write 1999/11/30
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「週感ジョジョンプ」増刊第7号

PAGE25・"ロマンサー"Y.Bさんより


 こんばんわ。今年の流行語大賞としては「カリスマ」が候補に挙がっているかと思いますが、ジョジョファンにとっては「古〜い古い、そんなのDIO様は何年も前に具現されておられましてよ」って感じだろう。老いてますます盛んなジョセフが「カリスマ!」なんつってたのもはるか昔。今、ジョジョゲーのとんでもない技名として蘇って「ああ、あれか」なんて思い出している人も多いんじゃないかしらん。うう、またDC版ジョジョゲーやりたい症候群が………い、いかんあと投稿X人分残っているんだぞぅ(さすがに2ケタではないのでご安心めされい、なんて呑気に言っている場合じゃないよな)。
 ところがかの地メリケンでは日本語の意味するところの「カリスマ」大安売りなんて鼻息で飛んでしまうぐらいのすごいお人がいっぱいいるもんです。たとえば、マイケル・ジョーダン。最近文庫化されたのを古本200円コーナーでGetした「マイケル・ジョーダン・リバウンド」(ボブ・グリーン、文春文庫)を読むとそのケタ違いさが解る。この本はご存知ジョーダンがメジャーリーグに挑戦"してしまい"、その後バスケ選手として復活する様をボブ・グリーンのシャープな文筆で描いたノンフィクション。いやぁ翻訳ものとはいえ文章が滅法うまい。単なる事実の切れ端をショットガンのように打ち出しているだけといえなくもありませんがその散弾に釘付けさせる秘訣は、読んでも読まなくても解らんでしょうなぁ。とにかく、私はバスケなんて全然知らんのですがアメリカのカルト宗教ってさぞかしおっそろしいんだろうて、と思いつつ読んでおりました(実際すごいらしいのだが)。
 まぁ一般の知名度という基礎において「アメリカの」ジョーダンは滅茶苦茶凄い訳ですがかたや漫画家界の荒木飛呂彦なんて今、「そこそこ有名」の部類に入ってしまうのかも。
 これは日本のビリヤード選手のような不遇と言えなくも無いですね。日本には世界でも通用するプレイヤーがいるのですがこれを読んでいる人の中で、ビリヤードプロの名を二人挙げられるかたがいたら敬服いたします。フィリピンのプレイヤーもかなりすごいのですがこれは現地じゃ知っている人がかなり多いとの事。たとえばレイズ・マジックで知られるレイズ。貴方がキューを持ってフィリピンのタクシーに乗ったらまず運転手は「おい、お前ビリヤードやんのか、じゃあレイズって知ってっか?」などと言われる事うけあい。なにも「タクシーの運転手でも知っている」などとド畜生のような表現を使うつもりはないが会話としてナチュラルなのだな。
「荒木飛呂彦が新作発表するんだって?」
 ああ、そんなナチュラルな切り出し方、貴方、今の環境でできますかね?

 さて、投稿のほうは三度目の正直となる"ロマンサー"Y.Bさんです。今回もイイぞ。

投稿者:"ロマンサー"Y.Bさん

★巨凶登場、勇次郎!

 ロシアではヴォルグ・ザンギエフが復活を誓い、豪腕、国見はメジャーを狙って極秘渡米! (すいません、サンデーはいい加減にしか読んでません)

 この布陣!ブツけてきたのは切り札ばかり!(にしてもヴォルグは隠し球だよなあ)
 ジョジョ新連載に対し、各少年誌ともにかなりの警戒感を持って望んでいるのがよくわかります。
 まさに少年コミック・ミレニアム! ムーヴメントのすべてはジョジョから波紋!
 こりゃもー「二千円札」はジョジョっすよ。これしかない! (沖縄の人、ゴメン)

 お祭り騒ぎのそんな中、私はというと、 日頃、不真面目な予想しかしていないバチが当たったか、 どこに行っても短編集『死刑〜』が見つからず、 6部予告に関してはジャンプ本誌を読むまで 目にする事が出来ないという憂き目をみることに。

 従って、今回はそのジャンプ本誌の予告カットのみに 基づいた予想です。

★GIOGIOからJOJOへ!『JOJO6』の謎を解け!

