早番。
特に大きなトラブルもなく、定時を少し回ったくらいで退勤。
部屋に帰って荷作りの続きをして、19時半くらいに出発する。
歩いて祖師ケ谷大蔵まで行って、まずは小田急線で新宿へ。
ヨドバシカメラで8MBのスマートメディアを1枚購入。出発まではまだかなり時間があるので、西口近辺をうろうろして時間潰し。
そろそろ駅へ向かおうかと思った時、大事な事を思い出してコンビニに駆け込んだ。明日の朝食を確保するためだ。
これから乗る夜行快速《ムーンライトえちご》は、終点の村上(新潟県)で次に乗る酒田(山形県)行き各駅停車への乗り換えが、今回の行程で最も短い3分しかない(※旅程表参照)。事前の情報では、村上〜酒田間で長時間停車する駅は無く、さらにその大半が無人駅のため、買い出しは1時間の接続待ちがある終点の酒田で、ということになってしまう。実際には《ムーンライトえちご》が途中の高崎(群馬県)で30分停車するけれど、着くのは午前1時なので売店は閉っているし、駅の外のコンビニは開いているかもしれないが、万が一、列車に乗り遅れたりしたら目も当てられない。
酒田に到着するのは翌朝8時半。それまで飲まず食わずはさすがに辛いので、お茶とおにぎりを買ってから駅へ向かった。
改札で18きっぷを提示すると、駅員さんが「今からでいいの?」と怪訝そうな顔をして訊ねてきた。確かにこの時間からだと1日分(2300円)のモトを取るのは難しいけれど、《ムーンライトえちご》が0時を過ぎて最初に止まる駅の高崎までが1890円、そこから先の行程を考えればトータルでは充分モトを取れるから別に構わないので、最初の日付印を入れてもらう。
ホームに列車はまだ来ていなかった。既に大勢の人が到着を待っていたが、この列車は全席指定なので、乗車順を巡って混雑している様子はなさそうに見える。果たしてこの中の何人が、私と同じように北海道を目指しているんだろうか?
10分くらいで列車はやって来た。夜行列車らしく、座席を大きくリクライニングできる。通路側の席だが、行程の大半を寝て過ごすので別に関係ない。
定刻通りに列車は新宿駅を出発した。
北海道上陸まで、あと18時間。