write 1998/07/20
ジャンプ第34号予想
「週感ジョジョンプ」第115号トップに戻る
「週感ジョジョンプ」トップページに戻る

「週感ジョジョンプ」第115号

PAGE8・"ロマンサー"Y.Bさんより

Hermit Purple attack JUMP No.34!


 殿堂入りの"ロマンサー"Y.Bさんですが、ここでちょっといいお知らせ。留学されていたY.Bさんですが、このたび、帰国されるそうです! 今回は在中最後の投稿ということですが、これからもジョジョンプをよろしくお願いします!

投稿者:"ロマンサー"Y.Bさん

予想:ゲイの力!

 狭いコクピット内で対峙するジョルノとチョコラータ。
「さすが医者ともなると、とんでもない隠し芸を持っているものだ・・・いや、この場合『隠れ芸』と言うべきか・・・。だがしかしッ!芸ならば僕だって負けていないぞッ! 解除しろ! ゴールド・エクスペリエンスッ!」

ボトォ!ドシャアッ!
 ボタンに戻って飛び出すジョルノの右眼、てんとう虫に戻って地面に落ちる左腕!
「お前も!バラバラになれるのかッ!」眼を見張るチョコ。

「驚くのはまだ早いと言っているんですゥ! まだまだ生まれるゥ! ゲイの力ァァァァァッ!

 ギュギュッと耳を耳の穴につめるが早いか、あごをはずしてガパァッと口を開けるジョルノ。その中には・・・

「何ィッ!クックラゲェェェェッ!」

 チョコラータが仰天するのも無理はない。ジョルノの歯という歯はひとつ残らずクラゲとなっていたのだ!
 あっけにとられている間に前歯の部分のクラゲが一匹さらにほかの生物に変化していく。

「南米のアマゾン河などの熱帯の河には鉄砲魚と呼ばれる小魚が棲息しているそうだ。口から水鉄砲のように水を発射して飛んでいる虫を撃ち落とし、食べるのだという・・・」

ドピュウッ!
 鉄砲魚から発射された水(?)がチョコの顔面を直撃!

「くあッ! しみるッ! 眼がァッ!」
「グラッツェ! アバッキオ! 僕の作戦としてはチョイと品がないが、お前と協力して与えたダメージ・ワン!ってとこだな!(タメ口)そして今だ! No5! ヤツは眼が見えないッ!」

「イーハァァァッ!」蹴り込まれる弾丸、同時にG・Eもチョコ(上半身)に殴りかかる。
 しかしその拳は虚しく壁を叩いただけだった。ドゴン! バゴン!
 弾丸もはずれて窓から外へ。

「馬鹿な!動けるとはいえ、バラバラになっているんだ、こんなに素早く反応して身をかわせるなんて・・・。(汗)」

 ジョルノの疑問に不敵に答えるチョコラータ。
「フフフ、かっけの診断法を知っているか? 金槌で膝小僧を叩くんだぜ。すると、健康なら本人の意志とは関係なく足がビクンッと跳ね上がる・・・不随意筋ってやつだ。そんな部分が人体にはいくつもある。そこを刺激してやれば・・・例え体はバラバラでも素早く動けるということだ!」

 ピョンピョン跳ねまわるチョコのボディー・パーツ!

「そしてそれはお前の体にも、同様にあるんだぜッ!」
 気をとられていたジョルノに忍び寄っていたチョコの左腕が握った金槌でジョルノの膝頭をコーン! カックンしたジョルノはバランスを崩しヘリから落下。

 シュルシュルッ!
 ツタがのび、ジョルノに巻き付き落下を防いだ。

「お前が僕をつき落とそうとするのは予想していた。あの弾丸は攻撃のために撃ったんじゃない、命綱にするために撃ったんだ。そして、解除しろ! ゴールド・エクスペリエンス!」

