write 1998/12/20
ジャンプ第04・05合併号579話『★ボスはどこ?』
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「週感ジョジョンプ」第156号!


 こんばんわ。いよいよ年末となってしまいました。前号でも騒いでいましたが、今年最後のジャンプが出てしまいまして、続きは来年………ということになります。じゃあ年末年始はジョジョンプ、ヒマなんじゃないかといわれそうですが、とんでもない。日々の業務が溜まってきて………いやもうまだ年賀状も書いていないんですよ。どうしましょうか。なのに今からきっちり一月分の部決なんかをやらなくちゃいけないのね。年末年始はジャンプに限らず流通が止まりますので、月末の雑誌がちょっと繰り上がって発売され、年末年始の書店は時が止まったようになります。新刊が出ない訳です。こんな時こそ今年でたいろいろなものを顧みるべきでしょう。
 ついついまたまた買ってしまった、年末のベストテンもの、別冊ぱふ『コミックファン04号』(雑草社/650円)の特集は「どこよりも早いまんがベストテン!」という事で、1998年の漫画をはやくも振り返っております。
 で、ジョジョファンの間ではもはや希望さえ持って迎えられる事実に「ジョジョは決してランキング20位以内に入らない」というのがございますが、今回も全く期待を裏切らないところがありまして、やってくれましたよ先生!

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 ちなみに、載っているコミックスの表紙が………あーこれは実際に見て確かめてみて下さい。ランキングのPAGEにノンブルふってないんで(ドバカ野郎め)何ページか探しにくいけど。

 と、おめでたく今年も終われそうなのですが、映画のほうもねぇ、今年はあまり観る事ができませんでした。来年は是非100本を目標にして頑張りたいです。今週の映画は多分これが今年最後になると思いますが………『アクアリウム』でございます。今のところ、中野武蔵野ホールで単館上映。そう、みなまで言わなくても解ると思いますが、うちの会社と縁が深いのです。原作が須藤真澄のコミックスでこの版元って事で………。『ゆず』とかのねこの漫画とか、『おさんぽ大王』(アスキーのコミックビームで連載中。必見)の人なんですが、知ってますでしょうか? ジョジョファンの人は多分知らないと思いますが、この原作『アクアリウム』はいい漫画でかなりオススメです。さて、映画の方なんですが………うーん、原作は変な女の子・杢子の現実のずれと庶民っぽさの対比が面白かった漫画なのに、きれいにまとめすぎたかなぁ?という感じ。原作コミックスは映画館で売っておりますので買って買って買って! これで私の給料決まるらしいから(笑)。特にサイン本は一冊一冊全部違うカットが描いてあるという凄さ。5冊ぐらい買っていくと吉だぞ(もう売りきれているかも)。ついでに須藤真澄さんのカレンダーも買ってくれると大変よろしいかと存じます。以上、今月売上の全然上がっていないCON$からのお知らせでした。
 売ったな………(笑)。

●ひとつだけ有利な点!

 

「トリッシュ!! おまえだッ!」

 という訳で、もはや何の説明もありますまい。ガチガチ鉄板のトリッシュが本命でした。
 予想師の皆様、お疲れ様でした。
 まぁいちおう、今週もポイントを見ていきましょう。
 もうマンホールなんてみませんよね皆さん。

 先日、ジョジョンプでもちょっと触れた「キング・クリムゾンの動機」ですが、ジョルノがさすがに感づきましたね。ある意味度胸だ。気まぐれで一行を生かしているだけかもしれないし、「矢」の秘密を探ったり「矢」の奪い方を探っているために一行を殺さない様にしている、とは仮定しないらしい。

 その次の亀ナレフが犯人でない、のくだりはちゃんと推理による消去法である。そんなに珍しがっては失礼なのだが、ジョジョンプに特筆すべき事ではあります。そしていきなりジョルノが示した解決方法は「生命エネルギーで調べる」というもの。

 やはり、その次面白いのがミスタのびびる姿
 99年度もっとも奇妙なシーンにぎりぎりかつ確実にノミネートされるでしょう。

おい! そこで止まれよ……近寄るなってばよ………!!
オレじゃあねーって言ってるだろッ!
それは
ハッキリ
してることだろ!

オイ!

 まるっきり「遊星からの物体X」状態ですなぁ。「お前は自分の事が解っているのかよ?」という………。最後の最後でジョルノが信頼できなかったミスタ、年下ながら全面的に命を預けるブチャラティ。ここまで来ると、何の違和感も無くトリッシュをミスタとして、ディアボロをブチャラティとして、見る事ができてきましたね(そんなことないって?)。

 その後の珍しい構図のディアボロ(ブチャラティ)のアップ、またまたその後のキング・クリムゾン登場のシーン、そしてミスタだと思ったらトリッシュだった、など、今回実は見所が多い!
 そして肝心(かつ疑惑の)スタンドを出せば相手を捕まえる事ができるのか?というシーン。とにかく、キング・クリムゾンはこれを待っていたとの事。囚われのトリッシュに対して一向はどう立ち向かうのか? いよいよ煮詰まってきたような気がしなくも無い………が?

よ………

この時を待っていた

スタンドを出してくれる時を!

この肉体は完全に支配できないがスタンドはつかめるッ!!

スタンドをつかめば肉体も自由に動く!!


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