write 1999/03/22
ジャンプ第17号予想
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「週感ジョジョンプ」第179号

PAGE6・よーやんより

Hermit Purple attack JUMP No.17!


 こんばんわ。もうこのPAGEづらを見て頂ければ、誰かご紹介するまでもないと思います。えーっと、通算何回目になるんでしょうか? とにかく毎回毎回いろんなネタで私もコメントの勉強になりました。何度も同じ事を言いますが、ありがとうございます。
 これ以上は蛇足ですので、今週は以上です。

投稿者:よーやん

スター千夜一夜

レポーター「今日は『ジョジョの奇妙な冒険』第5部のクランクアップ間近、撮影所でみんなより一足先に撮り分が終わって「お疲れさま」のジョルノ・ジョバァーナ君に直撃インタビューします。」

 ドラマの撮影所風景、大道具が運ばれたり、役者がウロウロする現場でレポーターはジョルノの姿を探す。

レポーター「あ、いたいた、ジョルノさ〜ん!」
ジョルノ「はあい。」
 ジョルノは関係者、スタッフの中で拍手を受けながら花束を受け取っていた。
レポーター「お疲れさまでしたー、ジョルノさん、主役として3年間よくこの大役を勤め上げられましたね、ジョジョ史上最年少、まだ15才というのに・・・・」
ジョルノ「いやあ、ボクもう18ですよ、3年経っちゃいましたからねえ、オーディションの時はまだ中学生だったけど、なんとか高校に入ってこの春無事に卒業出来ました」
レポーター「そうでしたね、オメデトウございます。学業との両立大変だったでしょう?」
ジョルノ「まあ、この作品はけっこう『待ち』時間が多かったため空いてる時間を利用してけっこう勉強出来ましたよ。年上の共演者の皆さんにも教えてもらったりしてねえ・・・まあブチャラティさんは出番が多くて忙しそうだったけど・・・」
レポーター「そうでしたね、ブチャラティさん達はまだ撮影が残ってるんですよね」
ジョルノ「主役のボクが一足先にエンディングを撮って貰っちゃって・・・今日こうやってお祝いしていただいたんだけど、ミスタさんたちはまだ最後のアクションシーンとかやってて大変みたいですね」

レポーター「この作品を振り返ってみて、何が一番大変でしたか?」
ジョルノ「表紙の為のスチール撮影!(笑) こないだ撮ったヌードのヤツ」
レポーター「(笑)あれは話題になりましたねえ・・・」
ジョルノ「『脱いで』と言われたときはビックリしましたよ。いままでそんなの無かったじゃナイですか。ヒマをみつけて鍛えておいて良かったと思いましたよ」
レポーター「とても15才の身体には見えないとか・・・」
ジョルノ「実際18になっちゃってますからね。でもナランチャとか、最初の頃と比べてどんどん背が縮んで来たんですよ、ビックリしちゃった。あとで聞いたらオーディションの時『君はもう少し背があればねえ』とプロデューサーに言われて、慌てて頭にシリコンを注入してきたとか・・・・そのあと撮っていくうちに『もうちょっと幼い方がウケがいい』とか言われて今度は背を低く見せようと努力したり・・・彼のプロ根性には頭が下がりますよ」

レポーター「それは凄いですねえ。スゴいといえばこのドラマ、SFXを多用して話題になりましたねえ」
ジョルノ「原作を読んだときから、『こんなの実写で出来るのか』って思ってたんですがコンピューター技術ってスゴいですねえ。ボクの『ゴールド・エクスペリエンス』は生物を生み出す能力なんですが、実写とCGの合成シーンが多かったですね。こう、手を撃ち抜いた弾丸から木の枝が生えたり、ピラニアが飛び出したり、演技しているときは『?』ってカンジなんですが、実際出来上がって来てるものを見ると『ああ、こうなるのか』って感心しましたよ」

レポーター「一番印象的な場面ってどこですか?」
ジョルノ「う〜ん・・・・最後の方のボス逆回しシーンは圧巻だったけど、ど肝ぬかれたのはチョコ先生のバラバラシーンですね。出来上がったの見て開いたクチが塞がりませんでしたよ。あの役者さんは特殊メイクも凄かったけど映像処理では背骨丸出しになってて・・・(笑)」

レポーター「あの時のローマ市内パニックシーンも話題になりましたねー」
ジョルノ「ほとんどはスタジオセットで撮っていたんですがコロッセオからは海外ロケに行きましたから・・・楽しかったですよ。ただボク食べ過ぎちゃってお腹壊して3日くらい撮影休んで・・・まあポルナレフさんとディアボロさんのシーンを先撮って貰えたんですけど・・・残念なのはポルナレフさんがいらっしゃったのにボクほとんどお会いできなくってカメのCGとのシーンばかりになっちゃった事でしたね。ボク3部好きだったんですよ・・・小さい頃映画館で見ました。ビデオも持ってます。ポルナレフさんは役者としてボクの憧れの人でした」

レポーター「あと撮影の裏話とかありますか?」
ジョルノ「みんな良く食べましたね。食べ盛りのオトコばっかりの話だから・・・・実際レストランシーンも有ったんですがオフの時間もいろいろ食べ物が飛び交ってました。太っちゃいけないので気を使ってましたが・・・なんせ衣装がピチピチでしょう、入らなくなったらえらいコトですしね。
(笑)そうだ、あのミスタさんがいろいろレストランで草食動物がなんたらとかいうシーンがあるでしょ? あれはアドリブっていうか、待ち時間にダベっててそういう話になってあんまり面白いんでカントクがそういうシーンを作ってセリフにしたんですよ。だからあれは彼の持論なんです」