 バギッ!バギバギ!
 ヘリコプターを貫いていた巨木が解除された!
「落ちていくのはお前のほうだ!」

 ヘリコプターとともに墜落していくチョコラータ!
「やばい! セッコー! 地面を・・・?」  コックピットに異変が、何かの生き物にかわりだす。

「さっきのG・Eの攻撃は始めからコックピットを狙っていたんだ、無駄無駄無駄無駄・・・」
「こ・・・これは!?」
「アマゾン河には人間を丸呑みにする事ができるほど巨大な蛇が棲息していると言う・・・」
「ま、まさか!」コックピットがそのまま大蛇の頭部と化す!
「御存知アナコンダ!地表まで落下はさせない!喰われろッ!」

「グリグリグリグリグリーン・デイ!!!(みどりの日)」
 口の中からグリグリ・ラッシュで蛇を攻撃するチョコ!
「無駄ア! 生き物を攻撃するエネルギーは攻撃したもの自身にはねかえる!」

 グワッシャ!
 地面に激突する蛇・・・・だが頭部だけだ!
「攻撃したもの自身にはねかえるだと?だが・・・俺様が蛇自身になっちまえばどうかなーああん?」

 チョコラータが近くの木に巻き付いて枝からブラさがっている!
 その下半身は・・・アナコンダ!
「オペの命はスピードだぜ。・・・気に入ったぞこのボディー、アダムとイブをそそのかし禁断の果実に手を出させたのは蛇だ。この俺様にふさわしい姿のような気がする。よーしよしよし」
「ウエーン、ジョルノォー」
(まだだ、No5。本当の狙いは2発目だッ、今こそ、ヤツに弾丸を撃ち込むんだ!)
「デモ、モウ弾ガナイヨー。」
「弾はあるッ! G・Eを解除したのは墜落させるためじゃない! 木をもとの弾丸に戻すためなんだ! 撃てェー!」
「イイィィィッヤッハァァァッー!」
 油断しているチョコの後頭部めがけ2発目の弾丸はまっしぐら!

 しかし、ギロン!
「ヘビってのは熱に敏感だから弾丸で奇襲しようとは甘いぜ!」
 察知したチョコラータは凄い勢いで長い体を振り起こすと、建物に跳び移り上を目指す。シュルシュルシュルゥー!!
「じっくり観察しながらジワジワと絞め殺してくれるぜッ!」
「知らないのか?僕のG・Eが命あるものにさらに過剰に生命を与えた時、どうなるのか・・・。僕はヘリコプターを2回殴った。1発目は命を与えてヘビにするため・・・2発目はそのヘビに過剰に生命を与えるため! ヘビ自身になっているだって? お前は今! ゆっくりの時の中で精神だけが暴走している!!」
「ハッ・・・」
 チョコラータが振り返ると、下方にはまだ木の枝にぶら下がっている自分が!そしてNo.5の発射した弾丸が・・・。
 ドバスッ!

「言っただろう?2発目が本当の狙いだって、No5」

 誰でしょう「多芸は無芸」なんて言ったのは、まして「ホイミ係」なんてとんでもない。「ゲイは身を助ける」ですね!

以上が予想です。すいません、長くなっちゃった。2週間分くらいの内容だな、こりゃ。

 もう言う事は何もありますまい。状況は122対0の甲子園の試合のようだ。この暴走ぶり、誰か彼を止めてー! とはいうものの、ヘリコでの攻防はわりかしいいところをついていたりして。最後にきっちりオチがつきましたしねぇ。ゲイっすか。この後のミスタとの絡みが気になります。Y.Bさんの投稿でしたが次はやっぱりあの人だ!


「週感ジョジョンプ」第115号PAGE9に進む
「週感ジョジョンプ」第115号トップに戻る
「週感ジョジョンプ」バックナンバートップページに戻る
「週感ジョジョンプ」トップページに戻る

CON$ E-mail: condor@edit.ne.jp
このPAGEはWindows95+Netscape Ver4.04Jで作成しています
Copyright (C) 1998 CON$