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b00b26a:柑橘酒にとろろカブら


Today's Counterb00519b1


ゆずの香りでさっぱりと

人込み離れて浸かる日本の冬味


 外を歩けばどこもかしこもきらびやかなイルミネーション。そうここ数日、街はクリスマス一色。東京ミレナリオも時期を狙ったかのように今年も開設された。音の響きから直接的にイメージしてしまうのはどうしても神戸ルミナリエだが…。光の織り成す美しい空間には興味があるが、なにしろ人が多そうだ。どうも素直にミーハ-になれないのは、どちらも見たことない僻みかもしれないので話題を変えることにする。

 きらびやかな演出のクリスマスの前に大和魂の原風景、忘れちゃならねえイベントがある。いわずと知れた冬至。南瓜を食べ、柚子湯につかる。特にあのゆずの皮で肌がすべすべになる感触はたまらない。湯あがり卵肌浴衣美人にうっとり(したいけど探しても見つからない現実はこの際無視して)するのだ。

 前フリが長くなったが、単に今日飲んでいる柑橘系の酒の話題への導火線。まずはすだちフレーバーたっぷりの阿波のすだち酎・ライム割。これでもかといわんばかりの柑橘づくし。これで風邪もなんのその。風呂上りゆえ、ロックでさっと1杯。

 つまみはシンプルにカブの煮浸し。利尻産の昆布と一緒に火を通しただけのシンプルな一品。隠し味に酒を少々。ダシは昆布と鰹。盛り付け時には、削り節にとろろ昆布。半透明で柔らかく煮あがったカブを出し味でいただく。煮汁まで逃さずいきたい上品な(Seiji's Barらしからぬ)仕上がり。なにしろ明日はハードな忘年会。それにそなえて、ライトにさっぱりといきたい意思の表われといえよう。

 さて、構想数週間、東京の一瞬を残す仕事にとりかかろう。最近手に入れたカメラ付き携帯電話の活用計画。詳細は後日、といいたいところだが、内緒ね。酔っ払うと途中で手が止まるから、あ、これ、いつものことなり。

 Good night!

 


Liquors presented by Yukinojou. Thanks for your kindness! 


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