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いざ思い付きで香港へ

香港は近い!行く気になればいつでもいける。3泊4日もあれば十分だ。あとはいつ行くかだ。ならば中国返還前最後となる上海蟹の季節をを逃す手はない。ということで即時に合意したメンバ3人でにいざ香港へしゅぱあーつ。


林立する高層ビル!

t96a21a2香港到着の興奮はなんといっても林立する高層ビルの合間をぬって着陸する飛行機のスリル、そしてそのビルの圧倒的な高さだ。

写真でも判るように街の中心部にたてば視界すべてがビルの壁で被われる。うれしくないけど街中を歩けばほとんどが日陰だし…。ボーッと歩いていると頭上から降ってくるエアコン水をくらうし…。

同じように高層なのが人の住むマンション。果てしなく高いマンションの窓から物干し竿を垂直に張り出し、日光を奪い合うように洗濯物を干してある。まるで鯉のぼり状態だ。ふき飛ばされなのか心配になってしまう。しかし、そうでもしないと乾かないのだろう。なにしろあまりの湿度の多さ故、(季節によっては)エアコンがなければに家中カビだらけになるらしいから・・・。


でも建設時の足場は竹ね!!

あと驚きはその超高層ビル建設であっても足場にはすべて竹を使っていることだ。どこからみてもあの天然の竹である。もちろん竹1本の長さには限界があるから、それを組み立てて超高層ビルの最上部まで足場を組んでいるのだ。t96005b1.gif

たいがい2回目は感動も薄れるものだか、この竹を駆使する技法だけは今回2回目の香港であっても終始感動してしまった。しかし聞くところによると感動しているのはセイジくらいで多くの人はそれをみても何も感動しないらしい…。

竹のあのしなりがいいのだろうか?ただ単に鉄骨よりコストが安いのか?日本の建築が古きよき技術を安易に捨てているのか、あるいはただ単に香港の技術が遅れているのか(そうとも思えないが)?非常に興味深い。

よく判らないが、さすが万里の長城をつくった人々の子孫なのねえ、といった感じである。

もちろん足場の竹は、香港に良くあるビルから横に張り出した大きな看板(ネオンサイン)の修復にも使われていることはいうまでもない…。残念ながらその証拠写真は撮ってきてない… ^_^; そうなんです。わたしが現地で撮った写真は今回ほとんどないっす。なので以下「はとを食す」では同行者提供の写真を使用しますのであしからず。 m(__)m 


日日進歩

もうひとつとっても知りたかったのが、路線バスに必ずといっていいほど書いてある「日日進歩」だ。あれは一体どういう意味なんだろう?文字通り「日々進歩する」という意味であったとしてもそれをバスのボディに書いて何を伝えようとしているのだろう…。


すべる地下鉄のイス

つーるつるったらつーるつる。銀光するつるつるのイス。加減速する度に隣の人に寄り掛かってしまう。ふんばってはみるものの不慣れな日本人はどうしても定位置に静止していられない。しかし彼らは表情一つ変えることなくピクリとも動かないで座っている。あの技を極めないとすぐによそ者だとばれてしまいそうだ。でもほんとは彼らも無理してんじゃないのかなあぁ・・・。そうだったら親しみわくんだけどなぁ。


上海蟹

旬にしか食えない上海蟹。生まれて初めて食ったセイジはあまりのおいしさに2晩続けて食ってしまった。ああ贅沢三昧 (^。^) そう今回の旅行目的は「食べる」なのだ。


しゃこ

上海蟹に続く甲殻類第2弾は「しゃこ」。伊勢エビのようにでかい。歯ごたえこりこり。見た目のグロテスクからは想像もできない美味であった。あのたくさんの足、そして部分的に黄色い足、言葉で表現すれば「お前、よくそんなもの食えるねえ」なのだが…。


舌が痛い!

