを追いかける・ザ・ムービー(wmv/1.5MB)



03月14日(日) 「俺も見た!足が6本あるキャンディキャンディ!」

 日曜は近場の山にでも行こうかと考えていたが、起きたら8時。遅かったので寝続ける。
 昼頃起きだして活動開始。スズキからヴェクスターの部品リコール(燃料タンクのキャップ)の葉書が届いていたので、川口市のはとやへ。
 今日を最後に四月上旬まで行けないので、文京区の六義園に向かう。しだれ桜はまだ未開。今年は見れなそうだ。
 秋葉原で買い物して帰宅。近所の猫が隣の駐車場でまどろんでいたので撫でる。

 
六義園の亀たち / 近所の猫

 電車で新宿へ。新宿FACEでI.W.A.JAPANプロレスを観戦。初登場のヴァンダレイ芝の「この団体は何がやりたいんだ?」という一言に集約されるような興行。
 エビスコでご飯食べて帰宅。

 
新スポンサー / 松田vs芝

03月13日(土) 「講演会とコンサート」

 「プライドと偏見」の残りを見たのは昨晩のお話。文庫本500ページの原作と2時間映画とでは情報量が全然違うのは仕方なく、重要でない描写を削りながらスピーティに物語は進む。端折りながらもうまいことまとめていたが、説明不足な感が否めない。相手を嫌いになったり好きになったりする動機に欠ける。コリンズやウィカムの嫌な奴ぶりが足りない。300分のBBCドラマ版だと、こういったとこはちゃんとしてるのだろうか。あと、字幕の台詞に時折違和感を覚え、後で他人のレビューを呼んでみると、確かに翻訳がおかしいっぽい。吹替でも見てみよう。本編を見終えた後、特典映像の「アメリカ版エンディング」を見てみる。原作にはない、主人公二人のキスシーンで終わっている。いかにもアメリカ的映画的な終わり方だ。
 映画の話。「プレデター」の新作は「プレデターズ」。続編ではなくリメイク?だそうで2010年予定らしい。エイドリアン・ブロディとか出るらしい。
 今日の話。昼頃に活動開始。高島平の板橋区立熱帯環境植物館へ。企画展「おいしい?水族館」を見物。食材になる魚介類の展示。逆にドクターフィッシュに食べられる。
 板橋区佛教会が講師に俳優の滝田栄氏を迎えての無料の仏教公開講座を開催するのは板橋区民の誰もが知るところ(区内の各お寺の掲示板に案内が貼ってあった)で、会場の西台の円福寺へ向かう。開場待ちが行列が境内にできていたが、ご年配の聴講者が多いであろうという配慮の元、屋根(テント)付き椅子付きの優しい行列。更にお菓子(どら焼き)とお茶(ペットボトル)付きとイタレリー、ツクセリー。開始の40分くらい前には開場となり、お堂に通される。自由席制で5列目くらいの端を確保。予定時間の14時きっかりに講演開始となり、滝田氏登場。デカい。185cmらしい。昔から、大きな人を見る度に「こんなに恵まれた体なのに、どうしてプロレスラーにならなかったのだろう」と思う癖がついていて、今回もそのことを思う。講演のテーマは「禅と私」。俳優業をこなしながら、禅にも造詣が深く(2年ほどインドに座禅に行ってたのだとか)、更に八ヶ岳の工房で仏像づくりを行っている(つい先日もテレビで放送されたらしい)という滝田氏のお話を一時間ほど拝聴。面白かった。聴講者を若い順に並べたら前から3番以内には入れただろうなというような客層。
 その会場となった円福寺。境内では数羽の孔雀が飼われ、本堂の中にも孔雀を描いた額が飾られていた。何か孔雀にまつわる縁があるのだろうか。
 講演会を終えての帰り道。近くに天祖神社なる神社があるらしいので寄っていく。すり鉢状の境内に、御祭神である天照大神の他、稲荷神社や御嶽神社、男性器を象った神様など多くの神が祭られていた。
 帰宅して最外出。板橋駅からりんかい線に乗り、お台場方面へ。東京テレポートで降りる。途中、広場で行われていた大道芸人の芸(火のつい松明でのジャグリングとか、正座してルービックキューブを高速で揃えるとか)を見て感嘆し、それから「KAN芸能生活23周年記念逆特別 BAND LIVE TOUR 2010 【ルックスだけでひっぱって】」が開催されるZepp Tokyoへ。開場時間の18時のちょい過ぎに向かったが、会場は未だ開場されず。遅れているとのことで「18:45以降」と言われ一旦その場を離れる。パレットタウンをうろついて戻って来ると、列を作ってくださいとのことだったので並ぶ。が、一向に開場はせず、かなり待たされる。結局開場となったのは19:40。19:00開始予定だったのが20:15開始。中はプロレスやるには良さそうな会場。コンサートとかいうものは初めてで、更にKANのようなアーティストだと、客層はどんなだろうかとか、公演中のノリはどんなだろうか(常に立ち上がって拳を振り上げてるのだろうかとか、椅子に座ってしんみりと聞き入るのだろうかとか)とか全てが未体験ゾーン。前者は30代?メイン?、後者は曲によりけり、だった。開始が遅れて腹が立ってたものの、始まってしまえばどうでもよくなった。古い曲から10日発売のアルバムの曲まで広い範囲で選曲されていた。最新アルバムは買ったもののまだ聞いてなかったので、僕の中では「知らない曲」扱いだった。途中で、ゲストが登場。Mr.Childrenの桜井和寿氏だったが、僕には誰か分からず、周囲の興奮ぶりについていけなかった。2曲ほど歌って紹介されたときも、ふぅん、で済んでたが、後に他人のブログなどを見てみると、よっぽどのゲストだったらしい。開始が遅かったので、途中で帰る人もちらほら。終了は23:00。電車の本数も減り、板橋に戻ったのは0時。

