write 1999/02/22
ジャンプ第13号588話『眠れる奴隷』
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「週感ジョジョンプ」第172号!


 今週はグッズの紹介をば………。2月20日は何の日? そう、『ジョジョの奇妙な冒険 オリジナル・サウンドトラック』の発売日でございます。これはイメージCDという訳ではなくて、ジョジョゲーの音楽を集めたもの。ビデオで衝撃だったあのオープニングBGMから「えっ、花京院ステージの音楽ってこんな音だったの?」っていう事が解る、さらにさらにボイスが入っていて、「あの挑発はなんて言っているの?」っていう事も解ります(中には何言っているのかやっぱり解らないものもあるけど)。ヤングジョセフや影DIOの台詞も入ってます。
 PS版、そしてついに公式発表となったDC版が出るまでまだまだ時間が有りそうなので、これは必聴。アラビアンな「モハメド・アヴドゥルのテーマ」、騎士っぽい「J.P.ポルナレフのテーマ」、さらにラスボスDIOには二種類ある上に、ドラマシーンの音楽も全部違う。もちろんエンディング曲9種もあり(承太郎・ポルナレフ・ジョセフは同じ音楽なんだよね)。
 私は会社下のお店で買ったけど(最後の一枚だった………社内にファン多し)、フツーのCD屋さんではあんまし売っていないのでは? 見つけたら即GETだ! ついでに今週はカラーページって事で時計もプレゼントなのでこっちも応募すべし。

●「眠れる奴隷」!!

 1999年2月XX日午後一時、私は店を仰いだ。場所は新宿三丁目。ジャンプでジョジョを後ろからではなく真ん中から探す一瞬………。ジョジョだ………。

 いやー、ありがとう!

 ありがとう。とにかくそういう感じです。12周年というところから言うとエピローグなんて一瞬だとは思うのですが、一瞬だけでも復活した、そんな感じですね。

 しかしこのエピローグ『眠れる奴隷』(Q数デカイ)も結構難しかったりするので、ちょっと心配であります。最初から見ていきましょうか。まず………。

 いきなり出ているフーゴ。
 これかなぁ、やっぱし………。
 予想でさんざん出たじゃないですか、フーゴ。
 もはや神話的珍獣が出てしまったという感じで度肝を抜かれましたね。
 その後、いきなり話は現代に。エピローグのタイトルともなった、ブチャラティのかなり謎な台詞。これ、一見フツーの最後の台詞なんですけど、何度読んでも謎めいているんですよ。

運命とはだ………

・・・・・・・・・・・・・・ ・・・
おれたちはそれを解き放つことができた………

それが勝利なんだ………

 「運命」とは、起こさなければそのまま自己の中に奴隷として潜みつづける………起こさなければ、自由を勝ち取る事はできない………。解釈的にはそんなところなのでしょうが、これがどうして過去へのエピローグとなるのか? その辺が解りません。ブチャラティが言った台詞だと考えると、最後まで内罰的というか、子供の頃からの抜き差しならない状況を反映していて興味深いのですが………。

 そしていきなりのミスタの食事講義。「ヴェジタリアンってよォー………」って言っていた時の頃を思い出してしまいますが………。「牛・豚・鳥ィィーーッ」「なるほどけっこう説得力あるな」「こいつの話を盛り上げるなって!」などフツーにキャラが会話しているだけでも嬉しい部分(まーほとんど死んじゃうキャラなもんで)。

 そしてどう見ても「ゴッドファーザー」な展開。街の一介の花屋の娘、彫刻家、謎の死、そしてあの………凶玉。ブチャラティのいつもどおりの冷静な言葉。あの汗なめが復活すると思ったのに………。

 立ち上がったミスタの脇に爆弾のように鎮座する凶玉。これはスタンド使いの仕業なんでしょうが、何故? そしてどうして(恐らく)ジョルノと出会う前のエピソードが? これもひょっとして、G.E.R.の力?


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