 今度の主人公ジョジョはどーもイタ公ではないらしい。
 ではどこの人?

 ヘアースタイルなんかでは中国人?とも見えるが、中国人の姓で「ジョ」って発音するものはないんですよね。
 じゃあ、日本語読みしたときに「ジョ」になりそうなのは・・・・・・
 手もとにあった『百家姓譜』という中国の資料にあたってみたところ、「徐」、「諸」、「諸葛」、「上官」の四つが見つかりました。

 でも、これらはそれぞれ中国語の発音表記をすると、

  • (XU)「シゥ」
  • (ZHU)「ジュ」
  • 諸葛(ZHU・GE)「ジュガ」
  • 上官(SHANG・GUAN)「シャングワン」

 で、ジョジョにはなりそーもない。
 そもそも中国語の発音に「ジョ」なんてないのでしかたないのですが、 じゃあ中国の子達は「ジョジョ」のことをなんと言っているのか?
 「喬喬(チャオ・チャオ)」なんですね。
 「喬(QIAO)」という姓の由来は中国古代の伝説の王、「黄帝」の王墓の墓守りにまでさかのぼります。百姓(ひゃくせい)の中でも非常に歴史が古い。

 四千年の時を超えた悠久の墓守・・・・・・。
 では、その墓っつーのはどこにあるのかと調べてみると、一説では天山山脈のあたりとも言われているらしい。

 そういえば私、タクラマカン砂漠を越える旅をしたときに天山回廊を通ったことがあるのですが、岩だらけの大地に、「シーホー」って名前の川が流れているんです。
 漢字で書くと「石河(XI・HE)」なんですけど。
 で、その河、そのまま国境を西へと越えて、行き着く先はキルギスタンのイシク湖(Issyk Kui)ズバリ、石海です。
 でかい湖で地図にも載っているので、興味のある方は調べてみるといいかも。

 そこで予想!
 6部の主人公はクローン人間!
 額に刻印されているのは彼女達の製造番号!
 同じ細胞から培養されたJOJO1〜JOJO6までの6人姉妹です!

 何故女性なのかというと、同じ顔の6人「兄弟」では、某大御所漫画家(TKマンバンドはどうなった)の往年の名作とかぶってしまうからです。

 だからオトコは避けて、オンナ。

ノー!ブラ!ぶら!LOVE!

ラブ・ラブ・ラブ・ラブ☆ラブ・ステ〜イションンッ♪

(おっと、それだと、あと2人足りなくなるか)

 ストーン・オーシャンは「石(ストーン)の(オーシャン)→おっさん」と解読されるべきであり、ジョジョで石のおっさんと言えば、アンジェロサンタナしかいない!

 彼女達は、サンタナ細胞から生まれた、ジョセフの血をひくクローンなのです!(以前サンタナに呑まれたとき、ジョセフの遺伝子が少し混ざったのだ)
 あの手錠は、危険なサンタナ細胞から生まれたということで、SPW財団に監禁されているということを暗示しているはず!

もちろん舞台はニューヨーク。
HO!Fuuuuuuu!

 「前半部分、ありったけの真実の中に微妙にウソが入っているので、間に受ける人がないようフォローお願いします(すいません)」(原文ママ)とのお言葉がメールに入っているんでありますが、この荒唐無稽、冷凍保存。だいたい私めなんぞがいじりようが無いです。とにかくアカデミックな観点から硬派分析のつもりがH2ロケット。微妙にウソが入っているんでお気をつけあそばせ。とはいえ、根も葉もないシーマンの様なゲテモノではなく、Y.B氏は大陸帰りなのでそこを思い出すと妙な説得力が(名前とかはホントみたい。Daijuさん惜しい!(笑))。編集部でも「石の海、実在したんだねー!」などと喜びの声を挙げそうになっちゃったりならなかったり。ジョジョンプ2ndシーズンのサブタイトルは「フライング・サーカス」に決定しそうな雰囲気。
 それにしてもヤシの木とかにこだわっていろいろと私も考えていたのですが、このへんは取っ払わないと出てこない発想ではありますなぁ。引き続き、まじめな考察による「石海」文章(死海文書だってあるんだからこんくらいあるだろ)情報もお待ちしてますぜー。


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