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"b97310a：まずは食事でも"

たまには体を気遣って食事を先にしてから飲むのもいい。空腹に酒はこたえるからねえ。そんな気まぐれなNomisukeさんのオーダーも叶えてさし上げましょう。まだお酒をたしなんでいないようならさっぱりすぎず、くど過ぎないパスタなんかいかが。ということで、今日は食事から。

First Order

• ピーマンとじゃこの和風スパ
• 季節のフルーツ

まず食事をしたい、つまりは空腹。麺は太めでやや大盛り。食欲をそそるガーリックオイルにピーマン。ここまではイタリアンなのだが、味付けが違う。なにせこれから寝る体。適度にさっぱりした味付けがいい。カウンターごしに調理がうかがえる。

• タップリガーリックの香りのついたサラダ油
• ピーマンをさっと炒め、じゃこを加える（じゃこは少ししっとりとさせ柔らかくしたほうが食べ易い）
• すこし早めに湯からあげた太めのパスタ
• 麺と具をあけたフライパンにお酒、そしてみりん少々、和風のかくし味に欠かせない
• 塩、胡椒、そばつゆ、醤油を各少々、じゃこの塩分もあるので香りづけ程度で十分なのだ
• 粉末パセリを加え混ぜ、皿に盛る。しあげに上からゴマを振る

シンプルで、日本人的な懐かしい香りが不思議とパスタにマッチする。なんでもかんでも外来の食い物には醤油をかければうまいうまい、からではない。これははじめから醤油の香りづけがあってこそのとりあわせだ。じゃこがパスタにまぎれているのもほっとする。エビくんやムール貝のようにごっつくない、かわいいのだ。ぱくりっ！

• 季節ののフルーツはなんといってもいちご

おっといきなりお帰りか！ではない。これは食事の口直しのフルーツだ。なんといっても今の季節は苺がうまい。リキュールで味わうベリーもいいが、なにをおいても新鮮で旬なフルーツが一番。いきなり食事という型やぶりをしたついでに、真っ赤に熟した南国の苺で口直し。さっぱりとしたところで、次のオーダー。

Second Order

• サケティーニ

和風になじんだ口が、どこか日本酒を欲しがる。ここはイタリアンなオリーブの飾りつけに日本酒という、さっきの和風パスタのイメージにぴったりなカクテル「サケティーニ」。

• ベースの日本酒には菊姫特別吟醸

原材料にまでごだわり、手間と暇のかかったありがたーいお酒、菊姫の吟醸を、ストレートでのまず、こうしてブレンドしてしまうのもなにかとおもいつつ…。一度やってみたかったァのだ。この贅沢！こうしてみかけはもちろん、貫禄十分の一杯が出来上がった。すっきりと辛口に仕上がった。今日は大人！ってかんじのシャープな味覚と喉越しを存分に味わうこととしよう。

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