「週感ジョジョンプ」第180号

ヴァルチャー「ジョジョ第二部、クライマックスはなんと言ってもエイジャの赤石をめぐるカーズとの攻防」
CON$「中学の頃、第二部だった。前にも書いたけど第二部の大ファンなんでね」
ヴァルチャー「で、カーズが究極生物になった時………どうするかって話になった訳だ」
CON$「最初から話すと、ジャンプが発売になった次の日の朝にはジョジョの話ばっかりしていた。家は名古屋の千種区のはずれにあって、中学が丘の上にあった。歩いて10分もかからないところなんだけど、友達と一緒に毎朝話をしながら通った。そこでの一番の話題は予想だった。1988年はジャンプ絶好調の年だった。今のマガジンなんかメじゃなかった」
ヴァルチャー「あの頃のジャンプはね………まだドラゴンボールも男塾もキン肉マンもやっていたし………」
CON$「そう、毎回毎回予想してた。そして、カーズが究極生物になって、このままじゃ人類は全滅だーッ！っていうシーン」
ヴァルチャー「今みたいに、ものすごい強力なウイルスが世界に蔓延する、とかケチなものじゃなくてたった一つの史上最強の生物に敗北する、ってとこが大雑把というか、ダイナミックというか、時代を反映しているよね」
CON$「そう、やっぱし強いっていうのが超健康性のベクトルを反映しているね。そこでまったくの偶然だけど、予想が当たったんだよ。きっと溶岩の力でカーズを宇宙までブっ飛ばすっていう………」
ヴァルチャー「で、そしたら本当にそうなっていたわけだ。でもフツー考えないよね。ノリっていうか、ド派手すぎ」
CON$「そこが第二部のいいところじゃん」
ヴァルチャー「まーそれがあって、ずっとずっと後になってもこの事を考えていたわけ？」
CON$「いや、実は言うと結構忘れていた。96年ごろまで………」

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