 
大道芸人のRYU氏 / Zepp Tokyo

 曲順は途中から忘れた。

 DISCO 80'S
 君はうるさい
 小学3年生
 ピーナッツ
 青春の風
 牛乳のんでギュー
 (プレスリーっぽい)牛乳のんでギュー
 ドラ・ドラ・ドライブ大作戦
 (イーグルスっぽい)ドラ・ドラ・ドライブ大作戦(ドライブ・カリフォルニア)
 めずらしい人生
 愛は勝つ
 1989(A Ballade of Bobby & Olivia)
 WHITE LINE 〜指定場所一時不停止〜
 Day By Day
 Oxanne-愛しのオクサーヌ-(with 桜井和寿)
 (桜井和寿氏の歌?)
 ロック試練の恋
 世界でいちばん好きな人
 弾かな語り(パイロットとスチュワーデス)
 よければ一緒に
 バイバイバイ

03月12日(金) 「『ゆらぎ』は宇宙の真理ですよ?」

 昨晩。借りたDVD「プライドと偏見」の最初の方を見る。上の三人はだいたいイメージ通りで分かるが、四女と五女の区別が付かない。あとなんか、ビングリーが阿呆に見える。見ながら、ここでダーシーに侮辱されたエリザベスが彼の首を狙いに行くとか、ここで「娘たち!死の五芒星だ!」が入るとか考えてニヤニヤする。ウィカムが出てくるところまで。
 MAP。「〜と名乗れるようになればうれしい」とか、なんか早くもいろいろダメそうだ。
 観覧車が軸から外れて落ち、しばらく転がって倒れる、みたいなことは現実に起こりうるだろうか。
 KANのニューアルバム「カンチガイもハナハダしい私の人生」を購入。
 映画の話。
 「マッハ!!!!!!!!」シリーズの「マッハ!弐」が1月頃から公開中だったらしい。ワーナーマイカルでやらない映画は分からない。
 「黄泉がえり」のハリウッドリメイク版「Rainbow Bridge」の話は進んでいるのだろうか。きっといろいろアメリカっぽくなるのだろう。

