長野五輪、結局ほとんど見ませんでした。まぁ会社で誰誰が金メダルを取ったとか、野球ほどではないにせよ盛り上がったようですが………ほとんど見なかった理由はたったの二つ。自分に今、「物語欠乏性」が吹き荒れていた事、もう一つは変わり果てた長野なんてあんまし見たくなかった事。といっても、長野は私の故郷でもなんでもなく、元バイト先であったりしますが。八方尾根なんて結構変わっちゃったんでしょうね。今から思うと、何であんなところに数ヶ月も行ってしまったんだろう、と思いますが、寂しさに対する強さだけやたらとついた不器用な筋肉のように思えて………きます。
それはさて置き、皆様、「ゲーム」は観ました？ 久しぶりにやってくれた映画。最後のトホホさは筆舌に尽くし難いものがありますが、やや自然身を帯びたところが新鮮といえば新鮮。途中のスリリングさはジョジョファンの方でしたらすんなり受け入れられて、またそのへんがこの映画のネックだと思うんですが、ぎりぎり留年は回避しているはず。今年も「クラッシュ」や「ロスト・ハイウェイ」(←この映画って絶対第五部に影響与えているはず)のよーなジョジョファンを唸らせる映画を期待。さ、今週もジョジョ全開で行ってみましょう。ジャンプ第13号 第540話「★秘密！」！
なんと、大方の進行スピード予想通りボス登場であります。しかし正直言って、最初あの少年が出てきたとき誰だと思いました？ わたしはまた「ああ、罪のない人が又………」とか思いましたけど。でもって車ひかれ。岸辺露伴じゃないけど、まるでマンガ「ならぬ」描写が効いてます。
ふと思ったんですけど、ジョジョにたまに出てくる「無神経な一般人」(たいてい言葉わるい)ってのはなんなんでしょうか？ いつもいつも出てきて、不幸な事態が訪れるか、主人公格のキャラの異常性をふと指摘するか………。ジョジョを「異常な健康の世界｣と称する事ができるとしたら、この人たちは、「不健康な一般人」なんだろうなぁーと思います。最近とかく話題に上っているフーゴはその「一般人｣を内包するキャラクターで、だからこそパーティーから自然に乖離してしまったんではないか？ そんなことも考えてしまうのです。
しかし、今回ほど「人を驚かすには手段を選ばない｣という評価がしっくりくる回もないでしょう。いきなり少年ですぜ、少年。そして怪しい占い師とくればこりゃもうボスかリゾットかどっちかと思うでしょう。そしたら二重人格でしかも体格が変わるとは聞いてませんぜ。ベルギーワッフルスタンドも出たことだし、リゾットの顔写真も公開になったことだし、次回はまた忙しくなりそう………。
さて、これで第五部のラストは見えたか？ まず、ボスは普段の姿では判別できないということ、リゾットもサルディニアに向かっているという事、リゾットは明らかにボスと対立関係にあるということ、このへんを踏まえて主人公をおざなりにせずにリゾットがいかに登場し、いかに活躍するかを考えて欲しい。「ボスの正体はこーやってバレる」なんて予想でもいいですね。待ってます。
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