write 1999/11/23
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「週感ジョジョンプ」増刊第7号

PAGE17・worldさんより


 こんばんわ。休日の本日(11/23)、皆様いかが御過ごしでしょうか? ふだん学生の人達で短編集を買っていないなぁという方は街へ出て大きい本屋に行っているのかも。コミックスの流れは一般の人にはちょっと謎な事が起こる事もあります。
 例えば、貴方が街の小さな書店に荒木飛呂彦短編集を買いに行ったとしましょう。書店の人はたぶんこう言う。

 「いや、それうちにほとんど入ってこないんですよ。ごめんなさいね」

 なんだそりゃ、それでも商売やっているつもり?と貴方は思うでしょう。
 この書店の人の言葉を翻訳すると、「うちには1〜2冊入っていたけど午前中に誰か買っていっちゃった、あとは追加注文だけど多分、重版がすぐにかからない限り入らないからなぁ」という意味。週感ジョジョンプでも何度か書いてきましたが、本は出版社(版元とも言う)→販売会社(一般的には取次と言うので以下、失礼だが取次)→書店、というルートで流れます。取次とは本の問屋の事だと思ってもらっていいでしょう。もちろん、一ツ橋のあの集英社ビルに本がどんどん搬入される訳ではなく、印刷所から取次の「新刊窓口」に直送という事になるのですが。
 さて、問題はこの取次→書店間なのですが、一般の商売だと小売店(ここでは書店)が問屋やメーカーから新製品案内があって、注文を出して、それを売るという事になります。ところが出版業界は違う。何と勝手に新しい本が送られてきてしまうのだ。冷静に考えるとものすごい変なシステムだけど、これで何十年もやっているのだからしょうがない。これを「配本」と言います。
 荒木飛呂彦短編集は書籍なのでパターン配本、というものが行われます。これは、簡単に言ってしまうとその店の販売実績を見て、取次側が「この店は何冊、この店は何冊」というように決める訳です。実績は返品や棚の大きさなどを考慮して行われているのですが、細かい仕組みは企業秘密です。
 前述の小さい書店では、集英社書籍扱いコミックスの販売実績が少なかったのでしょう。その上、たいてい在庫が無いので追加で注文を出しても本が入ってくるのがいつになるか解りません。それこそ重版を待つしかない訳です。
 書店の意志って何?とかそれって不可抗力なの?と思う人もいるでしょう。これに対抗する方法もある事はあるのですが、それはまたの機会にお話しましょう。
 手っ取り早く知りたい、という方は最近出た本に『コミックマニュアル』(橋本直樹・著、ミオシン出版)というのがあるのでオススメ。一部、変なところもあるし業界に興味の無い人は退屈なところもあるでしょうが、この辺の謎が割と分かりやすく書いてあります。
 さて、投稿のほういってみましょう。worldさん。この方は初投稿ですね。文中、いきなりQ3から始まっておりますがその辺の事情は週感ジョジョンプ増刊第七号トップを参照という事で。

投稿者:worldさん

 はじめまして。world といいます。

何の根拠も無いため、外れると思いますが第6部を予想をしてみます。

  • Q3.主人公は誰?
  • A3.仗助の子供だと思います。

  • Q4.舞台はどこ?
  • A4.ストーンオーシャンのオーシャンという部分から単純に考えて海ではないでしょうか?
     仗助の子供と承太郎と広瀬康一が一緒に船で旅をするのではないでしょうか。

  • Q5.敵は誰だ?
  • A5.やっぱり矢で射抜かれた者(スタンド使い)になるとおもう。
     だけど、最大の敵みたいのはでてこないで、船で旅する先々でいろんなスタンド使いと出会い、戦うという話だとおもう。

  • Q6.「ストーンオーシャン」とはいったい何だ?
  • A6.ストーンオーシャンというのは海(オーシャン)を旅して、いろんなスタンド使いつまり、石(ストーン)の矢で射抜かれた者と出会うということを意味すると思う。

 順当に?行くとジョルノの子供という事が考えられますが、ジョルノの子供ってちょっと想像つきにくいと思いませんか? DIOの孫っていう事になりますしね。そうなると承太郎、仗助というところが怪しい訳ですが今度のストーンオーシャン、年代が全く明らかになっていない(そりゃそうだ)。なので主人公が誰だっておかしくはないですよねぇ。前のPAGEで「現代社会」がいいなぁなんて事も書きましたが、あれだけ衝撃の新連載という書き方をされると第二次世界大戦中の中国なんじゃないだろうな?と思ったりします。そうなると海の冒険でもかなりスリリングではありますが………(旅にならないって?)


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