03月11日(木) 「いた!『非実在青少年』は実在したんだ!」

 マイスリー+酒の効果は怖い。寝る間際のことをあんまり覚えてないし、靴下履いたまま寝てたし、枕元にノートパソコン転がってたし。
 興味の入り口は非常に狭いが、何かしらのきっかけで興味を持つと、たいがいのものは好きになる(興味を持ったのにダメだったというのはよっぽどのこと)。
 「星勢調査」とか「星人基本台帳」とかが出てくるSFを考えた。
 会社の周辺は日中、悲鳴が絶えない。とんでもない暗黒街だよ、東京ドームシティ。
 茨城空港が開港。要るのかなぁ?
 先日本屋で、2012年だかのマヤの予言にノストラダムスをからめた本を見かけた。ダムスも shadow of grasses で「もう勘弁してくれ」と思っているに違いない。
 MAP(モンゴル・アサショーリュー・プロレス)は唐突で驚いたが、今んとこ割とどうでも良い。Smashに出るらしいレザーフェイスがIWAレザーのようなので気になる。TAJIRIが現地で襲われたらしいが、ウィニペッグはレザーの地元だから気をつけろ!


昔、レザーにもらった名刺

 映画の話。
 「Shrek Forever After(シュレック4)」は日本では年末に公開らしい。ネコがガーフィールドのように太っているのが気になる。


www.shrek.com

 そのネコが主役の「Puss in Boots(長ぐつをはいたネコ)」は2011年予定。
 「The Crow(ザ・クロウ)」のリメイク?は2011年予定。
 「Pride and Prejudice and Zombies(高慢と偏見とゾンビ)」も2011年予定。
 「Mortal Kombat: Devastation(モータル・コンバット デバステーション)」は延び延びで、今のとこ2013年予定。作る気あるのか?
 ツタヤのカードの更新期限が近づいていたので更新しに行く。更新特典を利用して(ゾンビ抜きでも十分に面白かったので)「高慢と偏見」の2005年の映画化作品「プライドと偏見」(中途半端だ)を借りた。店のポスターを見て、その作者、ジェイン・オースティンを主人公にした「ジェイン・オースティン 秘められた恋」のDVDが間もなく来週発売なのを知る。去年劇場公開していたらしい。とりあえず、出たら借りてみよう。
 ブルース・キャンベルがブルース・キャンベルの役で登場する「My Name Is Bruce」。日本では発売されないのだろうか?
 あと「ヘルレイザー3 HELL ON EARTH」と「ペンギンズメモリー幸福物語」のDVDもひっそりと待ち続ける。

03月10日(水) 「おいしくな〜れ、ザクッ!」

 廣済堂文庫「よくわかる『世界の死神』事典」と、ダイソーの仏具その20「阿弥陀経の本」を読み始めた。
 所謂「環境保護団体」の人達が普段どんな生活を送っているのか気になる。
 なんかしらなんかしらで、「赤羽霊園」(赤羽の居酒屋)、「ヴァンパイアパレス」(島根のカフェバー)ほどではない、まぁまぁのガッカリ感を味わった。
 毎月第2水曜日はやふぅショッピングのポイント増額ナイトなので、セブンアンドワイで書籍をいろいろ注文。

03月09日(火) 「英国はいまもサタンの影のなかにある。死者はあいかわらず、地下聖堂からも棺桶からも這い出してきて、英国人の脳みそをむさぼり食っている。勝利が祝われ、敗北が嘆かれる。そしてベネット姉妹、国王陛下のしもべにしてハートフォードシャーの守護者、少林派の免許皆伝にして死神の花嫁も、いまではうち三人は人の子の花嫁となり、その剣は眠りについた−この世のどんな戦士にも滅ぼすことのできない、ただひとつの強い力によって。」

