write 1999/06/12
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「週感ジョジョンプ」増刊第8号

PAGE6・よーやんより


 こんばんわ。今回もこの方に投稿して頂きました。よーやんです。衝撃の[デッドマンズ・Q]、第二回までまだ日数が有りますね。いろいろ謎が多そうですが、予告編の吉良、何でネクタイを頭にのっけているのかと思ったら、「Q」の字を表しているんですね。

投稿者:よーやん

 あなたは、わたしに友情を誓えて?
 ・・・・わたしはアイリン・ラポーナ。
 予想のメイクアップ! みせてあげますわたしの素顔を

(口紅とアイラインをひく)

シュン! ギュッ!!
AAA〜〜〜N!

 わたしは自分の心を隠すため化粧をするの。
 ジョジョ5部が終わって悲しい心を隠すため
 そしてこの読み切り連載が面白かったとしたら
 オールマンで連載が始まってしまうんじゃないかという不安を隠すため
 ・・・そして全てを信じる 心の底からッ

ギュン!

 そして 化粧は 予想屋の性質と、肉体を引き出す

    モコモコモコ
   グオオオオオ
  ゴージャス・アイリン!!
 プルン! パン!
わたし
    酷
ですわよ

・・・・・さすが・・と言っておきましょうか。
 驚かされましたわ、この「幽霊仕置き人」の名前が吉良吉影だったなんて。
 でもソレは単なる記号、本人であるかどうかは、このマンガでは無意味なこと・・・。
 重要なのは幽霊である彼の「生き甲斐」「仕事」「安らぎ」「敵」「報酬」・・・。
 CON$さんはなかなかスルドイ見方で解説していましたわ・・・さすがサラリーマン。
 でも幽霊サラリーマンの「依頼人」って一体誰なんでしょうね。
 わたしも裏のカオは「殺し屋」なのですが、報酬などはいただきませんのよ。
 家族のいないわたしは永遠の友情のみに基づいて行動するのです。
 天涯孤独となった吉良吉影もきっと、そのような「形の無い報酬」
 求めて行動しているのではないかしら・・・・

 例えば「成功」したら実体の身体を一日借りられるとか・・・。

 何回かソレを貯めると転生して一から生まれ変わってやり直せるとか・・・・。

 こうなると依頼人は「神」としか言いようがありませんわね。

 しかし今まで荒木マンガに「神」が出てきた事があるでしょうか。
 悪霊や悪魔、魔人というべき「究極生物」は出てきても正しい心を持つのは常に人間であった気がします。
 だからこの場合も、「天誅」のような内容の『殺し』えは有りますが
 依頼したのはどっちかというと悪の力を持って、正義を行う人外の存在ではないでしょうか・・・
 いえ、「杉本鈴美」が依頼人だったら面白いとは思いますが
 そこまで過去のキャラに頼らねばならないほど荒木先生は休みボケされていませんってことよ。(笑)
 さて、次号の予想ですが、表紙の吉良の服に、いろいろ気になる物が描かれていますわね。
 どうでしょう、次回は吉良の右腕に描かれた「レモンとマネキン」の話とか・・
 ・・・・マネキンは不気味ですからね、夜デパート内を歩くマネキン・・・
 それを静めて成仏させるというどっかの霊感教師のような「お仕事」だったりして。
 第一話のターゲットが醜男だったでしょ? だから第二話ではお色気路線に磨きをかけて美女!
 しかも全裸!! あら、人形ですもの、スッパダカでもかまいませんのよ?
 え? レモン?それは・・・・・AAAA〜〜〜N!!!

 メイクの効果が切れたのでまたいつかお会いしましょう。

ゴージャス・アイリン!!

 第五部がピカレスク・ロマンのような設定で、敵は暗殺者。刺客ですな。で、今度は暗殺者が主人公。第五部の最初、パンピーである康一がパッショーネの立場を読者に知らしめる役割を果たしています。悪党の中で正義を賭けた戦いがはじまる、というストーリーな訳ですが、今回は今のところ吉良たった一人。だから、モノローグによってしか自分の立場を説明できません。オープニングはすっかり普通にしていますけど、あれ?というところで主人公の状態が分かる仕掛けになっています。
 そして次回、謎の多い「依頼人」によって、主人公の置かれているシステムがもっと明らかになるんではないか?という予想ができます。
 今回はスタンドはないものの、人外のものという事に変りはありません(足はあるけど)。
 だから相手もそうとうで、しかもサイコな人物なのは予想できますが………。
 あのオープニングのレモン、何か関係あるんでしょうか?


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