write 2000/10/24
ジャンプ第47号予想
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「週感ジョジョンプ」第264号

PAGE13・ラバーソウルさんより

Hermit Purple attack JUMP 2000 No.47!


 こんばんわ。
 さぁーて、このPAGEでやっと先週分はおわりです。遊んだ分にバッチリ方をツケる、という訳にはいきませんでしたが………トホホ。またもやラバーソウルさんです。ホントーにすみません毎週毎週。今回はウェザー・リポートの能力中心。今後の話も含みつつ………。

投稿者:ラバーソウルさん

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・メギャン!

 さーて、今週の予想と行きたいところだがその前に、WRの使い道について予想してみたぞ。

 今のところ雲と雷が描かれているが、天候というものは非常に複雑であり種類も多いので、すべての現象に対していちいち説明を試みていては、読者に理解されなくなってしまう恐れがある。
 荒木先生も空気抵抗摩擦については、事細かな説明を控えておられるようだ。読者諸君は、自然現象が科学的にどんな仕組みになっているのか知らなくても、作品の中で描かれれば「そういう現象もあるんだな」と、なんとなく納得して読み進むことができるのではあるまいか。もしここに無理やり難しい説明をつけてしまうと、急に難解なイメージを押し付けられたようになり、荒木漫画の持ついろいろな魅力をスムーズに感じ取ること妨げてしまう恐れがあると思う。

 また逆に、何らの説明もせずに強引に話を進めてしまうわけにも行かない。「納得がいかない」という気持ちを読者に持たせてしまっては、これも同様に作品の魅力を損なう恐れがある。そこで、許される範囲での説明を試みたのがジョリーンの解説的なセリフだったのだろう。
 よくは解らないけど空気の層のようなものを・・・・・・という内容の発言は、簡単な説明によって難解なイメージを拭い取る力を発揮しているのだ。アーティストの感性は学問の難解性を克服するものであるべきだ。俺はそう思うぜ。そうしてこそレベルの高い漫画を描けるのだ。(5部で「金属疲労」が出てきた時にはびっくりしたぜ。)

 とにかく、ここでは気象学の説明はなるべく避けて、天候の使い道を発案することに重点を置いてみた。では始まり始まりイイイイイ!

ウェザーリポートの戦術!


その1「太陽」

 曇っている状態ばかりが天候ではない。空が晴れていれば、それも天候だ。
 ならばその晴れ空を支える太陽も天候の一種だと考えることもできる。太陽は高熱ガスなどの活動により、磁気フレアを放出することがあるが、時には大規模なものが放出され、これが地球まで届いてコンピューター計器に誤作動を起こさせることもある。実際、飛行機を墜落させる事故もおきているくらいだ。「ザ・サン」ほどではないかも知れぬが、もし小さな太陽を操作できるのなら、この時期の嵐を起こして、刑務所のコンピューターを狂わせることができるはずだ。脱獄作戦に活かせるかも。

その2「竜巻」

 空気が舌から上へと巻き上げられる竜巻現象は、巨大なものになると建物を根こそぎ破壊したり、車を数キロ先まで吹き飛ばす力を持つ。
 非常に強力だと思うが、もしWRがそれだけの力を持っていたとしても、おそらく刑務所内では破壊が大きすぎて使えまい。使うなら、渦巻きの風力や規模を調節して、敵一人を限定的に吹き飛ばす程度にとどめておくのが理想的だ。これは、WRが「力強さ」や「器用さ」を併せ持つスタンドであることを意味しているが、実際ピアノを弾かせるシーンが出てきたことから見ても、そういった性質を読者に早い段階からアピールする狙いがあったのではあるまいか。
 とにかく敵を吹き飛ばすシーンは当然出てきそうだが、もう一ひねりほしい。そこで考えたのだが、まず敵の周囲に竜巻を発生させる。一瞬「吹き飛ばすのか!?」と思わせておいて、ポケットの中からナイフの束を取り出して竜巻の中にばら撒き、カマイタチのように敵を切り刻むという戦法だ。人呼んで「トルネードカッター」。第3部で登場したテニール船長を思い出してほしい。水中で渦潮を発生させてウロコのカッターで攻撃してきたが、これとおなじことが陸上でも可能なのだ。

その2「ダウンバースト」

 竜巻は、上昇気流(下から上へ吹く風)と下降気流(上から下へ吹く風)がぶつかって空気が渦巻き、これが発達することによって竜巻となる。
 もし、WRが竜巻を発生させられるなら、地面にたたきつけるような強力な下降気流を発生させることも可能になるはずだ。この気流はダウンバースト現象と呼ばれ、一度に沢山の大木をなぎ倒すほどの力を持っている。こいつは強力だ。敵は一瞬で倒れるぞ。技名は「DBアタック」としておこう。

その3「雹(ひょう)」

 雹といえば、サクランボくらいの小粒のものを見た人は大勢いるだろう。あまり攻撃には向かないと思われがちだが・・・・・・。
 しかーし! 時には握りこぶしより大きなものが降ってくる場合もあるのだ。テレビゲームの世界ではよく見かけられる攻撃方法だが、これは現実なのだ。屋根なんかベコンベコンだぞ。頭にあたれば重傷間違いなしだ(一度に100名以上の小学生が負傷した事件もある)。
 しかし、ぶつけるだけでは能が無い。たとえば、階段などで大量の雹を発生させ、足場を埋め尽くす。まるでコロコロ転がるパチンコ玉の大洪水のようになり、敵を下へ滑り落とせるって寸法さ。名づけて「アイス・アイス・ベイビー」。