 花粉症→鼻が詰まる→口を開けて寝る→喉を痛める。午前中は鼻水ズルズルだったが、午後以降、雨やら雪やらになったらピタリと止まった。
 「高慢と偏見とゾンビ」を読み終える。今年のイメィジ文学賞の最有力候補。
 このシリーズに、同じくジェイン・オースティンの「分別と多感」を原作とした「分別と多感と海の怪物(〜 and Sea Monsters)」とか、「高慢と偏見とゾンビ」の前日譚、「Pride and Prejudice and Zombies: Dawn of the Dreadfuls」とかあるようなので、翻訳を待ちたい。「高慢と偏見とゾンビ」の著者セス・グレアム=スミスの新作は「エイブラハム・リンカーン:ヴァンパイア・ハンター(Abraham Lincoln Vampire Hunter)」らしい。今月あたり向こうで出るか出たかしたらしい。これも楽しみに待とう。
 amazonでポストカードとかカレンダーとか買えるようなのでちょっと欲しい。


ポストカードセット

 岡山県の山の方、真庭市に「はんざき(オオサンショウウオ)センター」があり、近くには「はんざき大明神」が祭られ、8月には「はんざき祭り」が行われて巨大なサンショウウオ山車が練り歩くらしい。動物の姿をした神様が好きなので、いつか行ってみたい。岡山駅から電車で2.5〜3時間。サンショウウオといえば、三重県名張市の「日本サンショウウオセンター」にもそのうち行きたい。
 去年の夏からリニューアル工事で閉館中の仙台市博物館。4月20日にリニューアルオープンらしいが、リニューアル後、最初の特別展は「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」らしい。こないだ上野の森美術館で見たやつだ。その時期仙台に行ってたらせっかくだから見に行こう。4月20日〜5月30日。

03月08日(月) 「ああいう連中は、勝ち組の挫折を見るのが何よりも大好きなんだ」

 このところ腰が痛くて困っていたが、マッサージを受けたり、温湿布を貼ったりしてたらだんだん良くなってきた、気がする。
 アカデミー賞の発表があったが、「アバター」以外は全く興味のない作品ばかりだった。イメィジ映画祭2009年金猫賞受賞の「ターミネーター4」はノミネートすらされてなかった。
 ナムコの対戦格闘ゲームの映画化作品「TEKKEN−鉄拳−」がいつの間にか作られていて、来週末公開らしい。予告編の動画や画像を見る感じ、映画「モータルコンバット」を髣髴させてなかなか面白そう(モータル〜でシャン・ツンを演じたケリー・ヒロユキ・タガワは今作では三島平八を演じるらしい)。ゲームで言えばあとは是非とも「ワールドヒーローズ」を実写映画化して欲しい、ウケると思うのだがなぁ。

03月07日(日) 「この『フレミング両手の法則』を使えば、宇宙の全ての事象を説明できるんだ」

 もう梅雨かよ!って感じの天気。
 部屋に篭ってデジカメ画像の整理。去年9月の新潟・山形経由の帰省の分。
 朝日スーパー林道を通って新潟から山形に抜けるところで県境の町村名を調べ、新潟県側は岩船郡の朝日村、山形県側は東田川郡の朝日村と、隣り合う村が共に朝日村だということを知り(両県境に跨る朝日山地がその由来なのだろう)、珍しいんじゃないだろうかと思って調べを進めると、新潟の朝日村は2008年に村上市に、山形の朝日村は2005年に鶴岡市にそれぞれ、編入されてしまっていた。いっそのこと、朝日村同士が合併して新しい県を作れば良かったのに。あと、平成の大合併の最中の5年前に買った地図ソフトはそろそろ買い換え時だろうかと。
 画像の整理をしながら録り溜めてたテレビを見る。爆笑オンエアバトルとか、昨晩やってたバンクーバー五輪のフィギュアのエキシビジョンとか。フィギュアスケーターはどうして美男美女揃いなのだろう。先ず顔ありきなのじゃないだろうか。

