こんばんわ。月曜日ですね。月曜日は週の始まり。皆さん、ごきげんいかがでしょうか? 明日はいよいよジャンプの発売日ですねー(笑)。楽しみですねー。面会人誰なんでしょうかねー。
………やめた。とっとと何か書きましょう。
さて、ジャンプ12号で金髪女が読んでいたのは………? 『LE CONTE DE MONTE CRISTO』………私が間違っていなければ、『モンテ・クリスト伯』だ………と199号に書きましたよね? という訳でこの脱獄小説を紹介しよう!と思ったのですがあまりにも芸が無さすぎる。それに皆さん一度はジュブナイル版とかで読んだ事もあるんじゃないでしょうか? で、今回の週感ジョジョンプでご紹介するのは『アドリア海の復讐』(集英社文庫)。上・下巻に別れた大作ですね。書いたのは『海底二万里』のジュール・ヴェルヌ。この内容がヴェルヌ版モンテ・クリスト伯なのですよ! 事実、冒頭にはA・デュマへの言葉が記されています。
物語は1867年、オーストリア帝国の支配下、祖国ハンガリーの独立を目指していたマーチャーシュ・サンドルフ伯爵が独立蜂起の直前に裏切りに会い、その後復讐アドリア海をまたにかけ復讐を果たす………という話なんですけどね。まさに現在の漫画作家達が見捨てた冒険浪漫なんですなぁ。
主人公、サンドルフ伯爵は仲間と共に投獄されるんですが、その脱獄方法と逃避行も(まぁちょいできすぎとはいえ)すさまじい。描写もなかなかいいし、悲願の執念を深い心理描写なく平坦な台詞で表してあるあたりもいい。
また宿敵シーラシュ・トロンタルの娘サヴァが実は!という昔の少女漫画みたいな人間関係が明かされ、それによって「復讐」というどす黒い正義への障害が取り除かれていくという展開もストレートで新鮮。もちろん、昔の小説なので凝ったヒネリとか落ちはないしヴェルヌが忘れっぽいのかかなり展開に乱暴な所がありますが、今読むとなかなか。ヴェルヌお得意の怪しい科学も出てくるし………。
で、どうして今読んでいるかというと、この集英社文庫ジュール・ヴェルヌコレクションが出た93年当時、気になって買っておいたのはいいのですがずっと読んでいなくって、実家に帰った際にふと思い出して持ってきたのです。そしたら脱獄ものだったんでラッキーという感じで読みふけりました。今の漫画家にも是非読んでおいて欲しいな、とナマイキな事を考えたりします。表紙がメヴィウス(フランス生まれのSFアートの巨匠)なのもイカス!
はい、投稿は螺愚那さんです。MAILにペンネーム書いてなかったからちょっとアセりましたよ〜。2/24到着MAILです(汗)。
投稿者:螺愚那さん
こりゃまた怪しい展開になってきましたねぇ。
「予想できるもんならやってみろっ!!」
・・ ・ ・ ・ ・ んなわけねーよなぁ・・・さすがに。
さて本題に入りましょうか。 「少年」は何なのか?
なんであんなに外見が「人間」らしいのかわからないが、「スタンド」だと思いますね。
個人的には『ベ○○ボ○○・○ー○○』ってHPにのっててほしかった。
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男っていうと………あれ、看守? そんな事ないか。でも『魔少年ビーティー』の警備員じゃないけど、サイコっぽい感じの看守、絶対にいそうですね。でもどうしてスタンドを通じてジョリーンに構うの? そもそも味方かな、敵かな? この辺が解らないんだなぁ。最後まで解らないままに終わると思っているんですけどね、あの少年。
ところで私も複数形スタンド、好きなんですよね。どうもカワイさと不気味さが同居している所がいいんですよ。「バッド・カンパニー」の美しい幾何学模様なんてグっときますね。
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