その4「雨」

 空から降ってくるものは、普通の雨や雪ばかりとは限らない。
 火山が噴火して、舞い上がった火山灰が降ることもあるし、原子爆弾や原子力発電所が爆発して放射能に汚染された灰が降ることもある。第二次大戦やチェルノブイリ事故の話はあまりにも有名だ。こういうときは、黒い雨が降るのだが・・・・・・・「どこまでが天候でどこからが天候でないのか」という境界線が描かれていないので、その辺は判断しかねるが、もしこれを天候だと拡大解釈するのなら、WRにも使える可能性が出てくる。
 たとえ天候ではないとしても、フー・ファイターズを粒状にして竜巻で巻き上げ、雲の中で培養し、土砂降りのように降らせることはできるはずだ。技名は、前置きどおり「ブラックレイン」だ(WRとFFは何かと相性がよい)。

その5「極地」

 北極や南極の天候を発生させられないだろうか。そうすれば、敵は何らの防寒具もつけずに、吹雪まくりの北極点に放り出されたも同然だ。あっという間に凍死してしまうので、敵は降伏するに違いない。

その6「雷」

 雲を操作してピアノが弾けるなら、雷だって器用に操れるはずだ。たとえば罠だ。
 スタンドを使って雷をつかみ取り、ゴム製の箱のなかに詰め込んでおく。敵が知らずに箱を開けたり踏んづけたりすると、漏れ出した雷に襲われるのだ。名づけて「サンダートラップ」(ゴム風船に入れて浮かべておくのもいいかも。シーザーのシャボン玉みたいに)。
 また、アヴドゥルのマジシャンズレッドが、炎をロープのようにして承太郎を縛り付けたレッドバインドという技があった。これと同様のことをWRもできるかもしれない。技名は「エレクトリックスネーク」。ちょっとでも動けば感電死だ。

その7「雪」

 まず、雪をたっぷり降らせる。続いて、FFに体操座りをさせる。さらに、FFを雪の上で転がし、巨大な雪だるまを作る。これをストーンフリーの怪力で敵に投げつけるのだ。雪だるまがあたってクラッとなったところで、中からFFが出てきてとどめをさす。技名「飛んでけオラー!」

その8「水蒸気」

 FFがWRの体を衣服のように覆い尽くす。その周りに水蒸気を漂わせて水分の補給ができるようにしておく。敵がWRの体に触れようとすると、逆にFFがダメージを与える。いわば、イエローテンパランスのような「攻撃する鎧」になれるのだ。
 ジョリーンがFFを着てもよかろう。ジョリーンを守れるのだからFFは喜ぶかもしれん。でもジョリーンにはちょっと・・・(なんかいやだ)。

その9「飛行機雲」

 飛行機雲も天候の一種だと考えるのなら、これを使って空中にメッセージを残せるかもしれない。
 声が小さかったり射程距離が短かったりしても、遠くまで自分の意志を伝えられるのだ。「ジョリーン、そこへは行くな」とか「気をつけろ、そいつは敵だ」とか、もしかすると「CON$は玉突きに行ってて今日は更新できない」とか「飲みに行ってて帰りが遅いので修羅場になるぞ」とか(笑)。技名は「クラウディーボイス」。

その10「凍結」

 FFの足の部分だけを凍らせておけば、乾いた土の上でも持ちこたえられるかも。技名「長靴を履いたFF」(これもいやだ)。
 刑務所内で炎を出すと警報が鳴ってしまうが、そのセンサーを氷でふさいでしまえば、感知されずに済むかも知れぬ。

その11「風」

 ストーンフリーの糸でハングライダーを編み、屋上から飛ぶ。同時にWRが風向きを操作して正確に移動する。昼間は看守に発見されやすいので、夜に決行すれば遠くまで逃亡できるかも。


 というわけで、次週の予想に行くぜ!(時間が無いぜ!考えたら切りがねーぜ!)

 無重力にしてジョリーンとWRの動きを封じ、自分の腕を回転させてスクリューのように使いこなし、その推進力で前進し、閉まりかけたドアから脱出しようとする。
 しかしWRが、冷やして圧縮した空気を暖めて急激に膨張させ、浮いていたネジをJJFにとばす。ネジは金属なので、そこに雷を落としてJJFを巻き込み、脱出を阻む。
 ドアが閉まり看守がやってくるが、JJFは更なる能力の拡大を見せ、反重力によってジョリーン達を天井に縛り付ける。ジョリーンは糸でディスクを奪おうとするが、スタンドですら縛り付けられてしまう。看守は天井には気づかずに、ドアをあけて立ち去ってしまう。ジョリーンが声を出して気づかせようとするが、重力が強すぎて息ができない(吸い込めない)ため、だれも気がつかずに立ち去ってしまう。「そのまま窒息死しな」と言い残して逃げようとするJJFの前にエンポリオが立ちふさがる。

 ここでTO BE CONTINUED。

 天候ってふだん人間の思い通りにならない分、なったら便利便利。雹や竜巻や雷っていうのは登場時から言われていましたけど、これだけバリエーションがあればいろいろできますねぇ。個人的に見てみたいのは「雪」かなぁ。フー・ファイターズが体操座りするだけでも見ものじゃあないですか。早いところウェザー・リポートをみんなに紹介しておくべきですね。


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