レポーター「面白い話ですね!共演者のみなさんは普段はどういう方なんですか?」
ジョルノ「みんな『役』にはなりきってますからねえ・・・『素』の顔は全然違ってますよ。ブチャラティは笑い上戸だし・・・最初の演技でソレやったらカントクに『なんか違う』と言われてあとはシリアスにしてましたが。アバッキオは面倒見が良くて豪快さんです。よく撮影後に飲まされまし・・・おっと、お酒じゃなくウーロン茶ですよ?(汗)ミスタはまああのまんま楽しいヒトなんですが、オカマのマネが上手くてホラ、トリッシュと入れ替わった時の演技!! あれはアカデミー賞モノだと思いませんか?(笑)あとナランチャですが彼が一番マジメなんです。セリフ覚えも完璧で・・・ボクのNGをよくフォローしてもらいました。あの死亡シーンでボクはうっかり「違うんだ」を「違う人だ」って読み間違えて覚えていったんですがナランチャさんの名演技に圧倒されてNGにはなりませんでしたね。彼は実は30才で妻子もちなんですがとてもそうは見えないでしょう? ボクが一番尊敬するセンパイです。彼こそ役者バカですよ、バカ役者では無く。(笑)」
レポーター「・・・フーゴさんは?」
ジョルノ「フーゴ・・・・彼はライバルでした。彼はフケて見えますが同い年で、実はこの主役のオーディションではボクと最終選考まで二人で争ったんです。結局ボクが選ばれたんですけど、フーゴのくやしがりようったら・・・・まあボクは気にしてなかったんですがやたらライバル心むき出しでそのおかげでポンペイのシーンはずいぶん白熱してたってホメて貰いました。ただその後もやたらと撮影中にボクに突っかかってくるんでとうとう彼が降ろされる事に・・・・ボク全然気にしてなかったのにカントクの意向で。でもやっぱり『もう一度出して』という視聴者の意見が多かったんで今回のエピローグで再び登場したんです。まあボクとのからみはナイって事で。でもライバルっていいですね。」
レポーター「(めもめも)それは面白い話を・・・じゃ次回作の宣伝をしてください」
ジョルノ「ボクの次回作!今度はスクリーンデヴューします。海外名作文学の映画化で、レ・ミゼラブルに続く第2弾『カラマーゾフの兄弟』です。あれ?フーゴ・・・・」
フーゴ「ボクも次回作決まりました!今年日本をゆるがせた名作童謡がもう映画化! 『だんご3兄弟』です」
ジョルノ「弟思いの長男がブチャラティ、兄思いの三男がナランチャ、で自分勝手な次男役がフーゴなんですよね」
フーゴ「死ねジョルノ!(笑)」
 

荒木先生6部描いてくださいなんなら手伝います!

 というわけでジョジョ撮影秘話(大嘘)でした。

 ところで「ローリング・ストーンズ」とおっかけっこしているブチャラティですが、本当にアレ触ったら死ぬんでしょうか?なんか「苦しまないで死ねる」というだけで即、死ぬワケでは無いと思うのになんであんなに必死で逃げてるのか、ミスタのデマに踊らされてるぞ、ブチャラティ!(笑)
 
で、スコリッピと花屋の娘のケースを考えてみたんですが、アレは「臓器移植出来るように発病しないうちに死ぬ」というのが娘の希望だったから、『石』を抱えて自殺という結果になったと思うんです。もしブチャが「やりのこした事があるんだ。それを達成するまでは死ねない」と言えば『石』も最後の願いを聞いてくれるんじゃないかなあ、花屋の娘も臓器傷つけないで死ねたくらいだし。
 まあ、『石』から逃げ回ってビルから落下したら元も子もないよブチャラティ!

 次回予想!マンション壁にぶら下がり絶体絶命のブチャラティ!石から逃れる術はないのか?
 その時!壁のジッパーから飛び出したミスタが石にタックルして下に落ちる!

「ミスタ!!!」

 慌てて追うブチャラティ。『石』は粉々に破壊。(自動操縦スタンドだから本体に影響無し)しかしミスタは無事だった。

スコリッピ「そう・・・・彼は死なない。『石』が彼の死をまだ彫っていないから・・・」

 しかしミスタはアタマを強く打って意識不明、翌日ようやく目を覚ましたがマンションでの事件を何も覚えてはいなかった。

ブチャラティ「スコリッピ・・・オレの運命についてはミスタは思い出さない方がいい。黙っていてくれ」
スコリッピ「わかった・・・アンタも『石』に触らなくっていいのか?」
ブチャラティ「触ったら・・・これから立ち向かう運命に流されそうな気がする・・・遣り残した仕事をやり遂げる為には『楽に死ねる』なんて逃げ道が有っちゃいけないような気がするんだ。死ぬ事が安楽な逃げ場でないからこそ、人は一生懸命に居きる事が出来るんだと思う」

 こう言い残してブチャラティは去ります。
 眠れる奴隷・・・・自分の運命に甘んじないであえてアクションを起こす、それが例え苦難の道だろうと、信念に生きる事をブチャラティは選んだのだと思います。

 私も自分の道は自分で拓きたい! 6部を見るため私は諦めないで応援する!!

 アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリーヴェデルチ! 


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