write 1997/03/10
ジャンプ第15号 ジョジョ498話「★どっちが早い!?」

「週感ジョジョンプ」第10号!

 CON$より

 97年3月10日に書かれたものです。意外にもペッシが最後の最後でねばり、2話ぶんくらい対決に時間がかかったのでした。この最終決戦ではなかなコマを広くとってあり、これを書くしかありませんでした。今見ると予想はちょこっと当っているんですが、ペッシがとった行動は誰も当りませんでした。


 はい、皆様お元気でしょうか。今週もジョジョの鑑賞と予想で盛り上げる週感ジョジョンプのお時間がやってまいりました。とうとう第十号になっちゃいましたね。二桁になってしまった。

 そうそう先日、海外のジョジョサイトがないかと検索していたんですよ。そしたらおいしそうなケーキ屋さんとか引っかかったりして疲れて寝ちゃいました。誰かAltaBistaでずぅーっと検索した人っているのかなぁ。さてジャンプ第15号、ジョジョ498話「★どっちが早い!?」、いってみましょう。

●「必殺!」

 「何よりも『困難』で………『幸運』なくしては近づけない道のりだった………おまえに近づくという道のりがな………」

 夕日のなかでの一騎打ち! しかも敗者は「死ぬ」というシチュエーション。サーレーやズッケェロ戦にはなかったこの緊迫感! 勝負はやはり一対一!

 ブチャラティが車内で戦っていたときにも書いたことですが、もともとジョジョというのは直接的なパワーのシーンは短く、少ない訳です。能力差と覚悟や危機感があって、それと勝負の時の間に「策」があった訳です。ところが第五部は「力」と「策」の部分が分離していて、両方で魅せようという演出・作画がファンの反響を………良かれ悪しかれ呼んでいると思います。

 しかし、第二部などの巧妙にして狡猾、冷静にして玲瓏な勝負を特に評価する方は今号の画をとくと見ていただきたい。二転三転しながら兄貴を画面内に持ってくる演出能力は言うまでもありませんが、一ページぶち抜きでペッシがブチャラティに攻撃を仕掛けるシーンは 特筆ものでしょう。新人作家の皆さんにも是非、見習ってもらいたいものだと思います。確かに見るのは同じ一コマで一瞬、ネームも少ない。でも心に残る緊迫の画面を生み出すのは何なのか? その答えがここにあります。ジッパーの金具をちょっとだけ大きくしたり、普段ない肘のあたりのジッパーを描くあたり………。

●ニアピンか?!

   No.6「イエーイ、No.6ダゼ! ソレニシテモおにょさんノ予想ガほぼニアピンなのハ参ッタネ! 『兄貴の敵討ちにこだわりすぎて、足元すくわれる』ナンテソノママダシ、何よりトリッシュが現われたってのがアタッタノハスゴーイ! トリアエズおにょさんニアピンリーチ! 次回はトリッシュがドウナルカ、見モノダゼ!」

 さて、次回ジョジョの予想をMAILで受け付けております。宛先はCON$メールボックスまで。締め切りは毎週金曜日です。

 次回の予想としてはですねぇ………「亀」が出てきちゃったんだよな。トリッシュもどうやって本人が気がつかないうちに引き出したのか。

 ペッシ、トリッシュの心臓を引きちぎろうとする。「冥土の土産だッ!」→ ブチャラティ、最後のダッシュ! → No.6「マズイ、今度ハ完全二不利ダーッ! → ブチャラティ、トリッシュの心臓をジッパーでぶち抜き心臓の動脈が破れるかというところで難をのがれる → ブチャラティ、ペッシにジッパーパンチ! → プロシュート「こ、こいつ、今度は娘がどうなってもよかったと言う………のか………」 → ブチャラティ「違うな。オレには今、絶対の勝機があった。それと任務を平等に考えただけの話だ………」→ バァーーーーーーン(ブチャラティ、亀を拾い、夕日に向かって歩きはじめる。ふとそれを見るトリッシュ)

 という感じでどうですかね、編集さん(笑)。ではまた!


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