「週感ジョジョンプ」第226号

　こんばんわ。
　先日のPAGE、ちと日付が間違えてしまいましたね。それはともかく、もう月曜だというのに最後の投稿。ごめんなさい。もう言わなくても解ると思いますがよーやんです。あ、今回は私がタグ打っていますんで変な感じですね。ひょっとして修正とタグ付いたMAILを送ってもらったのに私が見失ったのかな………。

●→6/6に修正！

投稿者：よーやん 　やれやれだぜ・・・ジジイが「大変な事がこの町でまた起こりそうじゃ」って言うから来てみたんだが・・・。 　相変わらず物騒な連中がウロついているところだぜ。この町はオレにとって鬼門だ・・・２年前、ここで吉良と闘ったときは途中でアイツに呼び出された・・・。 　娘が・・・・徐倫が高熱を出して死にそうだと言うので、オレは一度は何もかも放ったらかして、娘の元に飛んでいこうと思ったんだ。 　しかし康一くんと・・・そう、探し求めていた殺人鬼、吉良吉影をオレたちは捕らえた。そして追いつめたと思ったら逃げられてしまったんだ。 　あの時のダメージは大きかった。オレは瀕死の重傷を負い、犠牲者を２人も出してしまった。しかし何より恐ろしいのは、殺人鬼吉良に、オレ達がヤツを追っていると知られたまま逃走を許してしまったことだ。 　追われていることを知って逃げている動物は必死だ・・・「手負いの虎」という言葉があるが、まさに死にものぐるいで逃げおおそうとしているし、再び見つかったときは１度目の時以上に抵抗し、反撃するだろう。 　回りを巻き込んで道連れにするかも知れない・・・なんせヤツはもう失うものなど何も無いのだから・・・そんな危険があった。 　だからオレは杜王町を離れる事は出来なかった。キズは・・・吉良にやられた傷は仗助が治してくれる。しかし仗助は自分で自分を治せない。だからこそオレは・・・時を止めてでも仗助を守ってやる必要が有ったんだ。 　しかし戦いが終わり平和が戻ってきたとき、オレは後悔した。すぐにアメリカに連絡を入れたら徐倫は無事だった。いや、徐倫に何かあったらオレの体がそれを感じるはずだ・・・このジョースターの体が・・・・。 　だから徐倫が無事なのはわかっていたが、それだけでは済まなかった。アイツに・・・妻に離婚話を持ちかけられたのだ。オレには何も反論など出来ない。父親として・・・夫として失格なのは間違いのないことだったから・・・・。 　オレは黙って離婚届にサインをするしか無かった。そして吉良との戦いの時以上に心にダメージを負い、徐倫と妻に心の中でわびた。 　だが、あの知己杜王に残ったことは後悔していない。オレは家族と、あの町の人々や・・・新しく肉親となった仗助を天秤にかけ、そして家族を諦めた。 　それはかつて家族の・・・オフクロの為にDIOと戦い、そして大切な友人を３人もなくしてしまった事への償いだったかも知れん。 　だが・・・もしも・・・・もしもまた徐倫やかつての妻が、何か大きな困難に遭って苦しむことが有れば、オレは全てを捨てて駆けつけるだろう。その時にあのような・・・また町一つが暗黒に飲まれるような危機が迫っていないことをオレは祈るのみだ。 　しかし久しぶりに来たこの杜王町の様子はどうだ？本当にあれから２年が経ったのか？ 確かに駅前のエスティティックサロン「シンデレラ」はつぶれているし、康一くんは３年生になって、似合いもしない改造学生服を着るようになっていた・・・やれやれ・・・あのデザインは最悪だぜ。オレに言えばオレが学生時代に着ていたウール100％の特注学ランをやったのに・・・・ムリか。 　ああ、康一くんにこの前、イタリアに居るDIOの息子らしい人物の調査を頼んだんだが・・・あれからどうも体の調子がおかしい。 　まるでションベンでも飲まされたように、急に吐き気に襲われたり・・・目がえぐられるような痛み・・・腕が砕けたような痛み・・・ノドに何か噛みついたような苦しさ・・・オレは康一君の旅行中ずっと帰国を待ちながら苦しみ続けた・・・この体・・・ジョースターの血が繋がっているその人物、ジョルノ・ジョバァーナが何かとてつもないハードな戦いを繰り広げていたと言うことが、この体でわかったんだ。 　もちろん杜王町で仗助も同様の苦しみを味わったらしい。オレよりジョースターの血が濃いんだからな・・・当然だ。 　しかしあのジジイは平気だったようだな・・・何故だ？スタンドがショボいからか？それとも・・・・あのジジイには何か特別な力でも備わってしまったからなののではないだろうか・・・ あの時・・・DIOをやっつけてその死体とジジイを並べて救急車で移動しているときに・・・DIOの死体からの輸血なんかしなければ良かったんじゃあないだろうか。 　ジジイは生き返ったが、なんだあの元気さは。ジョースターの血統は早死にするんじゃあなかったのか？ 　