「週感ジョジョンプ」増刊第3号

　いやー暑い、おまけに最近終電コースのCON$でございます。いよいよ明日は「さくらがんばる！」のサイン会だし（って言っても何もしないけど）、ワンダフリャカプコンも2000部はいったし………まぁそんなことはどうでもいいっすね。とにかく、久しぶりにジョジョの話題ができるんすよ。

　今回の投稿もまさに早い者勝ち！であります。K.Tさんが送ったT＆Tさんの投稿。実は私もAL-MAILを使っておりましてねぇ。ハードディスクがぶっ壊れたときなんか、修復が簡単で重宝しております（むちゃくちゃ難しい作りだったらこうはいかなかっただろう）。さ、いってみましょーか。

投稿者：K.Tさんが送ったT&Tさんの投稿 　初めまして、こんにちは。始めてメールを出します。 　ボス予想なのですが、実はこれは私の予想ではなく、友人のものです。いろいろ事情がありまして、本人がまだメールアドレスを取れないため、代筆（っていうんでしょうか）をしております。と、いうわけで、友人からことづかったボス予想。 　マンガにありがちな展開で、主人公の父親。つまりディオ。 　　　　　　　　　　　　　　　　ジツはまだ生きていた！？ P.N　T＆T 　この友人から教えてもらって、私もジョジョネットを見るようになりました。いつも楽しく拝見させていただいてます。これからもよろしくお願いします。

　いやーどうもありがとうございます。まとめてのっけちゃいましたけど。
　さて、ボス=ディオ説がとうとう出てしまいましたねぇ。昔からこれは議論のあったところ。第5部最初に出てきたボスもディオで、幼いときに会ったあの人………という訳です。スターウォーズもリバイバルというかリメイクしましたし、こいつは大本命か？

　そんな中で、ディオファンの人たちは考えてしまうんですよね。「あんな神様みたいな存在が、イタリアで人間にまぎれ何をやっていたのか………？」「チリになったんじゃなかったのか………」。この疑問にお答えする手段はいろいろですが、やっぱり

「ディオであってディオでない人物」

　というのはどんなもんでしょうかね？　えっ？　「クローン」なのかって？　ちっちっちっ、それじゃスタンドを「超能力」と呼ぶようなもんですよ。強いて言えば「複合体」といったところでしょうか。卓越した精神力が、もう一人のディオをこの世に送り出してしまったという………。精神だけ分離したとか転生とか、小説版「帝都物語」で加藤のやっていたアレ（名前忘れた）とか、そんな手垢のまみれた説明は一切なし。説明そのものがない。

　とにかく、「重大な事実とは、ここにヤツが存在することなのだッ！」と自然に押し切る。人物の復活が多いジャンプの史上に残るまったく説明なしの(特筆すべきはその凶悪さの)人物複製術です。反則技なんで最初で最後でしょうがこれはブーイングものかもしれない(ファンなら納得できないだろうなぁ)。しかしながら物語で人を惹きつけるならこれぐらいの反則、ストレイツォの裏切りに等しくグッド！　今年は｢物語の反則｣新時代の幕開けなのだ。

　さて、ディオ復活説を裏付ける決定的な説………。第五部のテーマは「本当に悪いコトとはいったい何なのか？」です。
　ここで、「悪には顔がある」というモチーフが出てくるのです。そう、それこそがディオな訳ですねぇ。『「悪」とは心ではなく、『実在』だった！』というもう一発でどっかからクレームの来そうな内容ですが、これをやったらすごいもんだ。