こんばんわ。
さて、前回は『未来少年コナン』のお話だった訳ですが、何と最近『未来少年コナン2』というものがやっているんですね? 原作から数えて10年以上経っているんじゃないかと思いますが、どんな内容なのでしょうか? 一度も見た事が無いので解りませんが………。
本日は11/29ということで、キャラクターのお話なんぞを。1999年キャラクター界?最大の発明と言えばやはり「デ・ジ・キャラット」ですかねぇ。私はちょっと前までゲームのキャラクターグッズなんかも売っていて、ちょうどその時、(株)ブロッコリーのお店、ゲーマーズのマスコットキャラクターとして出てきたのがこのデ・ジ・キャラットでした(最初に出てきたのがどういう場だったのかよく覚えていないですけどね)。最初見た時は「な、なんだこりゃー」という感じでした。流行のメイド服を着ていてネコ耳、しかも幼児体型というあまりに狙いすぎなそのキャラクター性に大笑いしたものでした。
ゲーマーズって言ったって全国11店舗(99年11月29日現在)しかないしジョジョンプ読者の方で行った事のある人は少ないかも。まぁ「アニメイト」みたいな(この表現も解りにくいな)ゲーム関連のグッズをいろいろと集めたホビーショップと思ってもらえばいいでしょう。よくよく考えるとこの手のお店、マスコットキャラクターというものは少ない。同人誌専門店の「虎の穴」も「虎」ということで同社の冊子にも虎のイラストが載るのですが、これといったマスコットキャラクターがいない。おなじ同人誌専門店のK-Booksも確かいないかなぁと思うし、ソフマップやLAOXもいなかった様に思います。今は亡きマルゲ屋は吉崎観音(今、月刊エースで『ケロロ軍曹』とか連載している漫画家ですね)デザインの「メルティー」なんてキャラクターがいましたっけ。
それはさておき、そんな状況の中、メーカーの版権アリアリなキャラクター・グッズを扱うお店の中で、オリジナルキャラクターであるデ・ジ・キャラット通称「でじこ」のグッズが並びはじめた訳です。この時点でもまだ笑っていて、そんな媚びた狙いすぎのキャラクターのグッズを買う奴がいるのか?と思っていたのは私だけでありますまい。
ところが東京ゲームショウなどで「でじこの部屋」なんかが長蛇の列、CMはばんばん流してそのコスプレイヤーまで出現するという段になると笑いは止まってきました。世のオタクがその魅力を支持し、グッズも売れるようになってきた訳ですね。「まぁ、罠っぽいけどハマってみるか」というこの状況はこれから買おうとするエロゲーがいわゆる「地雷」ゲームだったとしても「ええい、ままよ」とレジに向かう状況に似たものがあった事でしょう。
そしてラジオドラマに出演しついに使い捨てアニメーションの最高峰とか言われているTBS『ワンダフル』内でアニメ化。一企業のマスコットキャラクターでこれに対抗できるのは(ちゃんとした枠のアニメになった)、森永の国民的キャラクター「キョロちゃん」ぐらいでしょうか?
注目すべきなのは、このキャラクターが「ハメようとしてハメた」という確信犯系キャラクターの先駆的存在という事です。もちろん、過去のあらゆる美少女キャラクターというものは男の欲望を具現化するということで確信犯でありますが、キャラクター単体として勝負しているところがミソなのです。(株)ブロッコリーの木谷社長はもともとぶっつぶれてしまった証券会社の社員だった人ですが、「安いときに買って高く売る」という株屋的キャラクターを打ち出した人です。(会社がうまくいっていないにせよ)今の所、デ・ジ・キャラットを産み出した事である程度、自説を証明できたと言えるでしょう。
さて、こういうものが出てきている以上、荒木ファンも悪いものにはとりあえずブーイングを、という態度で世紀末に臨まれた方がよろしいのかも。今度の「ストーンオーシャン」は充電後の新作。期待もありながら、面白いと思うか思わないか自分に正直にいきましょう。いや、「でじこ」にハマった人がアホって言っている訳じゃないですけどね。
長くなってしまいすみませんでした。投稿は初投稿のYEBISUさんです。
投稿者:YEBISUさん
はじめまして、YEBISUといいます。
連載を再開するなら、ゲーム発売と同時だろうと思っていたのですが、なかなか発表されないんで、こりゃ本当に終わっちゃったのかなとあきらめていたこのごろでした。
性格は悪そう。意志の強そうな顔立ちですが、他人に対して冷たそうですね。
第一案。
第二案。
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今回の投稿、今度の主人公はスタンドにはまったく関係ない!と言いきっている上に、今回で過去を断ち切ろうとしているんだ、という所が興味深い訳ですよね。確かに、第五部はキャラクターが勝手に動いて物語を作っていくというような所がありまして、それがあの印象深い(人によっては納得できない?)ラストを産み出したのだと思っています。そしてインタビューの「何を描いてもジョジョになる」という発言。これも、葛藤の中の言葉であったと想定してみると、今回の予想、深くうなずけるものがあるのではないでしょうか?
それにしても舞台設定が日本の南国、宮崎県とはこれはまた思い切った予想ですね。今までのジョジョといえば日本が舞台でもやたら海外っぽく泥臭い少年漫画誌でありながらそのカルチャーギャップを楽しむという所がありましたが、今度は国内………とは言え、私も宮崎県の事は全然知らなかったりしますけど………仙台がモデルになった杜王町にも近いものがありますよね(私だけ?)。それにしても2,000年の中近東というのも来年の事ながらSFっぽくてなかなかグーな感じが。第三部のアレッシーやンドゥールはあの土地でないとなかなか出てこないキャラクター性であります。今度もそれが期待できるなら………と思いますが………。
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