２年前この杜王町で赤ん坊の静を拾ってからというもの、セッカクお迎えが来ていたようなヨボヨボの体がシャンとしちまった・・・まさかあいつ、静のエネルギーを吸っているんじゃあねえだろうな・・・ 　ジョースターの血にDIOの血が混ざって、オレたちとは違う体質になっちまったのかも知れねえ・・・マズかったな・・・一体いつまで生きる気だ・・・ジョースター家の遺産はいつ・・・おっと。 　まあともかくやっと吐き気だの痛みだのが治まったと思ったら、この町には何かとてつもない邪悪な気が集まっているような気がする・・・それはそこの、妙ちくりんな格好をした外国人達のせいなのか？ 　何？　あのDIOの血を引いているジョルノ・ジョバァーナがこの杜王町に来ていると？　しかも何でもアリの究極アイテム「レクイエムの矢」というのを持って？！ 　何だとッ！？　それを使えば死んだ者も生き返るっていうのか？　そこのガイジンはそうやって生き返ったって？ 　じゃああれは・・・オレがさっきあの街角で見た者は・・・本物だったと言うのか？　こうしては居られない。戻って事の真偽を確かめる必要がある・・・。 　え？　何かまだあるのか？　え？　予想？　なんだそのとって付けたような用事は？　今そんな事を言っている場合か？ 　何！？　ジョリーンが！？　何だそれは？　未来の事がわかる本があるのか？・・・・さてはエジプトでやっつけそこねたDIOの配下がまだ狙っているのか・・・ え？　違う？　ただのマンガ？　しかしオレが載っているのか？　・・・・よくわからんが見てみよう。どれどれ・・・スタープラチナの精密な目で見ればコミックス２〜３巻分のマンガだって一瞬で読めるんだ。パラパラ・・・・。 　こ！　これは！！　オレが負けている！！　しかもスタープラチナを取られてリタイアだと？！こんなものは信じねえ！ 　しかも娘の徐倫が刑務所行きだと！？そんな悲惨な未来が有るのか！？　ああやっぱり離婚なんかするんじゃなかった。あの時妻に土下座して、ダイヤでも車でも買ってやるから別れないでくれと、恥も外聞もなく謝っておけば良かったのにオレというヤツはいつも格好ばかりつけちまって・・・クソォ。 　ああ、この先の予想だと？このメーワク極まりねえ自殺願望の男がどうなるかだと？ 　自分のまわりに居る者は囚人だろうが看守だろうが皆巻き添え・・・てめーさえ自殺できりゃあいいという・・・もはやこの地球上に生きていていい人間じゃあないな　こいつは・・・・・・ 　こんなヤツ、オレのスタープラチナさえ健在なら一撃であの世に送ってやれるのに・・・まてよ？　コイツが死んだら側にいるやつも一緒に死んでしまうのか？ 　それは・・・・やれやれ、エライことだぜ。康一君から聞いた「攻撃の力を跳ね返す」というジョルノ・ジョバァーナのスタンド能力より物騒だな。 　まあそんなヤツは死んでいい人間と抱き合わせて早く本当に死んでもらうか、永遠に死ねない状況に置くかどちらかしかねえな。 　待てよ・・・スタンド能力だろう、これは。と言うことはコイツからスタンドを奪えば助かるわけだ。 　つまりもう一つのディスクを奪い取れば・・・！ 　この女のシールの能力を使い、今奪っているディスクを２枚にする。そしてこの男に一枚返す。そしてシールを剥がせばディスクは破壊され、ショックでもう一枚のディスクが飛び出すんじゃあねえか？ 　それより徐倫の事が気になる。頼む・・・オレのディスクを奪い返す事は考えなくていいから、無事刑務所を脱出してくれ。それが父親としてのただ一つの願いだ。 　しかしスタープラチナが敵の手に有る限り、徐倫の身の上には危険が伴うだろうな・・・オレとあいつは血が繋がっているのだから・・・出来ればあいつが本当の娘じゃなくて、妻が浮気して出来た子だったら良かったのにと思うくらいだ。 　６代目ジョジョのハードな運命を肩の星と一緒に背負い込ませて悪かった・・・娘よ。 　ヤッパリ避妊はちゃんとするべきだ。全国の青少年諸君よ！　避妊具は忘れずに！　油断してウッカリ中出ししないように気を付けよう！！ 　それにしてもさっきの女・・・早く戻って確かめねば。    女？え？まさか・・・？

　というわけで（泣）いちばんオイシイ空条承太郎編がよりによって月曜掲載とは………。ファンの皆様、本当にごめんなさい。
　まぁ謝るのはこのへんにして予想の方を見ていきましょう。………そうですか、やっぱしジョリーンママと別れたのはそんな訳が………って、予想予想。確かにマックイイーンのディスクとればいいんですよね？　なんでこんなこと気がつかな………って、取り方が異常にムズい………。あと次回一体誰ですか。もう出てない人っていたっけ？　ここは意表を突いてスージーQだと思うんですけどね。違う？　まだ死んでないかもしれんしなぁ。誰ですかまったく。でじこ？………は違うしなぁ（いや、それジョジョじゃないじゃん）。ま、まさかあの全然違う姿で出てくるあの人じゃないしなぁ………ブツブツ。

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