03月06日(土) 「ブリットモード」

 今週末も雨。まず散髪。
 雨が止んだ隙を狙ってバイクで高島平に出かけ、とうきゅうの靴屋で普段履き用の靴を買う。
 高島平のヒーロー、「高島ライダー」。 http://takashimadaira.co.jp/0911/0911_01.htm
 高島平滞在中に雨が降り出し、合羽で帰宅。
 体育館で練習。
 節分の新ルールを考えた。従来のように年齢の数の豆を食べて無制限に鬼に投げるのではなく、まず年齢の数の豆を受け取り、それを食べる用と鬼に投げる用の両方に使う。食べる方に重点を置き過ぎると、鬼が現れたときに早々に弾切れになり、撃退できず鬼に食べられてしまう。投げてばかりいると、体力がなくなり餓死する。戦略性(豆の配分)が重要になると共に、年を重ねる毎に弾数が増えて有利になる。食べる用に残しておいた最後の一粒が鬼に追い詰められたときの逆転弾になるとか、ドラマチックな展開が期待できる。

03月05日(金) 「ボクたち野良猫がやったんじゃないニャ!これは、野悪猫たちのしわざだニャ!」

 朝。少し早めに出て、出社前に文京シビックセンターの展望台に上がり、朝の景色を楽しむ。

 
スカイツリー / 都庁と富士山

 昼。会社の付近を散歩。本郷台地の南の端に位置しているので坂が多い。探していた宮沢賢治旧居跡にはたどり着けなかったが、この間の「ブラタモリ」に出てた炭団坂を見つけた。


缶コーヒーに付いてたネプチューンマン

 天気が不安定だよ。

コンビニペーパーバックを買う: 「あらすじとイラストでわかる 仏教」

03月04日(木) 「賽銭とかやりたいんでー、これ両替してもらえます?」

 「ねこ」と同じく昨日が発売日だった岩合光昭氏の猫写真集の「ハートのしっぽ」を立ち読み。こちらは田代島の猫オンリーの写真集。
 「バールのようなもの」や「アイスピックのようなもの」を一言であらわす名称を考えたい。
 プロ野球。オープン戦が始まっていたことに気付かなかった。
 キョートの特に豪壮な城、キモノ、纏足、シントーの神殿、ナレズシ、土木の変、・・・。

03月03日(水) 「ああ、大地と心を通わせて、仏陀の悟りの境地に近づきたいわ!」

 岩合光昭氏の猫写真集の新刊「ねこ」を立ち読み。「岩合光昭・ザ・ベスト」とでも言うような内容の、新旧ベストショット集。
 体育館のトレーニングルームの定期が切れてるので、外をジョギング。12月以降は体育館で走ってたので、外を走るのは3ヶ月ぶり。この時期に走ると花粉のせいか、鼻水が止まらない。買い物しつつ1時間弱。1猫。
 「吸血少女対少女フランケン BLOOD STAINED EDITION」が気にはなってはいるが、買ってまで見るにはなってない。 http://visual.ponycanyon.co.jp/pickup/visual3/pcbg51281/
 チリ大地震救援金として、2,000やふぅポイント募金。

03月02日(火) 「ピョンピョンを駆使して!!」

 今日からは仕事が決まるまで会社で研修。就業時間が09:30〜17:30というのは良いが、給料が減らされるのは良くない。
 電車の吊り公告で、石川遼氏がゴルフクラブを振り回して「銃器根絶へフルスイング」というのがあって、最初「銃器」を「鈍器」と読み違え、ゴルフクラブを構える彼に「お前だよ」と心の中で突っ込んだ。
 宮城町(1963年から1987年まで、宮城県宮城郡の西部にあった町)の町民歌でも歌われていた船形山で、遭難があって継続中というニュースを見る。山は危ない。気をつけよう。