何故か舌がとってもいたかった。上海蟹のせいか?マンゴープリンのせいか?まあ贅沢の代償かな。日本に帰国してからも数日間この痛みは続いた。変な病気にかかったかと心配だったが、同行者全員同じだったのでまあいっかと気にせずいたら直ってた。


はとを食す

はとぉーと思ったものの、食ってみなけりゃわからない。ので取り敢えずくってみた。

「なかなかいける」

すると現地在住のMが「頭が一番うまいんだぜ」という。

インチキくさいことをよくのたまう奴なので、「まーた適当なことをいっているのでないのぉ」と思ったが、たまには騙されてやるかぁと思って−はとくんと目が合った(写真)ので多少気がひけたが−挑戦した。

「ん、うまい」

ミソの味というのだろうか。骨もやわらかい。とにかくペロリとまるごと食ってしまった。百聞は一見にしかず。そういえば香港ではハトを見かけない気がするが、みんな捕まえて食べてしまってるんだろうか・・・。

関係ないけど中国人は犬も良く食うらしいが、香港の人は食わないらしい。


TVで料理番組

現地でも家庭料理の番組がある。内容は日本の料理番組と同じ。あらかじめ先々の手順までできていて、妙に完成が早いことも日本のそれと同じだ。なにより微笑ましかったのが、中国でも家庭料理ではあのでっかい中華鍋をつかうのかと思いきや、テフロン加工の普通のフライパンで炒め物をしていたことだ。なーんだ。


スーパーでおみやげをGET

◇得意動物餅

ギンビス「たべっこ動物」中国版。「得意動物餅」って名前が妙で笑える。でも中身の包装にはカタカナで「ギンビス」とか印刷されてるし,箱には'Product of JAPAN'と表記されてるので中身はなんら変わらないようだ。味も同じ気がした。

◇ドライマンゴー

t96a21a9.食べ比べた結果、このブランドがうまかった。スーパーに行けば安く手に入る。生のマンゴーやマンゴープリンはもって帰れないので仕方ない。でもこれはこれでとてもうまいのだ。身のやわらかさと適度な甘みそして酸味がいいのだ。

◇マカロニチーズ

日本でも売ってそうで売ってないのがこれ!。簡単にできてその上うまいのでぜひとも輸入して欲しいものだが何故か何処にも売ってない。かさばるのを覚悟で2つ買ってきてしまった。

◇蝦子麺

蝦ワンタンスープの味が忘れられないで帰国してしまった人のために最高のみやげ。うまい食いかた&写真はこちら

 


Guide

両替:日本ですると極端にレートが悪い。現地では空港、そして市内いたるところで両替が出来るので日本円をもっていれば問題ない。休日は銀行は休みが多いが、やっているところもあるので心配無用。ただ街中の両替屋は銀行と違ってレートの交渉もできたりするので、相場だけは知っている必要がある。香港では買い物同様なんでもまけさせるのが基本!

気候:高温多湿でとにかく過ごしにくいイメージが強いが、今回は季節柄(10月)かとても過ごし易かった。匂いも真夏ほどきつくなかったし、上海蟹も食えるし、なかなかいい季節かもしれない。

エアマックス:どこのナイキショップにいっても見当たらない。こっちでも日本人が買い漁ってるのかなあ?

日本人: 現地の人は日本人であることを歯並びで見分けるらしい。見破られたくない人は笑わないこと(笑)。でもきっと身なりでもすぐに分かってしまうだろう。

日本語:通じない。通じる店は高いか怪しいかDutyFree。英語も場所によっては通じない。頼るべきは広東語、でもやっぱしなにより現地人。Special Thanks to J.Momose!


Links

香港環境協会:現地のお役立ち情報満載!行く予定のある人もない人も一度見る価値あり。

成田空港:空港に関する様々な情報はもちろん、特に関連リンクは充実していて使いやすい。旅行前には是非とも一度はチェックしたい。もちろん成田出発でない人も大いに役立つ

キャセイパシフィック:なんといっても香港行くならキャセイね。エンジンは英国ロールスロイス製なのが驚き!さすがキャセイ!!日付と区間を指定して検索できるフライトスケジュールはなかな重宝する。

Kaz & Itaの香港グルメ:香港のレストランを実際に食べ歩いた感想が沢山。レストランの紹介がカテゴリ別になっていて更にその先でエリア別になっている。

 


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