そもそも、プラカラーと言われる物は模型メーカーのマルサンが昭和30年代に発売したのが、日本では初と言われているが、やはり最もメジャーで普及したラッカー(油性)プラカラーといえばこのミスターカラーだろう。元々はアメリカのレベル社が販売していた模型用塗料のライセンス生産品として、グンゼ産業(現・GSIクレオス)が『レベルカラー』という商品名で販売したのが、このミスターカラーの始まりである。その後完全国産となり、商標も『ミスターカラー』と改められた。瓶の形やデザインも変遷してきたが、やはり80年代のプラモブーム時のこのデザインは、プラモ少年の脳みそに当時の熱気とともに深く刻み込まれているのである。
左がミスターカラーの瓶。右はそれ以前のレベルカラーの瓶だ。まぁ基本的にデザインはあんまりかわらんのですけどね。
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