思い出し校歌:
 小学校の校歌に出てきた山: 白髪(しらひげ)山、蔵王 (白髪颪に身を鍛え、蔵王の雄姿眺めつつ・・)
 中学校の校歌に出てきた山: 泉ヶ岳 (泉ヶ岳も麗しく・・)
 高専の校歌に出てきた山: 船形山、蔵王 (高き奥羽の山並みに指すは船形また蔵王・・)
 高専の応援歌に出てきた山: 蔵王 (蔵王颪になびかせた、我等が誇る旗の下・・)

 歌詞で検索したら、全国レベルで調べてるのがあってすごいなぁと。 http://kirinosato.fc2web.com/kouka-iwate.htm

03月01日(月) 「今日は動物園休みだから、動物たちもどっか出かけてるよ」

 一昨日の分の振替休。とりあえず早い時間に起きてみたものの空は予報どおりの曇天、山日和ではないので二度寝。ほどほどのところで起きて、近場でいろいろすべく活動開始。
 花粉症の症状がひどくなる前にと、先手を打つべく病院へ。アレルギーを抑えるクスリを処方してもらう。あと、マイスリーも。
 愛している、いや、愛用しているUMPC、るっきゅんこと富士通の LOOX U/C40。購入から一年ちょい経ってメーカー保証も切れ、蓋を開けていじくったりもしたせいで寿命も縮まっているっぽいので、値の付くうちに売って買い替えたいところだが、最近出た後継機(U/G90)は悪くはないが、今使ってるモデルも気に入っていて手放し難くどうしようかと思っていたところ、U/C40 を比較的安価でまだ扱ってる店を見つけたので秋葉原へ。延長保証付きでまぁまぁの値で購入。
 何故だか秋葉原に本店がある、おかげさまで58周年の登山用品専門店「ニッピン」へ。ここ最近の秩父行で、雪で滑って時折怖い思いをしたので、アイゼン(足の裏につける鉄の爪。ドロップキックが必殺技に早代わり)のあんまり高くないやつを購入。あと、山で靴の中や捲った裾に雪が溜まって困ってたところ、他の山人たちは足首周辺を保護する布を巻きつけていて、なるほどそういうものがあるのかと知ったスパッツ(世間で言うところのスパッツとは異なるスパッツ)の安いのを購入。
 帰宅。手持ちの古い方を初期化しつつ、新しい方の初期設定&バッテリ充電。


新旧 LOOX U/C40

 初期化を終えて、再び外出、秋葉原へ。今まで使ってた方を、ソフマップの買取査定に出す。
 査定終了は2時間半後とのことで、バイクを駐輪場に停めてないし、それまで一旦家に帰るか、その辺で時間潰すか、また明日来るかの三択で2番、ぶらりと上野まで出る。1日200円の駐輪場が空いてたので、そこにバイクを停め、上野公園を散策。月曜日なので動物園、博物館など主だった施設は休館。広場でやってた佐賀の物産展や不忍池、アメ横方面をぶらぶらする。

 
上野の猫 / 不忍池に浮かぶ無数のスイレンのガク?の部分

 査定終了時間が近づき秋葉原に戻る。結果は予想通り、液晶の傷の分の減額があったが、減額も予想の範疇だったので心地よく売買契約を終了。帰宅して新しいのの各種設定。
 そもそも自分が結婚して家庭を持ったり、子育てをしたりとかできるような人間じゃないと常々思っているところ、最近では「保活」(子供を預ける保育園を探す活動)なんてものまでしなきゃならないそうで、なんたる競争社会!ますますこのまま独りで過ごし、どっか適当なとこ(親よりは後)で死のうと思う次第。
 迷惑メール。実際には何件ほどの業者がこちらに送ってきているのかは分からないが、なんか時期によってその内容に傾向があるようで、英語のとエロいのは日々来るが、ちょっと前まで英会話上達みたいなのがよく来ていたが、このところは競馬で儲けようみたいなのが多い。もう、滅びよ!

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