write 1997/02/07
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「週感ジョジョンプ」増刊第4号

PAGE8・UTAさん


 初投稿のUTAさん。MAILどうもありがとうございます。とっても励みになりました。

投稿者:UTAさん

 「生き残る奴ら」を考えたんですが。

 「4部ジョジョ」は、犯罪に対して黄金の精神で対峙していたと思います。
 5部もこの「黄金の精神」が主題になっているんでしょう?! だったら!
 いかにブチャラティチームが正当派ヤクザとしても「組織犯罪」の一翼を担っていたのでしょうから、全滅に近い展開はかなりあると思います。身の置かれた状況も、同情されても、正義の名の下に協力は得られないんですから。今回、他の「部」と違う「巻き込まれ型→本星追い」ですよね。

 ボス戦は当然最後でしょうけど、ボスが一人で戦うかなあ。何段階かに分けて能力を成長させていくボスに、それぞれが対峙。きっと、ボス直前の敵に(勝てるんだけど)分断されてしまう。
 けど、分断説は、ちょっとなさそう(だって、ジョルノと組んでないと生き残れ ないのは確実)。

 先鋒ナランチャ、ブチャを想いながら死す! これしかないでしょう。4部までなら「AHO」役もかなり目立ってましたが、笑わない5部で本領発揮するなら...。「想いながら」といっても当然ながら本筋と同じく「その気」はありませんので、念のため。
 ナランチャの境遇からして「幸運にも」生き残って(ジョーズの、リチャード・ドレイファスみたいに)ほしいんですが、ブチャラティへの信頼と友情のゆえに、罠にはまったときは一番動揺しやすいから危ないと思います。

 二番手ミスタも個人対決だろうな。だいたい、「金のためにフンフン」ってセリフを持つ登場人物は古今東西、生き残れない。ウエエエ〜ん! 自爆王の本領発揮。

 ブチャとフーゴは組んでいいトコまで行くんだけど、例によって、しかしッ! フーゴは、本誌のインタビューに「フーゴも死にます」との発言、そして一回離脱して期待をさせたんだから。フーゴだって、トリッシュを気にはしていたようだけど、最後に彼女のことを見やりながら、「君の...でも、それだけじゃないッ!」とか。彼の人物紹介、まだですから一ヒネリありそう。

 ブチャはフーゴなき後、ジョルノのラッシュまで、その体はもつでしょう。そして、アバッキオの腕の中で。笑っちゃダメだけど、う〜ん、最後にはさらさらと灰になって南イタリアの青い空に舞い上がっていく...。「俺にかまわずかましたれ〜!ジョルノォ〜!」とか云って、ボスの最後を見届けて。これも二人の間に「その気」はナシ。

 アバッキオ。ボス戦には参加。「ブチャラティィィィィ!」とか云って、助け起こす役目。灰になって崩れゆくブチャラティ。「クッソオー!」といって、普通は食らわせに行くんだけど、都合のいいことに彼にはできません。そこで、ジョルノが!というわけです。
 あの能力は荒木氏も気に入っていたはずだし、残ってもらわないと、巻き戻し再生で、時間に関わる(対ボス関係の)見せ場がないし。また、警官出身ということで、(犯罪に対しての)ストーリー的にヒネリを効かせるなら、彼の一言が効いてくるから。彼ほど、スタンドの力関係を無視してデカイ態度をとっている奴は今までだってないはず。大団円の後の語りは彼に?
 しかし、ボスがスタンド出す気力もないほど痛めつけられてから、ねちねちと「素手」でいたぶる、って展開(あるわきゃないか!)なら、本領発揮。

 その後のジョルノトリッシュ 二人残って、第6部以降に備えて子作り!!! 必要でしょう!

 ところでフーゴ、ど〜しましたか。まず、マッジョーレ島に置いてきぼり。財布にお金ないと、水上バスもつかまんない。腹も減る。餓死したりして。ウソウソ。

 今回予想では、ノトーリアスの頭こっつん!に100万票。

 そんな訳で、アバッキオ、ジョルノ、トリッシュの三人は生き残るという展開。大方の予想に反してアバッキオ生き残り説が出てちょっと嬉しい。この最後の、「素手での殴り合い」というのも絵的には冴えてる。それまで権謀術数の限りを尽くしてスタンド戦をやっていたのに、最後の最後で素手。ドラララララララァ〜ッ!てな感じでジョルノではちょっと無理なアバッキオの「男の強さ」炸裂。それでもトリッシュはジョルノの所に走っちまうのね。まぁスージーQもちよっと無理臭いところあったから、主人公各の特典?
 フーゴが餓死ってのも恐い。きっと戦時中でもヤミ米を食べなさそうだから、その辺が災いして………って、違うか。


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